Y.Kさん(40歳 男性)
【合格科目】 財務諸表論(3)
【受講コース】 2025年合格目標講座 新・簿財アドバンス 学習経験者対象レギュラーコース
【職業】会社員
【1日の平均学習時間】 2〜3時間
【試験までの総学習時間】2,000時間(3回の受験で)
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
はじめに
今年3回目の挑戦で財務諸表論に合格することができました。
受験の動機
私の仕事は数年に一度転居を伴う転勤があります。私自身は転勤することに対してネガティブな感情は持っていませんでしたが、子どもが小学校に入学したことで考えは変わりました。
毎日小学校であった出来事や、友達の話を楽しそうにする子どもの姿を見て、転勤で転校となり、子どもが築き上げた世界を奪いたくない。毎年転勤になるのではないかと不安な日々を過ごすよりも、一度しかない人生、自分にとっても、家族にとっても一番良い選択肢は他にあるのではないかと考えるようになりました。
大学で会計の勉強をしていたことや、現在の仕事で税理士と接する機会があったことで、主体的に仕事をすることができる税理士という職業に魅力を感じ目指すことにしました。
クレアールを選んだ理由
クレアールを選んだ理由は、妻がクレアールの行政書士の講座を受講しており、勧められたからです。早速資料請求し、無料の講義を視聴しました。
河野上先生の講義はとても分かりやすいだけでなく、ときには厳しいこともハッキリ言ってくださるので、この先生について行けば間違いないと考え、すぐに講座の申し込みをしました。
また、地方に住んでいる私にとって、疑問や悩みを相談できるサポートがしっかりしていたことも大きな魅力でした。
実際に私も『Zoom』を使って今後の勉強の進め方を相談したり、計算の解くスピードがなかなか上がらなくて悩んでいたときに、メールで相談したりしたのですが、とても親身になって相談に乗っていただき、安心して勉強を進めることができました。
合格までのエピソード
私は税理士試験の受験生、妻は行政書士試験の受験生と、家庭内に2人の受験生がいる中で、いかに勉強時間を確保できるかが問題でした。子どもが寝た後、テーブルに2人で向かい合いながら毎日勉強していました。
妻の試験の直前期には、毎週末子どもを連れて、いろいろなイベントに出かけたり、買い物に出かけたりして、妻が勉強できるように時間を作りました。もちろんその間自分の勉強はできなくなってしまいますが、同じ受験生として直前期に最後の追い込みをしたい気持ちは痛いほどよく分かるので、妻の勉強時間の確保を第一に考えました。
今思えば自分にとっても、勉強中心の生活になりがちな受験生生活の中で、子どもとしっかり向き合える貴重な時間を過ごせて良かったと思います。逆に私の試験の直前期には、妻が全力で私の勉強時間の確保をしてくれました。
勉強の方法
理論の学習方法
理論はスキマ時間を活用しました。私は片道1時間車で通勤しています。電車通勤の場合と違って、何かを見ながら勉強することはできませんので、講義や答練の解説、理論集の音声をひたすら聞き流していました。
また、出勤後の始業までのちょっとした時間や、昼休みの時間には、スマートフォンを使って答練で間違った問題を見返したり、CROSS STUDYを使ったりして、勉強をしていました。職場では、勉強していることを誰にも言っておらず、職場でテキストなどを開くことに抵抗があったため、スマートフォンで勉強できるこの方法は自分にはとても合っていました。ただ、同僚からは、『この人はずっとスマホを見ている人だな』と思われていたと思います……。
理論の学習はできるだけヤマを張らないことが重要だと思います。試験直前の『ヤマ当て講義』で各理論の重要度をランク付けしてもらえます。たとえ時間がない場合でも、重要度が高いところだけを全力で暗記するのではなく、重要度が高いところは毎回復習する、重要度が低いところは3回に1回は復習するなど、強弱をつけて復習することが大事だと思います。
ヤマをすべて当てることは不可能です。幅広く強弱をつけて復習することが、結果として合格への一番の近道だと思います。
計算の学習方法
私は計算を解くスピードが遅く最後まで苦労しました。普段から解くスピードを意識して問題を解くことが必要だと思います。諦めなければ、いつか必ず解けるようになる日が来ます。
私は税効果会計の計算がどうしても苦手で、解説を読めば分かったような気になるのですが、答練になるとどうしても解けませんでした。
しかし、本番の3日前に急に分かった瞬間が来て、本番でも正解することができました。
答練を含めて、本番の計算が今までで一番解けました。
最後に
合格するために必要なことは『眠気に勝つこと』と『不安に勝つこと』だと思います。
何故か勉強を始めた瞬間眠くなります。そして勉強をやめた瞬間に眠くなくなります。不思議です。未だにこの謎は解けませんが、この眠気に勝たないと勉強が進みませんので、自分なりに試行錯誤しながら勉強をしていくしかありません。
また、勉強を続けていると、次から次へと不安なことが出てきます。
2年連続不合格だった時はとても落ち込みました。
試験自体の合格率も低く、いくら勉強しても合格できないのではないか。家族の幸せのために税理士を目指したはずなのに、結局家族に負担だけかけて、結果は何も出せていないではないか。なぜ自分が勉強をしているのかも分からなくなってしまいました。
しかし、合格率がどんなに低くても、同じ時間に同じ問題を解いてしっかり合格している人がいることも事実です。どんなに合格率が低い試験になっても、受かるだけの力をつけるしかないと気持ちを切り替えました。
また、特に家庭をお持ちの方は、勉強以外の急な予定が入ることも多く、勉強したいのに勉強できないということも多くなると思います。そうなると、不安や焦りの気持ちが出てくると思います。
そんな時私は、『勉強ができない時間に勉強ができないのは仕方がない。でも、勉強ができる時間に、勉強しないのは自分のせいである。』と考えるようにしました。このように考えることで、自分の可能な範囲の中で最大限努力すればいいと思うことができ、だいぶ気持ちが楽になりました。
このような私が財務諸表論に合格できたのは、クレアールの講師の先生、事務局の皆様、そして何より家族の協力があったからです。家族の幸せのために、1年でも早くこの受験生生活を終わらせられるように、一足早く試験合格の先輩となった妻にもいろいろアドバイスをもらいながら、次の簿記論の合格を目指していきたいと思います。

