「諦めなければ必ず合格する!」T.Oさん

T.Oさん(61歳、男性)

【合格科目】財務諸表論(7)
【受講コース】2023年合格目標講座 簿財アドバンス上級コース Web通信
【職業】会計事務所役員
【1日の平均学習時間】非公表
【試験までの総学習時間】非公表
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

私は、大手会計事務所の執行役員です。年齢は61歳。クレアールさんの講義を受講し始めてからすでに7年経ってしまいました。

税理士試験の受験動機

 30年近く前、製造業の上場企業から転職して会計事務所に入社しました。入社したての頃は、勉強することが仕事であり、使命でもありました。入社翌年には、中小企業診断士を取り、さらにその春から国税徴収法の勉強を始め、数ヶ月後に受験し合格しました。

 その後、簿記論の勉強を始めたのですが、急激に仕事が忙しくなり、勉強の時間が取れず、なかば諦めてもいたように思います。

 50代になり、この後の自分のキャリアをどうしていくか考えるようになりました。会社の執行役員となり、70歳くらいまでは、自分が辞めると意思表示をしない限りは働けることになっていました。せっかく会計事務所に入社して、20年以上も働いてきたのだから、やはり最後の10年間は税理士として働きたいと思いました。60歳まであと10年ある。仕事も以前のように、毎日9時、10時まで残業ということもなくなっているので、税理士試験残り4科目合格することは、できないことではない。これが税理士試験に再び挑戦しようと考えた動機です。

クレアールとの出会い

 最初は、大手の専門学校に平日の夕方と土曜日丸一日通い、簿記論を教えていただきました。どうしても平日の夕方は仕事の都合で授業に出席できないことがたびたびあり、それを補うために別の日に勉強しないといけないのですが、完全には追いつくことができない状況でした。すると次の授業も前の授業の理解が足りない状態で出席するため、授業の内容がよくわからないということも起こりました。

 簿記論1回目の受験をしました。自分でも準備が十分にできたと思っていませんでしたので、やはり「あ~、できなかったな」という、残念な、あるいは悔しい気持ちで会場を後にしました。会場の外では、いろんな予備校、通信講座の方が、パンフレットを手渡していました。なにげなく手に取ったものの中に、クレアールのパンフレットもありました。

 通学中心の勉強スタイルに限界を感じていたし、年間30万円~40万円の授業料も負担感がありました。もっとフレキシブルに勉強ができて、コストももう少し抑えることができないかと考えていました。もらったクレアールのパンフレットには、「非常識合格法」と謳われており、とにかく受験に必要な知識に絞り無駄を省いた効率的な勉強を目指すと記載されていました。しかも、通学ではなく通信教育。あ、これだと直感的に思いました。

 家に帰りすぐにインターネットで調べました。パンフレットと同じことが説明されているのですが、講義をいくつか視聴できるようになっていました。そのとき見た授業の講師が河野上先生でした。とてもわかりやすく、かつ楽しいと感じました。これなら続けられると思いました。

 税理士試験に合格するために必要な知識に的を絞り、できる限り少ない勉強時間で合格を目指すという明確なコンセプトが気に入りました。また、通信教育であるため、授業を受ける時間をフレキシブルに調整できるし、講師もとても気に入ったし、授業料も通っていた専門学校より格段に安い。クレアールで税理士試験に挑戦しようと思いました。

私の学習方法

 簿記論を勉強していたのですが、クレアールのパンフレットやサイトの説明を読み、簿記論と財務諸表論は同時に勉強するべきだと理解しました。そして、クレアールを選んだ以上、最小限の勉強時間で2科目合格を目指そうと思いました。

 実際に、教材が届き勉強を始めると、やはり以前よりは仕事も余裕があったのですが、なかなか毎日勉強することは至難の業でした。家に帰ってから、食事をしたり、お風呂に入ったりすると、どうしても勉強を始める時間は10時、11時になってしまいます。年齢もあり、眠くなってしまい、机に向かっても半分くらいの時間しか集中できていなかったような気がします。

 クレアール1年目で2科目合格しようと考えていたのですが、どちらも不合格でした。次の年もその次の年も合格できませんでした。そこで、勉強時間帯を変えました。とにかく毎日11時前に寝て4時半に起きて6時半まで勉強することにしました。もちろん、前日、接待でお酒を飲んだりすると起きられないこともありました。しかし、朝に勉強すると眠くならないし、誘惑がないし、集中できました。土日も、支障なければ、朝、勉強していました。

合格に至るまで

 ここ3年間は、簿記論も財務諸表論も50点代のことが多く、どこか一つ、点数を取れていれば合格しているレベルでした。とにかく諦めてはいけないという思いだけで、続けました。諦めて勉強を止めてしまえば、そこまでです。しかし、諦めない限り、いつかは合格します。死ぬのが早いか、合格するのが早いか、それだけです。幸い、財務諸表論は死ぬ前に合格できました。

 実は、大学院に通い昨年の春に無事卒業しました。その結果、税法2科目免除になり、ずっと以前に合格している国税徴収法と合わせて税法3科目揃えました。そして今回財務諸表論に合格したので、あと簿記論に合格すれば、遠くにぼんやり見えていた税理士になれます。

 あと少し、クレアールに在学することになりました。必ず、今年、クレアールを卒業するつもりで勉強します。思えば小学校と同じくらいクレアールにいることになってしまいましたが、自分の選択は間違っていなかったと思っています。 自分の部下二人も、私に感化?巻き込まれて?クレアールで勉強しています。一人は、簿財同時に合格し、追い抜かれてしまいました・・・。

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