「自営業と育児、コロナ禍の逆風を乗り越えて」K.Wさん

K.Wさん(41歳 男性)

【合格科目】 財務諸表論(3)
【受講コース】2025年合格目標講座 新・簿財アドバンス 中級コース
【職業】 自営業 
【1日の平均学習時間】 平均すれば1.5h
【試験までの総学習時間】1,000時間程度(日商簿記3級から)
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

​はじめに

​この度、税理士試験の必須科目の一つである「財務諸表論」に合格することができました。合格の通知を手にした瞬間、これまでの苦労が報われたという安堵感とともに、支えてくれた家族やクレアールの講師陣への感謝の気持ちが溢れてきました。自営業を営み、小さな子供を持つ親として、限られた時間の中でいかに効率よく学習を進めるか。その試行錯誤のプロセスが、今回の結果に繋がったのだと確信しています。

​税理士試験の受験動機

​私が税理士試験という大きな目標を掲げたのは、社会全体が大きな変革を迫られた時期のことでした。もともと個人で事業を営んでおりましたが、ちょうど所帯を持ち、人生の新たなスタートを切ったタイミングで新型コロナウイルスのパンデミックに直面しました。

自営業という立場上、社会情勢の激変は死活問題です。将来への見通しが立ちにくい状況下で、「一生モノの専門知識を身につけ、より強固な地盤を築きたい」という思いが日に日に強くなっていきました。

そんな折、実家に立ち寄った際、たまたま弟が使い古した簿記3級のテキストが目に留まりました。何気なくページをめくってみると、これまで感覚的に行っていた自営業の経理が論理的な体系で説明されていることに興味を惹かれ、独学で学習を開始しました。

学び始めると会計の奥深さに魅了され、日商簿記3級を皮切りに、2級、さらには全経簿記能力検定上級と、一歩ずつ着実にステップアップしていきました。これらの資格取得を通じて得た手応えが、「税理士試験に挑戦したい」という情熱へと昇華し、財務諸表論への挑戦に繋がったのです。

​クレアールを選んだ理由

​税理士試験に挑戦するにあたり、最も重視したのは「仕事と家庭の両立が物理的に可能か」という点でした。通学スタイルの予備校は、移動時間や講義時間の固定がネックとなり、加えてコロナ禍パンデミック真っ只中といったことも踏まえて、私のライフスタイルには適しませんでした。

そこでWebで完結する通信講座をいくつか比較したところ、クレアールのシステムが最も合理的だと感じました。特に、デバイスを選ばず隙間時間に視聴できる講義形態と、最短ルートでの合格を目指すカリキュラムの構成が 自営業者にとって非常にスマートな選択肢に映りました。過度な網羅性よりも、当時の私の状況に合致していたことが選定の決め手です。

​私の学習方法

​財務諸表論という科目は、正確な計算能力に加え、会計基準の深い理解を問われる「理論」の壁があります。特に私は、久しぶりの本格的な勉強ということもあり、若い頃に比べて目に見えて衰えた記憶力をいかにカバーするかが最大の課題でした。

​勉強スペースの確保と集中力の維持

​学習を始めた当初、まず直面したのは「どこで勉強するか」という問題でした。自宅には生まれたばかりの子供がおり、仕事の合間に家で集中するのは至難の業です。当初は気分転換を兼ねてカフェを渡り歩いていましたが、周囲の話し声や混雑状況に左右され、深い集中状態に入るには限界がありました。

そこで思い切ってレンタル自習室を契約することにしました。自分専用のデスクを確保したことで、「ここに来たら勉強以外はしない」という強制力が働き、短時間でも濃密な学習時間を確保できるようになりました。自営業という仕事柄、仕事とプライベートの境界線が曖昧になりがちですが、この「場所の切り替え」が精神的な安定にも寄与しました。

「ボイスメモ」による復習があっていた

​場所の確保と並行して確立したのが、「ボイスメモ復習法」です。問題集や答練(特に応用答練)、模試の解きなおし、反復学習をすることは前提としてお読みください。

私は、当初は単語カードを活用していましたが、カードをめくって勉強することは電車などの移動中にはスペースの関係もあって難しい場合が多い。そこで、重要論点や答練での反省点を自分の声で録音し、それを繰り返し聴くスタイルに変更しました。

自分の声でアウトプットし、それを耳からインプットするサイクルは脳を強く刺激しました。自習室に行けない移動中や家事の最中でも、片耳イヤホンで講義内容や理論を復習しました。この「耳からの学習」があったからこそ、机に向かえない時間さえもすべて合格への糧に変えることができたのだと思います。

​合格までのエピソード

​合格までの道は、決して順風満帆ではありませんでした。コロナ禍が落ち着くにつれて本業が忙しくなり、育児とのバランスに心身ともに限界を感じることもありました。しかし、これまで積み上げてきた簿記2級や全経上級の知識の土台、そしてクレアールで培った効率的な解法が、苦しい時期の私を支えてくれました。

今回の受験タイミングでは、積み重ねてきた学習がちょうどピークに達し、仕事や家庭の環境とも上手く折り合いをつけながら、非常に良い流れで試験に臨むことができました。

​さいごに

​最後になりますが、飽きさせない情熱的な講義を提供してくださった河野上先生、そして手厚いサポートをしていただいたクレアールの皆様に深く感謝いたします。

財務諸表論に合格できたことは大きな一歩ですが、まだやっとスタート地点に立ったに過ぎません。この勢いを止めず、引き続き前向きな姿勢を維持して、残りの科目合格を目指し精進していきたいと思います。

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