「徹底した苦手論点つぶしにより簿記論リベンジ合格!!」D.Yさん

D.Yさん(28歳、男性)

【合格科目】簿記論(2)
【受講コース】在籍者限定 2024年合格目標講座 簿財アドバンス2023-2024視聴延長コース
【職業】会社員
【1日の平均学習時間】平日1~2時間、休日3~5時間(1年目)
           平日1~2時間、休日2~3時間(2年目)
【試験までの総学習時間】600時間(1年目)450時間(2年目)
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

第74回税理士試験で、簿記論(2回目)と法人税法(初受験)を受験しました。
結果として、法人税法は合格に至らなかったものの、簿記論はリベンジ合格することができました。
私が合格できたのはクレアールの非常識合格法と苦手論点を減らす勉強にこそあると思います。

受験の動機

私は、大学在学中に日商簿記2級を取得後、税理士事務所に就職しました。
その中で税理士事務所に就職後、税理士試験を受験しようと思ったのは、科目合格でも次のステップアップが多彩であること、周りの職員も科目合格を重ねてステップしていること、何よりも日商簿記2級でも分からない会計・税務内容を目にすることが多々あり、税理士試験の勉強をしていないと難しいと感じることが多くあったからです。

クレアールを選んだ理由

私がクレアールを選んだ理由は、値段と効率性が魅力的に感じたからです。
前年より金銭的動機からクレアールを選び、実際に財務諸表論を合格した経緯から引き続きクレアールを利用したいと思っていました。

特に、簿記論は範囲が明確でない部分も多々ある科目であるため、クレアールの「非常識合格法」と頻出度の高い論点に絞った勉強には依然として強い魅力を感じており、前年から引き続きクレアールにしました。

私の学習方法

1年目(2022.5~2023.8)

基礎期・応用期・直前期すべて動画視聴は一巡し、答練も直前期の途中まで、配信直後の土日までには提出しておりましたので、恐らくここまでは問題がなかったと思います。

しかし、その後のフィードバックを全くしなかったことや、苦手論点があっても、そこの練習を怠ってしまったことが1年目の敗因でした。
実際の税理士試験でも苦手論点が出題されてしまい、それが遠因して時間配分でもミスをしてしまった結果、残念ながら合格に至りませんでした。

2年目

2年目の勉強方針としては、とにかく苦手論点を徹底的につぶすことを重点目標に掲げました。
2023年の問題では私含め、多くの方が苦手とされている外貨換算会計が出ていましたのでまずは外貨換算会計を10回以上解きなおしました。

次に固定資産会計もやや苦手にしていた所があったのでこちらも同様の回数で解きなおすように、1度全体を振り返って苦手又は計算ミスしやすい論点を中心に徹底的に解きなおしてから、答練の演習をしました。

賛否もあるかもしれませんが、私は過去問を全く使いませんでした。
理由としましては、クレアールの答練は要点がしっかりしていることや毎年出題する問題は変わってくるうえ、出る問題のサイクルも分野によって異なる点も多々あるため、それなら苦手論点を作らない勉強したほうが良いと考えていたからです。
要は急がば回れです。

合格までのエピソード

はじめに1年目の受験状況について記載します。

簿記論は1日目の朝一にあるため、人によっては前日の生活・睡眠状況によりコンディションが大きく変わるかと思います。
私の場合、試験会場はそれなりの遠方であったのですが、そこの対策がかなり甘かったと思います。

私は、新幹線で会場に向かいました。
当日は何事もありませんでしたが、遅延のリスクもあるという緊張感がそのまま試験まで続いてしまい、そこへさらに試験の時間配分等でミスが重なり、結果として不合格になってしまいました。

そこで、2年目の方針として、当日は余裕持った行動を心がけました。
まずは前日に会場に向かい、会場の状況を確認する。そして、問題を解く前に5~10分ほど問題分析をすることを心がけました。

今年のケースで言うと第1問の退職給付会計がかなり解きづらかったので、そこは後回しにする。
第3問の引当金や現預金は絶対に解き切る。といった感じで、何かしらの方針を定めて解くことを決めました。

そのように全部を解くというより、なるべく空白を作らないことを心がけて解いたのが今回の合格につながったと思います。

最後に

簿記論は2時間ですべて解き切るのはまず無理な試験です。
前提として、答案用紙の全てを埋めるというより、なるべく空白を減らすといった感じで解いていくことが大事かもしれません。

また、範囲も不明瞭な部分があるので、一部の範囲に賭けるよりも、なるべく多くの範囲を演習して苦手論点を徹底的につぶすことが最善の方法ではないかと思います。

簿記論・財務諸表論は税理士試験の入門ということもあり多くの方が受験されるかと思いますが、日商簿記等ほかの試験と異なり、特に解き方や戦略に大きく左右される試験かと思います。

私のやり方はあくまで参考ですが、受験していくうえで何かしらの方針・戦略を決めて勉強していくと合格に近づくと思います。

私はようやくこれで簿記論・財務諸表論を合格し、いよいよ税法3科目待ち構えていますが、簿記論と同様に、苦手論点を徹底的につぶすことをモットーに順次合格できればと思います。

もちろん、クレアールには引き続きお世話になります!

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