「クレアールのテキスト一本でやりつくしました」

(43歳、男性)

【職業】会社員
【受験回数】再開後2回目で合格、5年程度のブランクあり
【コース名】2.5年5科目合格セーフティコース                                          

目次

最初に

まず合格発表を受けて、嬉しい気持ちと同じぐらい安堵した気持ちがあるのが本音です。

今回の試験は例年と比較して問題が簡単だったこともあり、試験が終わった瞬間は今回こそは合格しただろう、と確信めいたものがありました。しかし時間が経つに連れ、問題が簡単だった分、より精度の高い回答が必要になるのでは、という話も聞き、不安のほうが大きくなりました。9月からの学習も財務諸表論が合格していることを前提に組み替えていたため、これで落ちていたら勉強を再開することはできないのでは?と不安な気持ちでいっぱいでした。そのため、ホームページ上で自分の番号を見たときは、本当に間違いないのか、大げさでなく10回ほど見直しました。間違いなく自分の番号だと確信できた時は本当にうれしかったです。

財務諸表論の勉強は2024年の1月から開始しました。正確には、これより5年ほど前も勉強をしていたのですが、しばらく中断をしていました。子供が小学生になり少し落ち着いたことから勉強を再開することとしました。

2024年のテストは実力不足に加え、見慣れない問題に戸惑い、不要に時間をかけるなどテストとして失敗しており、非常に悔しい思いをしました。このため、2024年は試験が終わった後すぐに財務諸表論の勉強を再開しました。

合格発表時は予期していたこととはいえ、実際に不合格が判明した時のショックはとても大きなもので、二度とこのような思いをしたくないと強く心に思いました。

学習方法

勉強時間

勉強時間について消費税法も同時に進めていたこともあり、以下の通りで進めようと計画を立てていました。

まず平日は、朝食前に30分~1時間、移動時間と昼休みを合わせて30分、帰宅後30分~1時間、という配分で行っていましたが、実際には仕事に疲れたり、ほかのことをしてしまったりと、計画通りにはなかなか進みませんでした。休日は4~6時間という気持ちではありましたが、実際にはなかなかうまくいかないものでした。

実際の勉強時間は2025年の3月までは1か月あたり60時間程度で、4月以降は1か月当たり90時間程度の勉強時間でした。

4月から改めて何としても合格する、という気持ちを強くし、10分でも5分でも、とにかく空いている時間があれば勉強に充てよう、という気持ちで日々の生活を送るようにし、実際に少しでも空いている時間があれば勉強に充てられるようにしました。例えば、理論問題のコピーを1,2枚内ポケットに入れておく、などです。小さいとはいえ理論問題集はどこでも持ち運べるものではないですが、コピーしたもの1,2枚程度であれば折りたたんでどこにでもしまうことができますし、隙間時間にすぐ取り出して確認することができます。実施するうえで1フレーズだけ覚えればいい、とりあえず1分だけやってみようか、と成功のハードルを下げることで、取り組む際に必要以上に心のエネルギーを使うことなく、進められるため結果として勉強時間を増やすことになり、成果も出ました。

勉強方法

また、今年度の勉強方法として昨年度までやっていなかったことを1つ取り入れました。それは自分の間違えた個所をノートに記録して、後で見返すというものでした。間違えた問題全部ではないにしても、総合問題を解いた際に間違えた個所を記録することで、短時間にピンポイントで自分に必要なことを見返すことができ、また、苦手で何度も間違えることは何度もノートに書くことになり、見返すときに何度も読むことになるため、非常に有用だと思いました。ノートもどこにでも持ち運べるように、小さなA6のノートを使いました。試験終了時点でA6のノートも半分も埋まっていませんでしたが、その程度でも十分な内容が記載できたかと思います。

直前期の学習

また、4月以降は応用答練、直前答練をひたすら解きなおしました。計算問題を解く時間がない時は、理論問題だけを行い、計算問題も80分の時間をまとめて取ることは、簡単ではなかったため、朝30分、夜50分と分かれてもいいから、とにかくやる、ということで進めていきました。それと合わせて、教科書を何度も読み返しました。1回5分でもいいので隙間時間に何度も読むようにすることで、あいまいな部分が少しでもはっきりとした知識になることが実感されました。最後のほうは答えを覚えてしまっている個所もあり、市販の問題集などで新しい問題を解いたほうがいいのでは、と思う時もありましたが、結果的にはクレアールのテキスト一本でやりつくしました。あれこれ手を出す必要なく、使い慣れたものの理解を深めることこそが合格につながると信じることにしました。

最後に

最終的な学習時間は2025年度で362時間でした。ただ、その前の2024年度では466時間の勉強を行っていたことが前提になることをご承知おきいただければと思います。

合格までサポートいただき本当にありがとうございました。

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