K.Tさん(30歳 男性)
【合格科目】 簿記論(3)
【受講コース】2024・2025年合格目標講座 科目別合格・2年セーフティコース 簿財アドバンス
【職業】税理士事務所職員
【1日の平均学習時間】 平日1時間、土曜2時間
【試験までの総学習時間】 1年間で400時間
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
はじめに
この度の税理士試験で、簿記論の合格をつかみ取ることが出来ました。
私にとって、3度目の挑戦で合格することが出来ました。
まだあと4科目合格しなければ税理士にはなれませんが、やっとひとつ、合格することが出来、とても嬉しく、今後の学習に弾みがつきそうで、今とても前向きな気持ちでおります。
受験の動機
私は現在、税理士事務所で監査担当者として勤めております。令和元年12月1日に入社をしましたので、今年の11月30日を以て丸6年の勤続になります。私は現在勤めている事務所に入社する以前、信用組合で渉外係として働いておりました。
私が大学4年生で就職活動をしていたころの、地域の会社の役に立ちたいという想いひとつに、その信用組合を大学卒業後初めての勤め先に選択しました。しかし、実際に入社してみると、預金や保険、年金の入金口座の獲得などのノルマに追われる日々が続き、就活生時代に描いてきた想いはなかなか叶えられず、なぜ私がこんな仕事をしているんだと、終いには半ば呆然とした気持ちになったことを覚えています。
現在勤めている税理士事務所に入社してからは、顧問先に近い環境で経営の手助けができている感覚が大きく、仕事がとても楽しくなりました。また、私が就活生時代に描いてきた、地域の会社の役に立ちたいという想いを叶えることも出来たのです。
税理士の資格を取得することが出来れば、顧問先の私に対する信頼度が増すことはもちろん、試験に合格する過程で築きあげた学習による知識と実務経験により、顧問先に更に有益な助言をすることが出来るのではないか、と考え、税理士試験合格を新たな目標としました。
合格までの経緯
今回の試験が3度目の受験となりました。1度目は令和5年でしたが、この時期は結婚を機にせわしなく過ごしており、あまり学習の時間をとることが出来ず、いわば受験するだけ、という形になりました。しかしこのときは57点ほど点数を取ることが出来ました。
ビギナーズラック、というものでしょうか。「あとちょっとだったのに!」という思いで1年間精いっぱい学習をして、翌年2度目の試験に臨みました。しかし結果は40点台、と、期待を裏切られるものでした。少し気持ちが切れかけましたが「ここで折れてはいけない」と強い想いを持ち、学習を継続させました。
主に解法マスターを始めとする答案練習の解き直しを繰り返し行いましたが、その中にも、定着していないどころか、初めて見るような問題や解法もあり、「まだまだ点数を伸ばせる余地があるな」と考え、定着させるべく解き直しを続けました。
解き直し1周目で間違えた問題を、解き直し2周目で上手く解くことが出来た時は、成長を感じ嬉しかったです。この喜びが、また次に間違えた問題に出会った時の気持ちの支えになり、「問題を解く→間違う→復習→解き直す→正解する」のサイクルを作ることができ、成長に繋げられたと考えています。
学習の仕方
私は、平日仕事がある日は毎朝6時頃起床し、約1時間机に向かって学習してから、仕事に向かっています。仕事から帰ってからは疲れてなかなかやる気が起きにくい為、朝のすっきりした頭で学習することに決めました。
土曜日は丸々2時間を用意し、応用答練等、2時間答練を解く時間に充てています。日曜日は、ゆっくり休む日、としています。気が向いた時には、机に向かっています。1年間の総学習時間は、400時間ほどです。
クレアールの簿記論講師、河野上先生の「帰宅してから何をやるか考えながら、外出先から帰宅しなさい」というアドバイスがとても頭に残っています。私にとってこの言葉は、「明日の朝何をやるか考えながら、布団に入りなさい」に変換されるのですが、このように学習する姿をイメージすることはとても大事なことだと思っています。
こうすることにより、帰宅してから机に向かってすぐ、学習をスタートすることが出来ます。逆にこのイメージがないと、机に向かってから、「さて、今日は何をしようか」と考えるところから始まる為、時間のロスが生まれます。私もこのイメージトレーニングを取り入れました。今では日々、ふと何も考えることがなくなったとき、「明日は答案練習を解こう」とか、「今日は答案練習の解説を視聴しよう」といったことを頭に思い浮かべることが出来ています。
学習する姿だけでなく、「税理士になったらこんなことをしたい」という将来のビジョンをイメージすることも、学習の励みになると思っています。
私は税理士になったらまずは、「顧問先からさらに信頼していただきたい、さらに頼りにされる人間になりたい」という想いがあります。次に、「私の地元に現在勤めている事務所の支店を出したい」という壮大な夢があります。最後に、「家族がもっと豊かに暮らせるよう、たくさんお給料を頂きたい」という想いです。
このような姿を漠然とでもイメージすることが出来れば、さらにひとつひとつの姿を具体的にイメージすることが出来ます。もちろん、まずは目の前の税理士試験を合格することが第一目標であり、最優先に考えなければならないことではありますが、少し学習に疲れたら、税理士になった後の姿をイメージして、学習の励みにすることも出来るのではないかと思います。
最後に
最後になりましたが、皆さんの目の前の税理士試験合格を祈念し、また私も来年の科目合格を目指すことを改めて確認し、合格体験記としたいと思います。

