「失敗を乗り越え、2年目で財務諸表論合格、4年目に簿記論合格」N.Tさん

N.Tさん(25歳、男性)

【合格科目】簿記論(4)
【受講コース】2024年合格目標講座 3年5科目合格セーフティコース WEB通信
【職業】教育系営業
【1日の平均学習時間】1時間
【試験までの総学習時間】
1年目:他社の市販テキスト中心(独学時代)
2年目:400時間程度(講義中心)
3年目:250時間程度(答練等中心)
4年目:100時間程度(答練・計算問題集中心)
5年目:150時間程度(同上+苦手分野は講義再視聴)
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

私は令和3年度の試験にて財務諸表論に合格することができました、しかし、令和4年度の試験は消費税法も同時に勉強をしており、消費税法と簿記論を上手く両立することができず不合格という結果になりました。そして、今年の令和5年の試験に関しては前年の反省を生かし、簿記論中心に勉強することで合格することが出来ました。この合格体験記では簿記論と財務諸表論での自身の失敗談を記載しようと思います。少しでも困ってる方の参考になれば幸いです。

学習方法⇒

1年目:独学時代 (試験結果:簿財ともに25点)

日商簿記2級を取得していたため、他社のテキストを使用して、簿記1級の勉強をして税理士試験に臨みました。

2年目:クレアール受講 (試験結果:簿財ともに50点)

講義視聴を中心としてサブとして計算問題集や答練を受けており、知識のインプットのみを行っていました。当時は学生ということもあり、分からない論点に関しては何度も動画を見て復習などしていました。

3年目:クレアール受講 (試験結果:財務諸表論合格、簿記論50点台中盤)

2年目の時は講義の視聴を中心に行っており、論点に関してはある程度理解していたため、計算問題集や答練、理論問題集、他社のテキストなどアウトプット中心に勉強をし始めました。財務諸表論に関しては、簿記論と範囲がほぼ一緒のことから理論問題集を中心にして、理論問題集の赤字のキーワードは必ず答えられるように暗記の練習していました。また、財務諸表論は注記が求められる場合もあるので、注記がある場合の回答の仕方などもテキストや答練を通じて学習していきました。簿記論に関しては、計算問題集や答練、他社の計算問題集を使用し、問題の数に触れ幅広い範囲の論点の学習をしていました。

4年目:クレアール受講 (試験結果:簿記論50点台後半、消費税法40点台)

消費税法の勉強も同時に開始しました。消費税法は初学ということもあり、消費税法を中心に学習を始め、簿記論に関しては3年目よりも時間をとることが出来ず、計算問題集や答練等の復習のみでした。

5年目:クレアール受講 (試験結果:簿記論合格)

簿記論を専念して学習しました。具体的には苦手論点の講義再視聴と計算問題集と答練を繰り返し解き直すような学習をしておりました。計算問題集では、繰り返し問題を解くことで苦手論点をなくすように努め、答練でも毎回時間を測り、満点が取れるまで何度も解き直しを行いました。

各勉強方法の反省点

・1年目:独学で初学論点の勉強は難しく、新論点の勉強に集中していたため税理士試験の対策が出来ませんでした。

・2年目:知識のインプットをすることはできたが、計算問題集や答練はあまりしてこなかったため、実際の答練では時間配分や試験特有の問題形式になれることが出来ませんでした。しっかり計算問題に触れることの大事さを痛感した試験でした。

・3年目:財務諸表論では計算問題の他に理論問題集の暗記や注記などにも努め、それらをしたことにより合格へ結びついたのではないかと思います。しかし、簿記論に関しては計算問題集や答練を1巡したのみで他社の問題集をしてしまいました。これにより、たくさんの問題に触れる機会はありましたが、間違えた個所や苦手論点を十分に復習することが出来ないまま試験に臨んでしまいました。

・4年目:財務諸表を合格をして、消費税法の勉強を始めました。このころから仕事も忙しくなり、その中で消費税法の勉強を中心に勉強していたので簿記論に時間を割くことが出来ませんでした。次は試験前に簿記論の対策のために答練などし始めたので、大事な直前期に消費税法の疎かになり、結果として両方とも合格することはできませんでした。

・5年目:税法と簿記論の両立は難しいと考え、簿記論に専念して勉強を始めました。今回は今までの反省を生かし、クレアールのテキスト・計算問題集・答練のみを使用していきました。そして、“何度も解き直しを行い、分からない論点に関しては講義を視聴する“という勉強を行った結果、簿記論を合格することが出来ました。

最後に

税理士試験は難しい問題を解く必要はなく、解ける問題を落とさない試験です。学習範囲を絞ったクレアールの非常識合格法で“インプットをしっかり行い、同じ問題集を何度も解き直しして苦手論点を克服していく“ことができれば必ず合格できると思います。勉強をしていく中で不安とかもあると思いますが、クレアールのテキスト・問題集等を一度全力で取り組んでみてください。

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