K.Uさん(19歳、女性)
【合格科目】簿記論(1)
【受講コース】2023・2024年合格目標講座 トライアル簿財アドバンスコース Web通信
【職業】学生
【1日の平均学習時間】平日1.5〜2時間、休日4時間〜5時間
【試験までの総学習時間】約2000時間
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
はじめに
私は、2024年の8月に行われた税理士試験簿記論に合格いたしました。
財務諸表論は、まだ時間が必要だと思い今年度は受験していません。
受験の動機
私は、商業高校に通っており、日商簿記2級までは取得していました。
元々、税理士を目指していたため、取得した時点で、税理士試験の資格勉強ができる専門学校に進学することを決めていました。
そこで、日商簿記2級を取得した今、いち早く税理士試験に向けた対策をしてスキルアップをしたいと考え、受験しました。
クレアールを選んだ理由
母の勧めで、クレアールの簿財アドバンスを受講することを決めました。
また、自宅で自分のペースで受講できるのは、高校生である私にとってはとても魅力的でした。
そして、多くの方が仕事と両立しながら合格されているのを見て、申し込みました。
私の学習方法
学習時期
私が、簿記論の勉強を始めたのは、2023年、高校3年生からでした。
最初は、2023年の8月に簿記論を受験しようと思っていたのですが、日々の学校生活やその年は専門学校のほうの受験があったこともあり、断念いたしました。
そして、無事に専門学校の合格が決まり、落ち着いてきたところで11月頃から本格的に税理士試験の勉強に取り組みました。
学校生活と両立しながら簿記論に1回目で合格できたのは、簿財アドバンス講座のおかげだと思っております。
具体的な方法
・1日に2コマから3コマ授業を受講する。
・授業を受けたあとその日の範囲の簿財アドバンスの問題集を解く。
時間がある場合は、さらにプラスで前日に問題集で間違えた箇所をもう一度解くようにしました。
土日は受講するコマを増やし、5コマ受講しました。
また、基礎答練も70点に届かなかった場合は、繰り返し解き、合格ラインになるまで解き直しました。
応用期や直前期は、主に答練を何回も繰り返し解きました。
応用答練、直前答練ともに2年分の答練があったため、合わせて応用答練は、計約12回分、直前答練は公開模試も含めて計約16回分持っており、それを最低でも4回は解いたと思います。
試験直前は、応用答練を中心に解き、さまざまな種類の論点を網羅できるよう繰り返し解きました。
また、自分が苦手な論点(特殊商品売買等)は、大問ごとに何度も解くようにしました。
そして、7月末から学校の夏季休暇に入ったため、試験前日までは、1日に答練と解き直しを2回転するなどラストスパートに時間をかけました。
合格までのエピソード
学校との両立
簿財アドバンスの講座を受け始めた1年目は、その年が進学のための受験があり、日々の学校生活、定期テストなどで時間を取られ、なかなか進まないことも多くありました。
しかし、受験が終わり、進学が決まったあとは気持ちを新たに、税理士試験勉強に時間を費やしました。
平日は、約1時間半、休日は約4時間から5時間程度の勉強時間でした。
問題集の間違えた箇所には付箋を貼り、前にどこを間違えたのか一目で分かるようにし、もう一度解いた時に正解できたら、付箋をはずすという仕組みにしていました。
また、解法マスターで税理士試験においてどこから手をつければよいのかなど、具体的な解法・解答手順を学び、一気に解くスピードが上がった気がします。
講義について
1番印象に残っているのはクレアール独自の解法ワークシートです。
退職給付会計は、他の学校の教科書を見てもなかなかピンとこず、焦っていた私ですが、(特に過去勤務費用や未認識数理計算上の差異など)クレアールの退職給付ワークシートを使って手順さえ覚えれば解答に導くことができ、とても助かりました。
また、本支店の内部利益の際のワークシートもとてもわかりやすく、役に立ちました。
講師の河野上先生が、実際にあった企業の実務のお話や税理士業務での注意点などをお話してくださって、とても楽しく、タメになるものになりました。
そして、何より継続することができました。あまり時間の取れない人でも1コマ約30分程度で、さらに1.5倍などで講義配信を見ることができるのも良かったと思います。
私も、あまり時間が取れなかったので1.5倍速で受けていました。
最後に
実際、受験をしてみて、簿記論はかなりクレアールの直前答練のシンプルな問題に似ていて当たりの回だったのかなと感じました。
そこまでひねくれてはいないという感じです。
ただ、個別問題の大問ごとの問題はあまり分からなかったので、そこまで手はつけず、考えるよりも他のところの見直しに時間を費やしました。
正直かなり空欄の箇所も多かったので、自信はありませんでした。
しかし、難しい問題ではなく取るべきところを取れていたため、合格することができたのかなと思います。
総合問題は受験直前に解いた直前答練とほぼ同じような問題だったので、あまり迷わず解くことができたと思います。
今回、一発で簿記論に合格できたのは河野上先生ならびにクレアールのスタッフの方々のおかげだと思っております。本当に感謝しております。
高いモチベーションがあれば仕事や学校など何かと両立しながらでも合格することができると再認識できました。
また、それを可能にする優れた教材が揃っているので、最適な勉強方法だったと感じております。
本当にありがとうございました。