F.Oさん(23歳、男性)
【合格科目】法人税法(1)
【受講コース】2023・2024年合格目標講座 科目別合格・2年セーフティコース 簿財アドバンス Web通信 (1年目簿財合格の為、科目変更で法人税法を受講)
【職業】学生
【1日の平均学習時間】6時間
【試験までの総学習時間】1100時間
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
はじめに
この度、無事に税理士試験に合格することができました。
ここまで辿り着くことができたのは、家族や友人の支えはもちろんのこと、クレアールの充実した講義と手厚いサポートのおかげだと心から感謝しています。
専門性の高い試験内容に対して、分かりやすく丁寧に解説してくださった講師の先生の存在が、学習の大きな支えとなりました。
特に、効率的な学習スケジュールや模擬試験のフィードバックは、実力向上に直結し、自信を持って本試験に臨むことができました。
この合格体験記が、これから税理士試験に挑戦する皆様の励みとなれば幸いです。
受験の動機
私が法人税法を受験した理由は、企業経営における税務の重要性を強く感じたからです。
簿記を学ぶ中で、企業活動と税務が密接に関わっていることを知り、特に法人税法は企業の利益計算や税務戦略に直結する実務的な分野であることに魅力を感じました。
企業が持続的に成長していくためには、適切な税務対応が欠かせず、そのサポートができる税理士になりたいという思いが、受験の大きな動機となりました。
また、法人税法は専門性が高く難易度も高い科目ですが、クレアールの体系的で分かりやすい講義のおかげで、深い理解を持って学習を進めることができました。
この経験が、今後の実務にも必ず役立つと確信しています。
クレアールを選んだ理由
私がクレアールを選んだ理由は、受講料が他の予備校と比べてリーズナブルでありながら、質の高い講義が受けられると感じたからです。
特に、昨年受講した簿記論・財務諸表論の授業が非常に分かりやすく、基礎から応用まで丁寧に指導していただけたことが大きな決め手となりました。
講師の方々の具体例を交えた解説や、効率的な学習方法の提案は、知識の定着に大いに役立ちました。
また、質問対応や教材の質も充実していたため、安心して学習に取り組むことができました。
コストパフォーマンスと講義の質の両面で満足できたことが、私がクレアールを選んだ最大の理由です。
私の学習方法
税理士試験の学習において、私は「継続」と「メリハリ」を意識しました。
特に法人税法の理論対策では、毎日必ず1時間以上は理論に触れることを徹底しました。暗記だけでなく、内容の背景や意図を理解することで、応用力を養うことを心がけました。
計算問題については、実際に手を動かして繰り返し問題を解くことを大切にしました。
ミスを分析し、同じ間違いを繰り返さないようにすることで、確実に計算力を向上させることができました。
さらに、自宅では集中力が続かないこともあったため、図書館やカフェなど、自分が最も集中できる環境を選んで学習を進めました。
こうした日々の積み重ねが、合格への大きな力になったと感じています。
合格までのエピソード
講義について
クレアールのオンライン講義は、私の学習において非常に大きな役割を果たしました。オンラインならではの柔軟な学習スタイルが魅力であり、自分のペースで何度でも講義動画を視聴できたことは、理解の定着にとても役立ちました。
特に法人税法の講義では、複雑な法律や税務知識を段階的に分かりやすく解説してくださり、基礎から応用まで無理なく学ぶことができました。
理論対策では、覚えるべきポイントや効率的な暗記法がしっかりと組み込まれており、理解を深めながら確実に知識を積み上げることができました。
計算対策では、実務を意識した具体的な問題演習が豊富で、手を動かしながら繰り返し練習することで計算力を強化できました。
オンライン形式のため、直接質問する機会はありませんでしたが、その分教材や講義内容が非常に充実しており、自分で疑問点を調べたり復習したりすることで、主体的に学習を進める力が養われたと感じています。
分からない部分は何度でも講義を見返すことができたため、疑問をその都度解消しながら着実に実力を伸ばせました。
クレアールの分かりやすく質の高い講義は、オンライン学習でも安心して取り組める環境を提供してくれました。
この学習環境が、合格への大きな支えとなったことは間違いありません。
受験勉強での注意点
税理士試験の勉強を進める中で、私が強く感じたことは「インプット中心の学習は効果的ではない」ということです。
試験勉強を始めた当初、知識をしっかりと身につけるためにテキストや講義動画の視聴など、インプットに多くの時間を割いていました。
しかし、知識を詰め込むだけでは実際の試験問題には対応できず、理解したつもりでも問題を解く段階で知識がうまく使えないという壁に直面しました。
この経験から、知識を頭に入れるだけでなく、「どのように使うか」を意識したアウトプット中心の学習が重要だと痛感しました。
具体的には、講義やテキストで学んだ内容を一通り理解したら、できるだけ早い段階で問題演習に取り組むことが大切です。
問題を解くことで自分の理解が浅い部分や間違いやすいポイントが明確になり、効率的に知識を定着させることができます。
理論対策でも、単に暗記するのではなく、自分の言葉で説明できるようになるまで繰り返し練習し、実際の試験でどう活用するかを意識することが重要です。
また、完璧に理解してから次に進もうとするのではなく、ある程度の理解で問題演習に進み、間違えたところや曖昧な部分を復習して補強する「反復学習」のサイクルを意識しました。
この方法は自分にとって効率的に知識が身につき、実戦力が確実に養われることにつながったと感じています。
インプットに偏りすぎず、積極的にアウトプットの機会を増やすこと。
これは私自身が実際に学習を進める中で気づいた、大きな学びであり、これから税理士試験に挑戦する方々にもぜひ意識してほしいポイントです。
最後に
税理士試験の勉強は決して簡単なものではありませんが、一生懸命に取り組んだ分だけ、必ず自分自身の成長につながると実感しています。
合格までの道のりでは、思うように成績が伸びなかったり、壁にぶつかったりすることもあるかもしれません。
しかし、その一つひとつの経験が確実に力となり、乗り越えた先には大きな達成感と自信が待っています。
大切なのは、最後まで諦めずにコツコツと努力を積み重ねることです。
インプットとアウトプットのバランスを意識し、自分に合った学習方法で着実に前進していけば、必ず結果はついてきます。
私自身、悩みながらも一歩ずつ努力を続けたことで、合格という目標を達成することができました。
これから税理士試験に挑戦される皆さんも、自分のペースで焦らず、一歩ずつ進んでください。
努力は必ず報われます。皆さんの合格を心から応援しています!