D.Fさん(27歳、男性)
【合格科目】簿記論・財務諸表論(1)
【受講コース】2024・2025年合格目標講座 科目別合格・2年セーフティコース 簿財アドバンス Web通信
【職業】会社員
【1日の平均学習時間】平日2~3時間、休日5時間
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
はじめに
この度、クレアール税理士講座の簿財アドバンスを受講し、税理士試験の簿記論、財務諸表論を約7ヶ月で合格しました。
これからクレアール税理士講座を受講される方、税理士講座の選択で悩んでおられる方の参考になるように、私の経験をお伝えさせていただきます。
何か少しでもお役にたてれば幸いです。
受験の動機
私は、現在、社会人5年目で、事業会社にてフルタイムで働いております。
所属する部署は、経理等ではなく、ある事業部門の計画・管理を実施する部署でして、日々忙しく働かせていただいております。
なお、業務で会計(簿財)の知識を使うことはあまり多くありません。
また、簿財の学習開始時における自身の会計知識ですが、他の資格取得を通じて、ある程度会計に抵抗感はない状態からのスタートでした。
そのなかで、私が税理士試験に挑戦しようと考えた動機ですが、大きく2つあるのではないかなと思っております。
1つ目は、これまでに、さまざまな資格の取得等を通じて、会計に関する知識を少しずつ学んできていたなかで、会計・税務の分野にじわじわと興味が湧いてきたので、さらに深い知識を習得したいと一種の好奇心から考えたことです。
2つ目は、社会人4年目が終わろうとするなかで、何か自分自身に強みや専門性を持ちたいなと思ったことです。
そのように考えた理由は、事業会社で働くなかで、とても貴重な経験を積め、着実に成長している感覚があり、充実していた一方で、自分自身の明確な強みが見出せずにいたからです。
クレアールを選んだ理由
上記のようなきっかけのもと、税理士試験への挑戦を決めた私が、クレアールを選んだ理由は、まとまった時間が取りにくい社会人に適した講座だと感じたからです。
私は税理士試験に挑戦する前に、他の資格に関する講座をクレアールで受講しておりました。
その時の経験から要点を抑えたテキストおよび講義、問題集等の隙間時間の活用のしやすさなど、自身が学習を進めるうえで、とても効率的に進められたことを強く記憶しており、今回もクレアールで学習を開始すれば、間違いないと思えました。
私の学習方法
学習時間について
まず、1週間の勉強時間ですが、ばらつきはあるものの、20時間は必ず確保することを意識して学習を進めておりました。
通勤やお昼休みなどの隙間時間も、暇さえあれば勉強できるように工夫し、平日については2時間から3時間、休日は5時間ずつ勉強していたかと思います。
計算問題について
学習の進め方ですが、開始時点である程度会計知識がありましたので、インプットよりもアウトプットすることに重点を置いて進めていきました。
机に向かって学習ができる時間は全て計算問題(特に総合問題)にあてていたかと思います。
総合問題に関しては解答スピードが求められます。
どんな問題が出てきても、迷わずに手が動くように、多くの答練や過去問をこなすことが重要だと感じましたので、かなり数をこなしました。
最初は全く時間内に解き切ることができませんでしたが、徐々にコツを掴み、時間内に解き切れるようになっていきました(解く順番やぱっと見での取捨選択等の感覚を養えると思います)。
また、個別論点については、クレアールの講座で詳しく解説してくれますので、解答のコツなど含めて何度も講義を見返し、苦手な論点を反復してつぶしていきました。
なかでも、特に解法マスター講義で教わる解答テクニックは秀逸で、何度も間違えていた論点を取りこぼすことがなくなりました。
理論について
理論については、通勤時間やお昼休み等、隙間時間を活用することを意識して、とにかく書いてあることに触れる時間を増やすことを意識しました。
このような隙間時間は、まとまって時間は取れないですが、積み重ねるとある程度の時間になってくるので、継続してよかったなと感じております。
合格までのエピソード
合格に至るまで、辛くなかった時期はないといっても過言ではありません。
仕事が忙しかったり、私生活が忙しくなったりと、色々ありました。
勉強へのモチベーションを継続させることが難しかったですが、とにかく学習を途切れさせない、全くテキストに触れない日を1日たりとも作らないということを意識し、進めてきたことが、最終的に本試験での結果につながったのかなと感じております。
最後に
最後になりますが、クレアールの先生方・スタッフさま方に支えていただき、簿記論、財務諸表論を合格できたこと、大変ありがたく思っております。
この場を借りて感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
また、拙い文章となりましたが、最後までお読みいただいた皆さまの税理士講座選択・学習の一助となれば幸いです。ありがとうございました。