T.Mさん（36歳、男性）
【合格科目】財務諸表論（3)
【受講コース】２０２３年合格目標講座 財務諸表論 上級コース Web通信
【職業】公務員
【1日の平均学習時間】3時間
【試験までの総学習時間】約900時間
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
はじめに
昨年、クレアールで簿財アドバンスを受講し、簿記論に合格することができました。同時に受講した財務諸表論は54点、あと一歩という結果で非常に残念でしたが、「自分は自分のペースで」をモットーに、今までお世話になっていたクレアールに引き続きお願いし、あきらめずに少しずつ努力した結果、最高の結果を得ることができて、とてもうれしく思います。また同時に、このような結果に導いてくれたクレアールに非常に感謝しています。
今回は、最終的に合格できた私の体験談が、今後税理士試験に挑戦する皆さんに少しでも参考になればと思いこのような形で記載させていただきました。 なお、河野上先生をはじめ、スタッフの皆様には大変お世話になり、この場をお借りしてお礼申し上げます。
クレアールを継続受講
すでに記載したとおり、私は当初クレアールにて簿財アドバンスを受講しており、簿記論に合格することができましたが、残念ながら財務諸表論の合格には届きませんでした。その際、引き続き財務諸表論に挑戦するにあたり、再度クレアールを受講するか、または独学及び他の学校を選択するか非常に悩みました。しかし、今まで学んできた学習のペースや答練の提出頻度等が自分に合っていたこと、学習経験者向講座の料金、何より河野上先生の講義が非常にわかりやすかった記憶などがあり、再度クレアールにお願いすることにしました。その結果、財務諸表論についても「合格」という最高の結果に導いていただき、クレアールには感謝しかありません。
無理のない勉強時間と頻度
私は公務員としてフルタイムで働く傍ら、子どもが３人おり、家事や育児にかなりの時間を取られるため、一日に何時間もと多量の勉強時間を確保することはそもそも不可能でした。
また、自分自身も家族との時間を大切にしたいと思っていたため、何かを犠牲にして勉強するという気持ちにはどうしてもなれませんでした。
そんな自分にクレアールの勉強法はとても合っていたと思います。平日は夜に子ども達を寝かしつけてから、家事の合間を見計らって概ね１時間程度。休日も子どものお稽古事を待っている間などに講義を視聴するなどして十分な知識の定着及び復習が行えました。
また、映像講義という部分も私のような学習経験者には非常にメリットになったと思います。映像講義で復習をする際は自分の自信のない箇所は重点的に、自信のある個所は軽めにというように濃淡をつけて学習を進めることができ、非常に有効に時間を使えたと思います。
ただし、なるべく毎日学習を欠かさないようにすることを心掛けました。少ない時間でもなるべく勉強しない日を作らないように勤め学習の習慣とモチベーションを維持することに努めました。
私の場合は、本当に自分のペースで無理なく学習をしたため、結果として３回目の合格となりましたが、今振り返ってみると、総学習時間は概ね500時間前後と、決して無駄に多く時間と費やしていたことはなかったと思います。 今後チャレンジされる皆さんの中にも、まとまった学習時間が取れないとお悩みの方もいるかと思いますが、私のように少しずつでもクレアールの学習法を信じて努力すれば、必ずゴールにたどり着けると思うので、あきらめずにチャレンジしてもらいたいと思います。
クレアールを選んだ理由
私が再度クレアールを選んだ理由は、すでに述べたところですが、その中でも特に決め手となった部分は、答練の回数及び内容です。私は時間がない中で学習をしていましたので、すべての範囲を完璧に習得することは不可能でした。そんな中クレアールの答練は本試験の内容に非常に直結していて、無駄のない洗練されたものであったと思います。
私自身は特段本試験について傾向を分析したり、特別なことは全くしませんでしたが、河野上先生が添削してくださる答練を繰り返し解き、提出しているだけで、いつの間にか本試験に十分対応できる実力や本試験での時間配分の方法等をしっかりとマスターできていました。
また、クレアールの学習法では、本試験で不要と思われる個所や出題頻度が低いと思われる個所は意識的に削減し、本試験で出題頻度が高くまた重要と思われるような個所の学習を重点的に行うため、無駄な学習を一切行うことなく最短で本試験合格へ案内してもらえたと思っています。
さらに財務諸表論に限って言えば、理論問題についてもクレアールの理論問題集を通勤時に暗記し、それを答練でアウトプットするという作業を繰り返すだけで十分な本試験対策になり、「暗記のために苦しい思いをして努力をした」というイメージは全く持っていません。
最後に
私は学習を始めてから簿財合格まで３年という、他の優秀な方々と比べると比較的長い年月を費やしたように思われるかもしれませんが、日々の無理のない学習時間や勉強に対するモチベーション等を考慮すれば、全く長く苦しい思いをしたという記憶はありません。むしろクレアールを信じて少しずつ続けていたら、「え、これで本当に合格しちゃったの！？」とびっくりしたくらいです。私でも合格までたどり着けたのですから、これから挑戦するやる気に満ち溢れた皆さんであれば、クレアールを信じて学習すれば必ず合格を勝ち取ることができると思います。
まずはクレアールを信じてチャレンジしてみることをお勧めしたいと思います。