S.Nさん(35歳、男性)
【合格科目】簿記論(1)
【受講コース】2023年合格講座 簿記検定トライアル 簿財アドバンス1年プラン【初学者対象】 Web通信
【職業】会社員(経理)
【1日の平均学習時間】
【試験までの総学習時間】
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
はじめに
私が税理士試験の勉強を本格的に開始できたのは23年の5月からでした。短い期間で合格できたのは解法マスターと各種答練での実践力を磨くことができたからだと思っています。
クレアールを選んだ理由
会社員として働きながら勉強をするにあたり、通学はハードルが高いこと、仕事の繁忙期と閑散期が明確であることから自宅で学習ができる通信講座を軸に予備校を探していました。
そうした中で、下記2点が私の中で決め手となりクレアールを受講することを選びました。
①クレアールはテキストが他の資格予備校よりもボリュームが少ないこと
クレアールは非常識合格法を掲げており、合格に必要な勉強に集中しています。実際に受講してみると、たしかにボリュームは少ないものの質は高く、合格に必要な量は担保されているとわかりました。
②値段が他社と比べて安いこと
他の資格予備校と比べて受講料が圧倒的に安く、質も担保されていると考えたこと。
講義について
講義はテキストを読み上げるだけではなく、必要な補足事項や理解を助ける板書などがあり、講義を受けることで、自身でテキストを読むだけよりも一段深い理解が得られたと思います。
その中でも私が一番聞いて良かったと思える講義は「解法マスター」です。「解法マスター」はその名の通り問題の解答方法をマスターするための講義で、普段の個別論点の演習で基礎を固めた後に受講することで問題に回答する大きな力を得ることができます。 簿記論の試験は量が多く複雑な総合問題形式です。一つ一つの仕訳を丁寧に書く時間はないため、いかに正確かつ効率的に取引を集計して回答するかが求められてきます。そうした力を「解法マスター」で身につけられることができました。
私の学習方法
基礎期
基礎期は仕事が忙しく、なかなか勉強する時間が確保できない日々が続きました。そうした中で、平日は通勤時間に講義動画を視聴し、土日に復習と問題演習という流れが私の基礎期の学習方法でした。クレアールでは講義動画もテキストも電子配布されておりますので、スマホ一つで講義を聞くことができます。スマホの画面分割を使用することで講義動画とテキストを同時表示できるため効果的に学習することができました。
応用期~直前期
本格的に勉強できるようになった23年5月にようやく応用期に入りました。学習が遅れていることを自覚していたため、通勤時間に講義を進め、帰宅後と土日は問題演習と答練演習とやや同時並行でカリキュラムをこなしていきました。
6月に入ったところで平日でも毎日1回分の答練はこなそうと思い、朝早く起きて大問1,2を解き、帰宅後は大問3の総合問題を解いてから復習という流れを作り実践しました。若干細切れになりつつも毎日答練をこなしてきたことによって、問題を解答する力が養われて結果に繋がったのではないかと考えています。 また、簿記論は非常に難解な問題が多かったため、応用期であっても理解の不足が感じられた際には「解法マスター」に戻って問題の解き方の基礎を学び返しました。特に苦手な論点は答練を解き、解答解説で復習した直後にもう一度問題を解き直し、学習の定着を図っていました。理解していたつもりでもいざ問題に向かうと解けなかったりしたので、解答する力を身につけるよう心がけていました。
通信講座だからできたこと
通信講座の利点は自身でスケジュールを決められるところと細切れの学習ができるということです。
仕事の閑散期繁忙期により学習できる時間は変化しますので、自身にあったスケジュールで受講することができます。通学形式ですとどうしても通学できない日ができてしまうため、そうしたロスがなく学習できることは通信講座の利点だと思っています。
また、忙しい期間でも15分だけ、30分だけでも通信講座であれば学習することができます。継続的に学習するためにも、会社員で働きながら受験した私にとって通信講座で良かった点だと思っています。
最後に
私は合格するにあたり必要なことはいかにアウトプットする力をつけるかということだと思います。私は、基礎期で自身の理解に自信がないころは答練で低い点数だと嫌だなと思い答練の取り組みを避けていました。振り返ると、答練で点数が低いのは学習状況によっては当たり前ですし、答練の復習が大きなインプットにもなっていたため、恐れずに答練に向かうべきだったと思います。
アウトプットしていかないとアウトプットする力はついていかないので、河野上先生のアドバイスの通り答練を何周もこなすことが合格への近道だと思います。
最後に、短い勉強期間で簿記論合格できたのは河野上先生をはじめ、スタッフの皆さまのおかげです。ありがとうございました。