「仕事・育児をこなしつつの簿財ダブル合格」

(37歳、男性)

【合格科目】簿記論(1)、財務諸表論(1)
【受講コース】科目別合格・2年セーフティコース 簿財アドバンス Web通信
【職業】会社員
【1日の平均学習時間】平日1~2時間、休日2時間
【試験までの総学習時間】600時間
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

私は令和7年度税理士試験 簿記論・財務諸表論を初回受験にて、同時合格できました。
自己採点の結果は、各予備校の合格確実点を上回っていたため、ある程度安心して合格発表までの日々を過ごせました。

税理士試験の受験動機

今後数十年働いていくにあたり確固たる専門性の証明をしたいと考えたこと、また将来的な独立も視野に入れ税理士試験の受験を決意しました。

クレアールを選んだ理由

仕事、育児があり、受験専念や学生の方に比べて学習にまとまった時間を取ることができないため、効率的なカリキュラムでの合格を目指すクレアールに惹かれました。大半の受験者が正答できる問題を確実に正答しておけば本試験では十分太刀打ち可能であると考え、些末な点には拘らない方針を取ろうと考えました。

また、受講料が良心的な点もとても魅力的でした。

私の学習方法

・学習時間

1日の平均学習時間は1年間をならすと、平日1~2時間、休日2時間程度でした。総学習時間は恐らく600時間程度かと思います。

休日は子供たちの面倒を見る必要があり、子供たちが寝るまで基本的に学習に時間を取れませんでした (隙を見てテキストを読む程度) 。子供たちが寝た後問題演習に取り組んでいても夜泣きで中断されることが多々ありました。簿財受験生によるSNSでの勉強時間報告 (特に1日で10時間超勉強したというような投稿) に恐怖することが多かったですが、他人と比べても仕方がないので置かれた状況下で自分にできることを精一杯こなそうという思いで勉強に取り組んでおりました。

・学習において重要なこと

あくまで重視すべきはアウトプット (できない自分と向き合うこと) であると思います。時間の制約がある場合は、講義の視聴よりも問題集、解法マスターや答練に取り組むことを優先するくらいでもよいと考えております。ただし、河野上先生が教えてくださる問題の解き方 (特に退職給付や貸倒引当金) については確実に視聴し、マスターした方がよろしいかと思います。

・簿記論

基本的なレベルの問題を確実におさえ、難関論点や解くのに時間のかかる論点には手を付けないことを心掛けました。仕事や育児により学習時間の制約がある方は、苦手としている人が多く解けなくてもあまり大きな差は開かないのではないかと思われる項目の学習を後回しにする (本試験でも解くのを後回しにする) 等の工夫も必要になるかと思います。

・財務諸表論

河野上先生が計算で稼ぐことの重要性を何度も語られておりましたが、まさにその通りかと思います。私は令和7年度の計算では9割程度は取れていたのではないかと思いますので、合格発表まで安心して過ごせました。答練や市販の問題集においても計算は9割を取ることを意識して日々の問題演習に取り組んでおりました。

また、理論問題集はコンパクトでしたので持ち運びやすく重宝しておりました。直前期は通勤のための電車の中では理論問題集や総まとめこれだけ集を読む、徒歩移動時は理論の音声教材を聞くことで可能な限り長く理論に触れ続けることを心掛けました。

通信講座

私は仕事、育児があり、教室受講は現実的ではない状況 (教室受講したら妻に一生頭が上がらなくなる可能性がある状況) でしたので、通学のための時間を要さず、自分のペースで学習が進められる通信講座一択の状況でした。特にクレアールの講義は、動画が分割されているため細切れの時間で勉強できることが大変ありがたかったです。

講師

河野上先生の講義はとても分かりやすく、実務の話もたくさん織り込んでいただいたので、授業で退屈することはありませんでした。また、答練で打ちひしがれても、河野上先生の解説を聞くと不思議とまた頑張ろうと思えました。

最後に

ネットの投稿等では令和7年度税理士試験において簿記論第3問に狼狽した方が多く、財務諸表論は全般として解きやすかったと感じた方が多いようであり、皆感じることは同じなのだなと思いました。私が受験した会場では、近くで受けていた方が財務諸表論の試験が終わった瞬間に「よしっ」と口ずさんでおり、これは少しケアレスミスしただけで致命傷になるのではないかと少し恐怖を覚えました。

私は簿記論で第3問から解こうとしたため普段と違う形式に困惑しましたが、一旦減価償却費等確実に正答できそうなところを埋めた後、第1問第2問に移り、落ち着きを取り戻した後第3問でまた得点を積み上げられたため、本試験での立ち回りが非常に重要であると思いました。元々は、第3問で稼ぐ戦略だったものの予想外に空欄が多くなりましたが、第1問に大きく救われる形になりました。

仕事や育児等で学習に想定よりも時間を取れなかった場合でも、本番での立ち回りにより合格を勝ち取れることがあると思いますので、まずは受験を申し込む、当日受験会場に足を運ぶことが大切であると思います。

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