K.T(31歳 男性)
【合格科目】財務諸表論(2)、消費税法(1)
【受講コース】 1.5年3科目トライアル合格【簿記2級】C Web通信
【職業】会社員
【1週間の平均学習時間】週25時間
【試験までの総学習時間】財務諸表論 約750時間、消費税法 約600時間
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
はじめに
昨年令和6年の試験で「簿記論」に合格、今年令和7年の試験で「財務諸表論」「消費税法」の2科目に合格することができました。
クレアールを選んだ理由
税理士試験合格を目指すにあたってクレアールを選んだ理由は、日商簿記3級・2級をクレアールの講座で学習した経験があり、いずれも1回の受験で合格を勝ち取ることができたためでした。
昨年は初学かつ半年という学習期間で簿記論に合格することができ、財務諸表論も一定程度の水準まで実力を高められたという感覚から、今年も信頼をもって引き続き簿財アドバンス、消費税法を受講しました。
日商簿記であっても、税理士試験の各科目であっても、通信講座で自分の都合の良いタイミングで講義を受講することができ、講義自体もおおむね30分単位であるので、働きながら学習をする私のような環境の人には適したスタイルになっていると思います。
私の学習方法
学習時間
令和7年の試験に向けては、財務諸表論約750時間、消費税法約600時間の合計約1300時間の学習時間を確保することができました。期間としては8月の本試験直後から丸1年になります。
今年も事前の計画としては毎月100時間、これを週単位にして週25時間を目標として取り組みました。仕事があり、生まれたての子供がいる状況で現実的に確保できる範囲内の時間となりますが、目安となる合格までの標準的な学習時間には十分到達する設定です。2回目の受験となる財務諸表論は必ず合格したいとの思いから、学習の比重としては財務諸表論に寄ってしまいました。
学習方法
【財務諸表論】
2回目の受験となる財務諸表論の学習は、一通り講義は受講している状態でしたので、8月からひたすら答練を反復することがメインになりました。机に向かえるときは答練、電車などでは理論問題集を反復するという学習スタイルでした。
それらに加えて、2周目となる講義の受講によって、理解しきれていないスキマの部分が補われたり、前年は学習期間の短さからやむなく「捨て」としたテーマについて復習したりすることができ、財務諸表論という科目の総合的な完成度を高めてくれました。
【消費税法】
経理部で働いているため、業務の中で特に触れる頻度が高い消費税法を税法科目の1科目目として選択しました。簿財アドバンスに続いて、河野上先生の講義となります。税法科目は暗記する量や受験生の質が簿財とは違う、ということはよく聞きますが、馴染みのある先生の講義ということが税法科目の敷居を少しだけ下げてくれたと思います。
具体的な学習方法は、初めての税法科目ということもあり手探りでしたが、最初のうちはまずはスケジュール通りに講義を視聴し、学習した部分の理論問題集をとにかく読むというものでした。
振り返り
無事に2科目合格はできましたが、その取り組みに関しては反省のほうが多く残っています。特に消費税法に関してです。
なぜ先生の言うことをもっと真剣に受け止めて、行動に反映させなかったのか、ということが一番です。
具体的にいうと、「理論は基礎期からコツコツ取り組んでいくこと」、「答練の提出にこだわること」です。両方とも、それを疑っていたわけではありませんし、まったく実践しなかったわけではありません。ただ、直前期・本試験を終えて、振り返るともっと徹底してできたし、そうしていればより合格の可能性を高められたのではないかと感じました。
「理論は基礎期からコツコツ取り組んでいくこと」については、消費税法は実務でも日常的に触れるものなので、基礎期の最初のうちはなんとなく理解したような気になっており、暗記問題集の程度も甘かったと思います。応用期、直前期になって答練を解くようになると、いかに基礎期の内容が重要なのかを痛感するようになりました。最も重要なのは基礎期であること、これも講義の中で先生は仰っていたと記憶しています。
「答練の提出にこだわること」、これも学習を継続するうえで重要なことであるとのことでした。結果的には、ほとんどの答練を提出しましたが、スケジュール的には大幅に遅れての提出になりました。2年目である程度形になっている財務諸表論との並行学習であったので、疲れが溜まってきたりすると、財務諸表論に逃げるような形でその日の学習科目を決めることもありました。
初学で総合問題となると、なかなか思うようにアウトプットできず、答練を解答するのも億劫になってしまいます。分からなくても、何も書けなくても、答練に向かって、何回も解答して何とか形にして、「答練を提出」する。その重要性に学習が一通り終わったあとに気づかされました。
それでも結果としては、先生がそのように学習の指針を示してくれたことで、程度は甘くても基礎期から理論の暗記に取り組み、計画からは遅れながらでも答練を提出し、1年間学習を継続することができました。その言葉がなければ、もっと基礎期をなんとなく過ごし、直前期には心が折れてドロップアウトしていただろうと思います。
さいごに
合格率10%を切る令和6年度の財務諸表論、30%を超える令和7年度の財務諸表論を含め2年で3科目4つの試験を受けて感じたことは、クレアールの非常識合格法で十分に合格レベルまで到達することができるということです。
令和7年度はまったく知らない問題を解くことや、改正論点に対する温度感を知るという意味も含め、他校の公開模試も受験しました。財務諸表論については1.5年という期間学習していることもあり、知らない問題であっても一定の点数を取ることができ、十分に汎用的な実力が伸びていることを感じられました。(また、令和7年度財務諸表論本試験はクレアールの応用答練や直前答練で同じ問題が出ていたのでは?と感じるような問題が多くありました。)
消費税法は最後の答練までひどい出来でしたが、そこから本試験までの約1か月間、答練で出題された内容についてもそうですが、特に解答の作り方を再度確認・習得することを意識して取り組みました。本試験の模範解答や採点基準は明らかではありませんが、クレアールで習得した理論の解答の作り方でなんとか合格点まで乗せられたと思っています。
学習範囲をむやみに広げたり、課題を多く課し負担を大きくしたりすることなく、オーバースペックにならないという点は、それぞれ様々な状況にある社会人受験生にとって、クレアールを選択する意味になり得ると思います。
来年度は法人税法。
税法科目の大物を1年でなんとか突破し、また合格体験記を書けるように頑張りたいと思います。
