「メリハリと「非常識合格法」により財務諸表論一発合格!!」Y.Dさん

Y.Dさん(27歳、男性)

【合格科目】財務諸表論(1)
【受講コース】2023年合格目標講座 入門簿記付 簿財アドバンスレギュラー(初学者対象) Web通信
【職業】税理士事務所勤務
【1日の平均学習時間】平日1~2時間、休日3~4時間
【試験までの総学習時間】約900時間
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

今回の試験で、簿記論・財務諸表論を初受験し、簿記論は合格には至らなかったものの、財務諸表論は一発で合格することができました。私が合格できたのはクレアールの非常識合格法とメリハリのある勉強にこそあると思います。

税理士試験の受験動機

私は、大学在学中に日商簿記2級を取得後、税理士事務所に就職しました。その中で税理士事務所に就職後、税理士試験を受験しようと思ったのは、科目合格でも次のステップアップが多彩であること、周りの職員も科目合格を重ねてステップしていること、何よりも日商簿記2級でも分からない会計・税務内容を大きく目にすることが多々あり、税理士試験の勉強していないと難しいと感じることが多くあったからです。

クレアールを選んだ理由

私がクレアールを選んだ理由は、値段と効率性が魅力的に感じたからです。値段は金銭的に余裕があった状況ではなかったため、なるべく金銭コストをかけたくないと考えていました。そして、最たる理由は効率性にあります。クレアールに出会う前、市販テキストやSNSの体験記を見て、範囲の多さや日商簿記1級とらないと厳しい旨の内容を多く見てきたので、日商簿記2級しかもっていない私が絶望に感じていました。そんな中で出会ったのがクレアールでした。クレアールの「非常識合格法」とメリハリのある範囲の取捨選択が私の当時の状況と勉強スタイルにとても魅力的に感じ、是非自分でもやってみようと感じました。

私の学習方法

①理論

財務諸表論の理論学習は、9~12月の基礎期ではテキストの各章の最後の注記記載の読解のみを行い、1~4月の応用期では理論問題集をもとに電車での通勤・帰宅中にテキスト1章分の暗唱を行ってきました。その際に心がけたことが1つあります。それは、文章で覚えるのではなく、キーワードで覚えることです。結局のところ、税理士試験の具体的な出題者と採点者が不明なため、文章で覚えてしまうとある採点者はマルでも別の採点者はマルを出さない可能性も考えましたので、キーワードをつなぎ合わせて書けば誰からも印象が良くなると考えたからです。5~7月の直前期では応用答練と直前答練を5~10回繰り返し解いてとにかくアウトプット・苦手分野を重点的に理解して本番に挑みました。

②計算

私が重視していたのは計算です。理由は簿記論・財務諸表論の区別が困難であり、同時に進めておいたほうが相互理解の促進かつ勉強効率が上がるのではと考えていたからです。例えば、金銭債権の貸倒引当金での解法は最終的には簿記論・財務諸表論いずれも使えるほか、減価償却累計額の記載につきましても相互の理解が必要だと思います。9~12月の基礎期では講義を聞いてすぐに問題集を3~4回繰り返して練習しました。1回目はテキストを見て講義を理解しているかの確認・2回目は自力で解く・3回目以降は1・2回目で理解できていなかった又は前回の演習から時間が空いた時に行って来ました。1~4月の応用期では冒頭に基礎期の内容がしっかりできていることが前提の旨の話があったため、引き続き基礎期で苦手分野と動画視聴・応用期の問題集を行ってまいりました。個人的に難しかったのがリースの割引計算でしたので計算方法がおおよそ類似している貸倒引当金とリンクして学習するなど、応用期で苦手分野がある場合は基礎期で出た類似分野とリンクして学習して心がけていきました。5~7月の直前期ではとにかく応用答練を10回・直前答練を2~3回繰り返して解き、苦手分野を地道につぶす勉強をしていきました。

③総論

いずれにも共通して言えることは動画・答練が来たら必ず次の公開日までにすべて視聴かつ問題を最低1回は解くことを心がけてきました。動画は1コマ30分前後でかつ1.5倍速で聞いてきましたので仕事で疲れても気軽に確保できる時間でしたので必ず帰宅後に視聴していきました。

試験当日と注意点

財務諸表論は理論5割、計算5割という体裁ですが、直近では理論の中に簿記論で出てくるような計算問題もでてきている傾向が強い印象です。本番当日でも同様の傾向の出題でしたが理論40分・計算80分という理想の時間配分で解き切ることができました。特に見たこともない問題が出てくるとそこに時間を費やしてしまい取るべきものを落とす可能性がありますので、そこは無理に解かないということを心がけたことも合格の要因かなと思います。

最後に

今回、財務諸表論を合格できたのは簿記論と合わせて勉強できたことにあると感じています。範囲は多くなって大変に感じるかもしれません。しかし、クレアールのメリハリのある勉強と取捨選択を心がけていけば道は開けると思いますので、これからもその考えを維持して、残りの科目合格に向けて頑張っていこうと思います。

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