「こだわったのは、理論暗記とアウトプット演習」Y.Kさん

Y.Kさん(31歳、男性)

【合格科目】簿記論(1)財務諸表論(1)
【受講コース】2023・2024年合格目標講座 科目別合格・2年セーフティコース 簿財アドバンス Web通信
【職業】教育系営業
【1日の平均学習時間】3時間
【試験までの総学習時間】約900時間
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

私の受験は、クレアールのカリキュラムに忠実に従いました。スケジュール通りに、こなしていくことを意識していましたが、私の場合、総合問題での得点がなかなか伸びてこなかったため、ガイダンスでのアウトプット演習の目安よりも、大きなウエイトを応用答練に置いていました。また計算問題よりも得点できる確率の高い理論問題は、しっかりと暗記して、試験に備えました。特別な工夫は、この2点だけです。「私の学習法」で、もう少し詳しく書いていますので、少しでもお役に立てば、うれしく思います。

受験の動機

会社勤めをしていますが、会社に依存する時代ではないと感じ、個人として必要とされる力や資格を取得したいと考えたからです。また日々働く中においても、基礎となる考え方を学ぶことができると思っていました。

クレアールを選んだ理由

非常識合格法が、ポイントを絞ったカリキュラムで、働きながら合格を目指す私のスタイルに合っていると思いました。働きながら勉強することを考えると、予備校に物理的に通うことは現実的ではないと判断していましたので、スキマ時間に、自由に学習を進めることができる通信講座は、自分に合っていました。また価格がリーズナブルであったことも理由のひとつです。

私の学習方法

基本的にスケジュール通りに学習を進めていましたが、特に力を入れたのは、①理論問題集の暗記と②アウトプット演習の徹底です。正直簿財2科目合格ができたのは、この2つが大きな要因だったと思っています。

①理論問題集の徹底暗記

理論問題集の内容は、すべて覚えてしまおうと決めていました。応用期からは、理論問題集を持ち歩き、スキマ時間を見つけて1人でぶつぶつ唱えていました。最初は、講義のストーリーと紐付けながら、頭の中で覚えていきましたが、直前期には実際に紙に書いてアウトプットしていました。本番も記述することになるので、やはり紙に書きつける経験も積んでおいた方がよいと思います。

②アウトプット演習の徹底

応用答練など総合問題に、はじめて取り組んだときには、10点〜20点ばかりでした。しかしガイダンス等でもお話があったように、インプットをアウトプットにまで落とし込むことが大切という言葉を信じて、応用答練は答えを覚えてしまうまで取り組みました。解法マスターは、すべて3〜4回ずつ取り組みましたし、応用答練に関しては、それぞれ10回ずつくらい解きました。一方で、直前答練は、3〜4回ずつまわしたいと考えていましたが、時間的な問題でそこまでは取り組めませんでした。しかし結果的には、同時合格できましたので、直前答練<応用答練を意識された方がよいのかもしれません。

講師について

講座を申し込む前に、講義動画を試聴しました。ストーリー性のある理論のお話しで、これから興味を持って学習できそうと思えました。実際の講義でも、実務の話を織り交ぜてくださったり、ストーリー性のある語りで、わくわくしながら、学習を進めていくことができました。税理士試験を熟知していらっしゃるのであろうという安心感を持てましたし、この先生についていこうという前向きな姿勢をもつことができました。

仕事との両立

平日に無理をしないということが大事だと思います。休日にまとめて学習することは、大前提なのですが、平日から張り切りすぎると土日前でバテてしまうと思います。平日は仕事の忙しさをみながら、1〜3コマを仕事後に視聴していました。とにかくカリキュラムに遅れないことを強く意識していました。また仕事の合間や朝の時間を活用して、授業動画を見たり、理論を覚えたりしていました。何かの事情で、学習が途切れてしまうこともあるかもしれませんが、毎日何かしらの学習を続けることが重要かと思います。

受験勉強での注意点

みなさんそれぞれに学習ペースや生活リズムがあると思います。あまり無理をしすぎると、勉強自体が継続できなくなり、元も子も無くなってしまいます。解法マスター・応用答練といったインプットからアウトプットへの移行期こそが最も重要なポイントかと思います。ここに注力できるように学習プランを組み立てられてはいかがでしょうか。

その他、合格までのエピソード

正直試験本番が終わった時には、簿記論は手応えがまったくなく、財務諸表論は受かっていればいいなあという状態でした。さらに自己採点をする中で、凡ミスなども見つかり、今年の合格は難しいなあと思っていました。しかし結果を見てみると、まさかの簿財同時合格で、嬉しさよりも驚きの方が大きかったのを覚えています。試験本番の配点については、はっきりとしたことは分かりませんが、応用答練レベルの問題への配点が結果的に多くなるのかなあと思ったりしています。

最後に

答練の点数があまりにも低すぎて、本当に受かるのかなあと常に不安を感じていましたが、いい結果を得ることができました。やはり諦めず非常識合格法に従ってガシガシこなしていくことが大切なのかなと思います。これから税法科目にはいり、またステージが変わってきますが、自分自身にも同じことを言い聞かせながら、進んでいきたいと思います。私の簿財についてのエピソードが、お役に立てば幸いです。長文読んでいただき、ありがとうございました。

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