K.Kさん(28歳、男性)
【合格科目】簿記論(2)財務諸表論(1)
【受講コース】2023・2024年合格目標講座 科目別合格・2年セーフティコース 簿財アドバンス Web通信
【職業】会社員
【1日の平均学習時間】平日:2.5時間 休日:4時間
【試験までの総学習時間】簿財で600時間程度(この1年間)
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
受験の動機
前職では金融機関に勤めており、渉外活動(営業)をする中で、本当に自分がお客様の役に立てているのか疑問がありました。その中で、社長の言葉からよく聞いたのが「税理士の先生に確認してから答えるね」との発言でした。税理士って、すごい頼りにされているんだな~と思い、現在は税理士法人をグループに持つコンサル会社に勤めております。周りには公認会計士や税理士の方ばかりなので、自分も税理士になりたいと強く思うようになりました。
クレアールを選んだ理由
自分は仕事と両立することを決めていたので、量が多い勉強は継続出来ないだろうと感じていました。そこで、見かけたのが「非常識合格法」という文言でした。要領の良い学習で、大手予備校の勉強量よりも効率の良い学習法であり、この量なら自分でも続けられるだろうと思って取り組み始めました。
私の学習方法
簿記論はとにかく答練を何回も何回も100点が取れるまで解きました。実際同じ問題なので、いつかは100点が取れるのですが、問題が良いため、何度も解いて解けるスピードが上がればそれが本試験への対策に直接繋がっています。なので、簿記論は何回も何回も答練を解くことをオススメ致します。財務諸表論の計算は簿記論の勉強で賄えると思うので、計算はあまり心配しなくても大丈夫だと思います。本試験でも、簿記論がそこそこのレベルに達していればすごく簡単に感じました。理論は日々の積み重ねだと思うので、理論集を常に持ち歩いて、小さい声で音読していくのが自分には合っていました。
講義について
講義は長い時間ではなく、細かい時間で1コマがわけられているため、1コマ1コマ集中しやすい授業になっていると感じました。なかなか講義数が多いですが、この1コマが短いので、割とサクサク進めることが出来て、講義を受けるのは苦ではありませんでした。
仕事との両立
それこそ、転職して間もないこともあり、子供も生まれたこともあり、勉強を1年間継続させていくのはとても大変でした。それでも、意識していたのは「1日を積み重ねる」ことです。1日サボった分を取り返そうと思うと、勉強量の多さになかなか机に向かえませんが、少しでもいいからやろうとの意識であれば、机に向かうハードルは低くなります。簿財であれば、1日数時間でも継続さえ出来れば、本試験でも絶対合格を勝ち取れると感じています。実際に1年間継続して勉強できる人が何人いるか・・・。本試験に向かうまでにも多くの人が脱落していっていると思います。なので、あまり気負わず継続することだけ意識していけば、自ずと合格はすぐそこにあるのではないかと思います。
受験勉強での注意点
やはり、1日に詰め込まないこと&自分を責めないことだと思います。税理士試験は本当に継続力が問われる試験だと思います。なので、点数などが上がらずに自分を責めていると勉強自体続かないと思います。なので、勉強してるだけでも「自分偉いな・・(笑)」と思うことが大切です。継続に勝るものはなしです!!
通信講座だからできたこと
教室講義などでは、決まった時間に決まった場所で講義が行われますが、ネットではいつでも勉強出来ます。子供が寝た時間などに少しみたり、それに理解がわりと出来ている分野については倍速などで見ることによって、時間はとても大切に使えることができます。教室講義では早送りなどは出来ませんので、時間を柔軟に使えるという点ではネットは大きなメリットがあると思います。
その他、合格までのエピソード
勉強が嫌になるときは、計り知れないくらい多々ありました(笑)
そういうときは、思いっきり休むのも良いと思います。そして、休みまくったら、次第に罪悪感が出てきて、「勉強しなくちゃ・・・」と思えるからです。本当にヤル気のないときにやっても、とても非効率なので、そこのメリハリはつけたほうが良いと思います。 あとは、体調は一番重視することです。自分に厳しい人はすごく無理をするかもしれないですが、それで体調を崩すと何日も勉強が出来ない日が続き、以前入れた知識を思い出すだけでも、相当な労力となります。健康第一でいきましょう。