「自分に合う学習方法を模索し、「簿記論」合格!」Y.Hさん

Y.Hさん(34歳、男性)

【合格科目】簿記論(2)
【受講コース】2022・2023年合格目標講座 科目別合格・2年セーフティコース 簿財アドバンス Web通信
【職業】メーカー勤務(営業職)
【1日の平均学習時間】2時間前後
【試験までの総学習時間】約2,000時間(財務諸表論含む)
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

令和5年度の税理士試験で簿記論に合格しました。財務諸表論は5月頃に諦めたため、不合格となりました。 税理士試験受験前の学習レベルとしては学生時代に日商簿記2級を取得しましたが、それ以降10年以上簿記には触れていない状況でした。

受験の動機

大学は商学部だったため、会計士を目指す友人などもおり、税理士という職業にはずっとあこがれを持っていました。一方で勉強の大変さを間近で見ていたため、とても働きながら目指せる資格とは思っていませんでした。ある時、友人が働きながら税理士試験に合格した事を聞き、その翌日にはクレアールに申し込みをしていました。

クレアールを選んだ理由

理由は上記の友人がクレアールを受講していたためです。当時の私としては1日でも早く勉強を始めたいという気持ちが強く、「専門学校はどこでも良い」と考えていたため、クレアールに申し込みしました。

私の学習方法

クレアールの本来の趣旨からはずれますが、2年目以降は時間確保の観点から財務諸表論は早々に諦め、5月以降、簿記論を中心に勉強しました。5月以降に主に行った学習は下記の通りです。

・クレアール教科書の例題 (2周程度)
・クレアール問題集 (2周程度)
・解法マスター、応用答練、直前答練 (全て70点以上取れるまで、多いもので4周)
・他校の答練4回分 (全て70点以上取れるまで)
・会計人コース問題集 2周

この中でも特に重要だったのは、クレアールの教科書の例題と答練の反復練習であったと思います。また答練で間違えた箇所や記憶が定着しない箇所は、「間違いノート」を作成し、パターン化を行いました。(ヘッジ会計の振当処理、独立処理やリース会計等)

あまり問題集に固執せず、答練を解いてできないところを問題集や例題に立ち返り、また答練を解く事を中心に行いました。

また多くの合格体験記に目を通すようにして、合格した方がどのような勉強をされていたかを知り、自分の学習方法が間違っていないかの確認もしていました。

講師について

河野上先生の講義はクリアカットで面白い授業でした。印象に残っているフレーズとしては、他校の答練などを解いているとクレアールでは習っていない論点に遭遇する事がありますが(逆もしかり)、例えば、リース会計の貸与側の会計処理に関しては、「日本に数社しかないリース会社の会計処理を国家試験で出題するだろうか?」と言われており、個人的にも共感していました。その他も「この論点は時間が無ければ捨てて良い」などはっきりと言って頂いたおかげで効率の良い学習ができたと思います。 特に連結などは最後の最後まで苦手であり、本試験で出題されたら今年は諦めようと割り切っていました。

仕事との両立

営業という仕事柄、毎週のように出張があり、また夜が遅いなど勉強時間の確保に大変苦労しました。

1年目は、十分な勉強時間を確保する事ができず、講義を消化するだけで精一杯であり、当然ながら本試験は簿財ともに40点弱の点数で不合格となりました。その反省から2年目は簿記論に絞る事にしました。 勉強時間については現時点でも確立しておらず、夜は仕事で疲れて集中できなかったり、早朝はこどもを起こしてしまったりと、未だに模索中です。

受験勉強での注意点

1番は使う教材を絞って手を広げすぎない事だと思います。私の場合は簿記論だけですが、主に使用した教材はクレアールの教科書、問題集、答練です。

その他、合格までのエピソード

私自身、簿記論は苦手意識が強く、直前に受ける模試の結果も上位7割であり、最後の最後まで合格できるとは思っていませんでした。本試験終了後も全く手応えが無く、「50点ぐらいかなー。来年は合格できるかなー」程度に考えていました。その後令和5年度の簿記論は難易度が高かった事を知り、意外にも自身の点数がボーダーを超え、合格という結果でした。私のような方は周りにも多く、税理士試験は最後の最後まで諦めない事が何よりも大事だと私自身も痛感しました。

最後に

税理士試験に挑戦するまでは「自分にできるのだろうか?」という思いが強くありました。案の定、1年目は自分にとっては十分な時間が確保できず不完全燃焼に終わりました。しかしながら、各科目に合格するための材料は専門学校が用意してくれています。合格してみてからよく分かることですが、特に答練をやり込む事は重要だと痛感します。講義でも河野上先生が「合格者は最低○回解きます」などはっきりおっしゃっており、当たり前かもしれないですが、先生の言うことを聞き、与えられた資料を十分消化し諦めなければ合格できると私自身も体感しました。

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