「財務諸表論に的を絞って」S.Iさん

S.Iさん(32歳、男性)

【合格科目】財務諸表論(3)
【受講コース】2023年合格目標講座 1年2科目ハイスピード系コース(上)財表+(レ)
【職業】会社員
【1日の平均学習時間】2.5時間
【試験までの総学習時間】1,500時間(1年目) 1,200時間(2年目) 1,000時間(3年目)
簿記論 22年度合格 財務諸表論 23年度合格
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

私は、現在、茨城の小さい会社で経理業務を行っている。簿記については会社で学び、簿記3級、簿記2級を取得し、簿記のおおまかな考えと日常業務へのすり合わせを優しく教えてもらった。仕事はどっちかというと退屈だが、ゆっくり考える時間と取り組む時間をもらっている。些細なことだが、現状前向きに受験に取り組めているのは、経理を頭でゆっくり理解できる時間を持てる環境と反復練習があるからだと考える。

受験の動機

コロナ助成金10万円を有意義に使いたいと考えたため、自己研鑽を第一に自分の仕事に役立つ勉強に取り組みたいと考えたから。また、前年度に簿記論を合格できたことも受験を続けた要因になる。

クレアールを選んだ理由

クレアールを選んだ理由は1つである。クレアール事務局の人と話して信頼感をもったからだ。まず、入会当時は絶賛コロナ禍で、外に出られない日常で、希望が見えない。希望が見えないから10万円がもらえたのだ。私は、家の中から学べるいい教材を探していた。10万円を握りしめ、まず電話したのがクレアールだ。私が簿記1級を取得し税理士の資格を取りたいという野望を話していると、事務局の人はこう告げた。

(ク):じゃあ、税理士講座をお勧めします。
(私):待ってください、税理士になるには簿記1級が必須資格ですよ。
(ク):石橋さんの経歴なら、資格要件は補えます。(実際、受験資格は経歴でまかなえた。)
(私):いきなり税理士試験ですか?小さいことからコツコツ言うじゃないですか。
(ク):簿記一級は石橋さんが考えるより難易度高いです。そして、テクニカルな部分があり、簿記1級を目指す人はその取得のための勉強をしてもらいます。税理士には税理士になるための、簿記1級なら簿記1級を取得する。最短ルートで勉強してください。
(私):・・・・そ、そうですよね。(自分の浅はかさに呆れ、事務局の方に圧倒され、論破されていた。)
(ク):石橋さん、さっき消費税も勉強したいとおっしゃっていたので初心学習向け簿財アドバンス+消費税法のセーフティコースがおすすめです。

この時点で僕の心は決断していたのだ。クレアールを受講しよう。

私の学習方法

今年度は、3回目の受験だが、2年目と同様、なかなか勉強時間の確保には苦慮した。平日、2.5時間(通勤電車1時間、机上1.5時間)休日3時間(机上)。毎日少ない時間でも勉強はすること、あきらめないことを念頭に、コツコツ続けた。

平日の通勤電車内は、財務諸表論の暗記を中心に、机上は、答練中心。答練は、2回以上は必ず行った。多い答練は5回はやった。その代わり、視聴に関しては自分の理解が弱いところやヤマ当て講義のみ。この部分は受験が3回目ならではなのかと思う。受験日1ヶ月前は、直前期の答練の繰り返し。クレアールのヤマ当ての資料が来てからはすぐに何度もチェックし、そこに記載のある答練の繰り返しを行い、クレアールを信じて受験した。

その他合格までのエピソード

私は、2023年に結婚し、結婚式も受験前の数ヵ月前に行った。思った以上に結婚式は準備に手間取り、勉強時間を割けなかったことには、やきもきしたが、結婚式の準備もおざなりにできなかったし、本番も自分のためにあつまっていただくのに他人事のようには行えなかったのでまじめに取り組んだ。その期間は、結婚式中心の生活を行っていた。何度も前年よりも勉強時間がとれないことに今年の合格が難しいのではないかと頭をよぎった。春辺りから、財務諸表論と消費税法を4対1程度にし、財務諸表論の勉強を中心に行った。というのも2022年は財務諸表論の試験に合格の手応えがあったが54点と届かなかった。消費税法は、25点だった。

勉強時間が確保できない自分としては今年も1科目でも合格したいということでこの結論に至った。結果は財務諸表論の試験は合格できた。消費税法は22点とあまり去年から成長が見られなかった、むしろちょっと後退している。

最後に

1年で2科目合格できる人もいるが、相当の理解度と努力の結果であるとし、同じ受験生として脱帽してしまう。私は複数年で1科目合格できた。一度合格すればその科目は免除規定があるのは税理士試験の強みだし受験生の味方であると考え、前向きにとり組んでいきたい。また、会社員で通年8月1週目の決算期に1日目の消費税法を受けた上で2日目の税法を受けることは2日間休みを意味する。これに対しても厳しいところがある。それも含めて次は消費税法に取り組み、税法の合格をつかみたい。

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