M.Tさん(25歳、女性)
【合格科目】簿記論・財務諸表論(1)
【受講コース】2024・2025年合格目標講座 科目別合格・2年セーフティコース 簿財アドバンス
【職業】無職
【1日の平均学習時間】6~7時間程度
【試験までの総学習時間】約1000時間
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
はじめに
はじめに述べなくてはならないのは、わたしの体験記は、働きながら合格を目指す方にはあまり参考にならないかもしれないことです。
1日平均6~7時間の勉強時間を確保できる方や、短期合格を目指している方の参考になれば幸いです。
受験の動機
証券会社の営業マンだった私は、当時お客様に相続税対策についてのご提案をする際など、税理士の先生とお仕事をする機会が多くありました。
そのうち、私も専門的な知識を身に着けたいと考えるようになり、税理士になることを決意しました。
その決意をしたのは11月のことでした。
難易度の高い試験であることは知っていたので、働きながらでは残り8か月で1科目取るのも難しいと判断し、思い切って仕事をやめ、簿記論と財務諸表論の2科目を勉強しようと決めました。
クレアールを選んだ理由
予備校探しを始めた11月では、大手予備校はすでに開講から時間が経っており、今からでは学習に追いつけそうにありませんでした。
そこで、自分のペースで勉強を進められる通信講座がよいと考え、どこか良いところはないかと探したところ、クレアールのホームページに行き当たりました。
簿記論と財務諸表論を1つの科目ととらえ、短時間で効率よくどちらも学習できるという他の予備校にはないシステムや、万が一今年度の試験で合格できなかった場合に、来年も面倒を見てくれるという保証のついた「セーフティコース」の存在に惹かれ、受講を決めました。
私の学習方法
基礎期
基礎期の動画をひたすら視聴し、計算問題集と基礎答練を何周もしていました。
応用期
応用期に入ると、それまで全くノータッチだった理論に取り掛かり始めました。
理論問題集を常日頃から持ち歩き、電車の中や寝る前の時間など、少しでも隙間時間ができれば開くようにしていました。
また、計算は応用期の学習を進めつつ、基礎期の内容であやふやになっている箇所をたまに復習していました。この時期は応用答練にかなり苦しめられました。
特に簿記論は全く手が動かせない問題も多くあり、あまりの苦痛に勉強から離れたくなった時期もありました。
しかし「応用答練を解きなおした回数が合格に結び付く」という河野上先生の言葉を信じて、ひたすら問題を回し続けました。
3~4周目になると悩まずとも勝手に手が動くようになり、それがモチベーションとなっていました。
直前期
6月は主に実践を意識し、過去問(簿財それぞれ過去7年分)を少しずつ解いていました。
また、クレアールはじめ多くの予備校で模試を受けました。返却された答案用紙や成績表を見て、ひとまず周りの受験生と同じ土俵に立てていることに安心したのを覚えています。
7月はとにかく過去に解いたすべての問題の解きなおしをしました。
この時期になると、改めて解法マスター講義を受けてよかったと思うようになりました。
クレアールならではの効率重視の解き方のおかげで、2時間以内に問題を解ききれることが増えてきていたからです。
また、理論は応用答練・直前答練の問題のコピーを机に貼っていつでも見返せるようにしたり、応用問題集の問いを見ただけで答えを全文空で言える練習をしたりしていました。
それでも自信がなかったので、他の予備校が出している理論の問題集も追加で購入し、暗記の量を増やしたりしました。
(結果論ではありますが、令和6年度試験ではその問題集からは一問も出ませんでした。その代わりクレアールのヤマ当て講義内で紹介された理論は出題があったので、それだけでよかったのだなと思いました。)
合格までのエピソード
講義について
会計の知識をほとんど持っていなかった(簿記3級のため)、スタートからついていけるか不安でしたが、クレアールでは簿記2~3級の講座もセットで受講できたため、安心して基礎固めから始めることができました。
大手予備校の授業は1コマ3時間というのが一般的ですが、クレアールの授業は1コマたったの30分。
さらに河野上先生の授業はとても面白く、たまに挟まれる先生の税理士としての経験談を交えた雑談でさえも、知識定着の助けとなっていました。
そのため途中で集中力が切れることもほとんどなく、時間のある日は8~9コマ視聴することもあり、あっという間にスケジュール通りのカリキュラムまで追いつくことができました。
最後に
結果的に簿記論・財務諸表論ともに合格することができましたが、正直何度も心が折れました(特に応用期)。
1週間くらい一度も参考書を開けなかったときもありました。
しかし、成績やモチベーションの上がり下がりを繰り返しながらも、続けていれば必ず結果が出るのが会計科目だと思っています。
自分のペースで合格を目指したい方には、クレアールの簿財アドバンス講座をぜひ強くお勧めしたいです。