「簿記1級の勉強の経験を活かして働きながら簿財一発合格!」N.Tさん

N.Tさん(28歳、男性)

【合格科目】簿記論(1)財務諸表論(1)
【受講コース】2023・24・25年合格講座 簿記検定トライアル・検定マスター簿財【2級修了】 web通信
【職業】税理士事務所
【1日の平均学習時間】3~4時間
【試験までの総学習時間】約1500時間
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

令和4年度税理士試験において簿記論、財務諸表論を一発で合格することができました。
ただ、消費税法は2点足りず本当に悔しい気持ちでいっぱいです。受験を決意してからの約1年半を振り返りながら合格体験記を記します。

ちなみに、前職は税務とまったく関係が無い職に就いており、転職を機に簿記を初めて勉強しました。
この世界に足を踏み入れてから約1年半で簿記論・財務諸表論に一発合格できました!応援してくださった、支えてくださった皆様に、お礼を申し上げます。

クレアールを選んだ理由

 初めての税理士試験のため、正直高額な料金を払って講座を受講する勇気がありませんでした。
 また、簿記2級に合格したばかりだったため、工業簿記もさらに勉強したい気持ちがありました。
 クレアール様には、その気持ちを受け止めてくださるコースがありましたので、受講することにいたしました。
 以下決め手となったことです。

その他には…
・お値段が安いこと
・簿財に簿記1級講座がついているコースがあること
・数か年の受講が保証されていること
・受験料返還制度や合格祝い金制度があること
・河野上先生の評判がよかったこと

合格のエピソード

まず1年目は簿記1級に合格しようと思い、受講を開始しました。しかし、簿記1級は大変難しく、6月と11月に受験しましたが、合格しませんでした。悔しかったのですが、簿記1級を取ることをあきらめました(つまり私は、簿財こそ1回で合格できましたが、実際はその前に2回不合格になっているといえます)。
ただ、目指すべきレベルの高さを、身をもって知れたので、いい経験だったと思っています。

また、簿記1級の知識は実務で凄い活躍してくれていています。特に工業簿記の、共通費の配賦や損益分岐点の考え方を学べただけでも勉強してよかったと思っています。
税理士試験の勉強は9月くらいからスタートしていましたので、簿記1級と並行して進めました。早く起きれれば朝に計算問題をして、昼休みもなるべく計算の勉強をして、夜も計算の勉強をしていました。暗記は計算問題に疲れたときや、何かの移動時間などにながらでやるようにしていました。

答練の結果はいつも真ん中くらいでした。直前には、場慣れするため、公開模試も利用しました。7月から半日勤務にしてもらい、試験前1週間は試験休みをもらいました。この期間で大変得点力が上がったと思います。応援してくれた職場の皆様に感謝しています。

試験当日は会場地にて前泊しましたが、緊張していたのと、安いホテルだったため2時間くらいしか寝れませんでした。コンディションは最悪でしたが、「こんなもので1年間の努力を無駄にされてたまるか」と逆に闘志がみなぎってきて、がむしゃらに問題を解きました。

簿記論は本当に解いてて苦しかったです。問題が難しくて、解いた問題はすべて間違えている気がしました。個別問題に深入りせず、時間配分だけ絶対に守るようにしていました。総合問題は、自分の弱点である棚卸資産が超難易度だったので早々に捨て、その他読んでも意味の分からない問題も捨てました。その代わり、解ける問題は死ぬ気で解きました。簿記論はどこまで解くかの瞬発力が試される試験だと思いました。財務諸表論は、かなり余裕がありました。理論は、初見の問題は勘で埋めましたが、それ以外は完答出来ました。総合問題にも多く時間を残すことができ、8割以上取ることができたと思います。財務諸表論はやっただけ報われる科目だと思いました。

講師の先生について

河野上先生の特殊仕訳帳の講義が、なぜかとても好きで、精算勘定の話までよく覚えていました。そうしたら、簿記論の本試験で出題されました。論点としては正直古いので、皆さんあまり対策されていなかったと思いますが、おかげで相当有利になれたと思っています。貸倒引当金や退職給付引当金、本支店会計などの解法テクニックも、本当に助かりました。この解法テクニックをまねして、ほかの論点でも自己流の解法テクニックを考えて、地道に得点力をあげていました。得点力をつけるためには、どんな問題がきても間違えないシステム作りが重要であることを、先生に教えていただきました。たまに入る脱線話も好きでした(先生にボディーガードがつく話など)。

講義について

クレアール様の非常識合格法は、いい意味で最低限の範囲を攻めていると思います。
連結会計や製造業会計など、高難易度領域に深く手を出さず、絶対に間違えてはいけない論点を集中的に対策してくださっていると思います。
税理士試験1年目の受験生は、まだ勉強方法が確立されていないため、一つの論点を完璧に仕上げることができないと思います。
そこで、勉強範囲を絞っていただいていたおかげで、私のような社会人でも各論点の完成度を上げる時間が取れたと思っています。

私の学習方法

暗記は、理論問題集を一字一句暗記しました。財務諸表論は一字一句の暗記は不要という声もありますが、税法での理論暗記も見据えて全暗記しました。私は理論の解答スピードと得点力が比較的高かったので、これは正解だったと思います。計算は、テキストの例題をミスらなくなるまで解きました。答練は間違えた項目だけ解き直しました。できる問題は解きなおしませんでしたが、それでも5回ぐらい解き直すことになりました。過去問は市販のものを買って、5年分1回ずつ解きました。これは本試験の感覚を磨くためにやりましたが、やってよかったと思います。また、細かな話ですが、私は右利きですが、電卓は左打ちを練習しました。1年あれば打てるようになるだろうと思ったからです。解答用紙に転記しやすいため、私はやってよかったと思っています。

最後に

勉強中、本当につらい時が何度もあって、そのたびに合格体験記を読んでいました。
私も、これを読んでいる方の力になれていたら嬉しいです。

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