「過酷な状況の中での財務諸表論合格」J.Mさん

J.Mさん(34歳 男性)

【合格科目】  財務諸表論(1)
【受講コース】 2025・2026年合格目標講座 新・科目別合格・2年セーフティコース 簿財アドバンス 
【職業】    和楽器演奏家、社会保険労務士、行政書士

目次

来歴

私は、箏や尺八などの日本の伝統芸能を生業とする者です。ありがたいことに、東京芸術大学を卒業後、忙しく音楽活動を行っていましたが、2020年のコロナ禍で自分の身の上がとても不安定であることを痛感し、クレアールで宅建士、行政書士の資格を取りました。

すると、税理士事務所を経営している身内から「そんなに勉強ができるなら社労士をとってほしい」と相談があり、社労士資格もクレアールで取得しました。

税理士試験の受験動機

祖父の設立した税理士事務所を私の弟が継ぐことになっていたので、私は家業に携わらず音楽活動をしていました。しかし、年明けに弟が「話がある」と親戚を集め、「税理士試験は自分には無理だ、会社も辞めたい」と話があり、大変なことになってしまいました。

株式会社ではあるものの、やはり身内以外の人間が後を継ぐのは難しい、ということになり、幸か不幸か(?)私に白羽の矢が立ってしまいました。その事件の夜、早速クレアールの簿財アドバンスの講座を申し込みました。過去の資格もすべてクレアールで取得したので、迷いなくクレアールを選択しました。

合格までの勉強

過去に会社を設立した際、簿記3級の勉強はしていましたので(こちらもクレアール)、令和7年1月末、簿記2級からのスタートという、令和7年度の合格には非現実的な道のりのスタートでした。当初、令和7年度は様子見のつもりで、令和8年度のダブル合格を狙っていました。

とにかく会社の存続を背負っていたので「勉強しなければ」という気持ちが強く、家では楽器をほとんど触らなくなり、講義を受け電卓をたたく毎日が始まりました。とにかく、空いている時間はほぼすべて勉強に使っていたので、正直なところ1日に何時間勉強していて、合格まで計何時間勉強したのかはさっぱりわかりません。それくらい必死でした。

私は昨年10月に結婚したばかりで新婚生活真っただ中だったのですが、入籍してわずか3か月でそのような生活を送ることになってしまい、妻との楽しい時間を犠牲にしなければならなかったのが一番つらかったです。しかし、妻は文句を言わず応援してくれました。そんな折、2月には妻の妊娠が発覚し、つわりのひどい時期は家事もほとんど私が行っていたので、自分の時間はほぼゼロの状態でした。一番辛い時期だったと思います。

必死の勉強の甲斐あり、「もしかしたら今年中に合格できるのでは」という気持ちが湧いてきました。4月に有資格者の先生との面談を受けられたので自分の状況を伝えたところ、財務諸表論に絞ることを提案されました。私としては簿記論に絞るつもりだったのですが、プロの意見ですから素直に聞いて、それからほとんど手付かずだった理論暗記を始めました。

理論問題集を持ち歩いて、電車や新幹線に乗っている時間やお風呂で暗記をするのが習慣になりました。また、面談の際に「最優先で応用答練に取り組み、分からないところがあったらテキストに戻る勉強法に切り替える」ようアドバイスをもらったので、勉強方法をそのように切り替えました。応用答練は7周、直前答練は3周くらいしたと思います。

試験当日から合格発表まで

試験当日、簿記論も様子見で受けに行くか迷ったのですが、簿記論の試験は早朝なので、万全の体調で財務諸表論に臨むべく簿記論は完全に捨てることにしました。

私は字が汚いので、本番はなるべく丁寧な字を書くつもりだったのですが、緊張で手が震えて思うように書けなかったので、美しく書くことはあきらめました。理論は、運よく理論問題集の内容がほとんどであったのと、直前の河野上先生の「ヤマ当て」が的中していたこともあり、会心の出来でした。計算問題が終わった後も時間が余ったので、「もしかしたらいけたのでは」と思っていました。

しかし、解答速報を見ると、特に計算問題で凡ミスを多発していたことが分かり、かなり心配になってしまいました。自己採点では70点を超えていましたが、例年に比べ明らかに易化した年であったことは私にもわかりましたので、ボーダーがどうなるか、心配でなりませんでした。

合格発表までかなり時間があるので、簿記論の勉強をしていましたが、妻の出産という一大イベントもあり、試験のことは一回頭から離れていました。そしていざ合格発表の日が近づくと心配で寝られなくなりました。結果的には、過去最高の合格率ということでボーダーもそれほど厳しくなく、無事に合格することができました。運にも味方されたと思います。

講師・講義について

クレアールは過去受講したどの講座の講師も魅力的でしたが、河野上先生の印象は「会計オタク」(失礼?)という感じで、実務の体験談を交えながらの講座はとても興味深いものでした。私の本業と同じく、良い師匠につくということはとても大事なことだと思います。

また、講義はある日にある程度まとまって配信されるので、自分のペースで消化できることがとても助かりました。例えば週一で長い動画1本などのペースで配信をされると、閑散期は時間が余ってもったいないですし、繁忙期はついていくのが大変ですが、クレアールだとそれがありません。また、通信に特化しているので、対面の授業を収録したものを受講するのに比べ無駄な時間がありません。本当に助けられました。

私が感じた税理士試験の特徴

税理士試験の中では入門科目と言われることもある簿記論・財務諸表論ですが、私のように実務経験もなく知識もほぼゼロの人間からすると、その勉強量は相当なものです。ただ、他の試験と毛色が違うと感じたのは、特に計算問題に関しては「勉強」というよりも「練習」に近いものがあると感じました。

つまり、回数やればできるようになっていきます。また、私の受験した年に限れば、理論問題集の解答をほぼ丸写しすればよかったので、これも「勉強」というより「訓練」だったと思います。向き不向きはあると思いますが、愚直にやれば合格に近づける試験だと思いました。

またどの試験でも同じですが、重要な論点とそうでない論点があり、すべて完璧に勉強しようと思うのはとても危険です。現に、今年に限れば、講義で重要度が低いとされていた部分はほとんど合格には関係ありませんでした。2時間しかない試験ですから、勉強のポイントを間違えないことが大事だと思います。

最後に

難関資格の受験勉強はつらく苦しいものですが、講師の先生を信じればきっと合格に近づけると思います。私が合格できたのは、講義や面談での先生の言葉を100%信じてその通りに勉強したからです。

人間は弱い生き物ですから、つい自分なりの言い訳を作ってやりたくない勉強から逃げようとしてしまいます。しかし、あくまで勉強の仕方やポイントは先生の言う通り、これが大事だと思います。私はこれから簿記論の合格に向けて気合を入れなおします。

最後に、この場を借りて受験を応援してくれた妻に心から感謝します(まだ途中ですが)。これから受験を志す皆様が合格されることを心からお祈り申し上げます。

講座パンフレットやサンプルテキストなどを無料でお届けします。
講座のお申し込み案内ページです。講座をお申し込みの方もこちらからどうぞ。
講座のお申し込み案内ページです。講座をお申し込みの方はこちらからどうぞ。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次