「仕事/家事/育児などとの両立」A.Ⅿさん

A.Ⅿさん(31歳、女性)

【合格科目】 財務諸表論(2)
【受講コース】 2026年合格目標講座 5年5科目合格セーフティコース WEB通信
【職業】 税理士補助 
【1日の平均学習時間】 8~12月:2日1回、1時間程
 1~3月:仕事が繁忙期のためほぼ0時間 3月後半~8月:1日平均5時間 
【試験までの総学習時間】600時間(二年目のみ) 
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

私は、令和7年度(第75回)税理士試験の財務諸表論を受験し、合格しました。
その過程について、執筆いたします。

学習方法

簿記論に合格した翌年、財務諸表論を受験しました。(令和6年度第74回) 簿記論がクレアールのみの学習で1発合格したのもあり、「税理士試験って意外とこんなものか~!」と甘く見すぎていたため、初めての理論学習をどんどんあと回しにしてしまいました。クレアールで届いた答練の問題で出題された理論は確実に覚えましたが、それ以外には、能動的にテキストを使って理論暗記をせず、直前期は予想問題で出題された理論のみを覚えて試験に臨みました。実力不足と、その年の合格率一桁代の厳しい試験内容で、理論はほぼほぼ解けませんでした。このような学習方法ではだめだと思い、理論暗記の勉強方法を変えることを決意しました。

財務諸表論2年目もクレアールは受講していたので、定期的にテストを受け、それに加えて直前期から他の予備校の通学クラスを受講しました。2つ講義を受講するのは大変だったので、他校がメイン、クレアールサブとしてまわしていました。直前期、毎週模試を受けていた時期は、クレアールの答練をスケジュール通りにこなすことによって、どんな問題にも対処できる力がつきました。

試験前のヤマ当て講義で予想された理論は、クレアール予想をすべて暗記して試験に臨みました。クレアールの予想が出題されていたので、大変でしたが確実に合格への実力をつけられた勉強方法だったと思います。

仕事/家事/育児などとの両立

税理士事務所で税理士補助として働きながら、幼児2人を育てています。これまでも家族の協力があったので、2科目目の財務諸表論の受験・合格に進められたと思っています。

仕事の繁忙期の3月中旬まではほとんど勉強をすることができませんでした。しかし、繁忙期が終わり、4~8月までは必ず試験勉強を優先すると決めていたので、働き方を変えました。ありがたいことに業務量を調節することができ、また業務をこなしていれば働く時間や場所は自由にすることができたので、勉強は日中(9時から2時の5時間)でできるだけ終わらせるようにしていました。

1日の残った時間を勉強にあてるという形をとっていると日々勉強時間が仕事や育児に左右されてしまいます。それでは残された期間で合格まで辿りつくことは厳しいとわかっていたので、1日のうち先に勉強を5時間終わらせて、残り時間で家事、育児。子どもたちが寝てから(寝かしつけをしているそばで)仕事にとりかかるよう徹底していました。そうすることで、勉強ができていない焦りや不安は確実に減っていき、日々時間をコントロールして勉強時間を確保できているという達成感が自信につながっていったと思っています。

だからといってすべての両立ができたとは思っていません。仕事も試験前の数か月だから柔軟に対応してもらえただけで、1年を通してその働き方はできませんし、勉強時間がなければ、もっと子どもたちに凝った料理を作ってあげたり、寝かしつけのときに一緒にお布団に入ってあげたりできたのになぁ……。なんて日々思っています。でもやると決めたからには中途半端な気持ちでは合格できない、と1度不合格を経て痛感したので、いろんな人たちの協力のおかげで得ることができた勉強時間は、少しも無駄にせずしっかり勉強にあてる、その意識で日々頑張っています。

その他、合格までのエピソード

試験直前まで絶対受かる!という意気込みで勉強を続けていましたが、試験が近づくにつれ、同時にまた落ちてしまったらどうしよう……という不安にも直面しました。その不安のおかげで、間違えた問題は二度と間違えないように復習したり、勉強しない日を作らないようになったり、不安を解消するためにさらにもう一段階踏み込んだ勉強ができたと思います。

しかし、試験日は本当に緊張しました。税理士試験の受験自体は3回目でしたが、1回目は絶対落ちると思って練習の気持ちで受けたのでそこまで緊張せず、2回目は1回目が案外さらっと合格できたので変に余裕がありあまり緊張しませんでしたが、今回は、1度不合格を経験したせいで、もう二度と落とせないというプレッシャーで緊張がすごかったです。

直前の答練の精度も悪くはなかったので、受ければ合格するだろうというところまで実力はつけて挑んだつもりでしたが、それ以上のプレッシャーによる緊張感のせいで、自分自身の力を信用しきれず当日は泣きながら会場へと向かいました……。(笑)

そんな中試験に挑み、手が震えて字は書けず、最初の文章は焦って何度も同じ行を読んでしまい理解に時間がかかりました。そんな時に、これまで応援してくれた人たちのことを思い出し、しっかりしろ!自分!と奮い立たせ、目をつむって深呼吸をしました。そして、さぁやるぞ!と気持ちを切り替えることができました。

そこからは、落ち着いて普段通りの力を発揮することができたと思います。そのおかげで自己採点ではかならず合格しているだろうと自信をもって結果を待てるほど、今までの勉強の成果を発揮することができたと思います。

こんな私でも合格まで走り抜くことができました。この私の経験が、だれかの励みになると幸いです。

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