「仕事と両立しながらの簿財同時合格」I.Tさん

I.Tさん(28歳、男性)

【合格科目】簿記論(1)財務諸表論(1)
【受講コース】2023・2024年合格目標講座 科目別合格・2年セーフティコース 簿財アドバンス Web通信
【職業】医療系職種(医師)
【1日の平均学習時間】平日:2~3時間 休日:2~3時間
【試験までの総学習時間】非公表
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

この度クレアール税理士講座の簿財アドバンスを受講し、税理士試験の簿記論、財務諸表論を1年で合格しました。
これからクレアール税理士講座を受講される方、税理士講座の選択で悩んでおられる方の参考になるように、本講座受講にあたり経験したこと、思ったことをお伝え致します。

自己紹介、税理士講座開始まで

私は医療系職種で3年前からフルタイム勤務しているものです。もちろん財務・税務に関わる仕事ではなく、過去にも同様の学習、業務をしたことはありませんでした。自身のマネーリテラシー不足を認識した経緯で2022年8月から簿記検定の学習を始めました。同年11月の簿記検定2級に合格し、その学習の中で財務・税務の仕組みを更に深く学ぶ機会にしたいと思い、税理士試験の受験を決意しました。

クレアールを選んだ理由

過去、大学受験や資格試験の際に通信系の予備校に利用した経験があり、その経験の上で一番大事にしたことは講師との相性でした。相性には講師の声の速さ、トーン、言葉遣いなど複数の要素があると思いますが、少なくとも文字資料や体験記で判断できるものではありません。税理士講座に関しては各予備校で体験受講が可能なことが多いです。講座選択の際には体験受講を活用し、相性を大事にして頂きたいです。 私の場合はフルタイム勤務との兼ね合いもあり、全部又は一部通学を要する予備校はできれば避けたいという面、またPDF化されたテキストの利用が可能で通勤中の受講が簡便であるという面で、クレアール税理士講座が自身に合致していることも考えておりました。座っての学習時間を取りにくい社会人の方で、紙テキストではなくPDFテキストでの学習に抵抗のない方は上記の面もメリットに繋がると思います。

私の学習方法、仕事との両立

まず私の学習時間は、平日が通勤時間往復1時間と帰宅後1-2時間程度、休日が1日2-3時間程度でした。通勤時間を中心に、スマートフォンとタブレットのPDFテキストを用いて講義受講をし、帰宅後や休日に計算問題集、答案練習に取り組みました。試験に近くなってからは講義が少なくなりますので通勤時間に理論問題集の暗記も行いました。受講ペースは、基礎Ⅰ期が11月末~12月、基礎Ⅱ期が1月~3月、応用期が4~5月、直前期を6月~7月になりました。

私の場合は点数等で目に見えて成果の分かる計算問題の演習は苦でなかったので、座れる時間にしっかり取り組めました。計算問題集は全問1周した後は答案練習・解法マスターを3-4周し、5月頃に苦手な箇所をあぶり出して、その単元の計算問題集を追加で1-2周しました。

理論の暗記は中々やる気が起きず、日々のルーティンに入れ込めるように考えました。毎回問題集のどれを覚えるかを選ぶのに時間を割きたくなかったので、スマートフォンの乱数アプリに覚える問題番号を毎日2-3題決めてもらっていました。この暗記方法は4月頃から始め、7月中旬からは乱数で当たらなかった問題を中心に暗記し、7月末に全範囲概ね暗記が終わったので、8月からは出題予想を参考に理論問題集を絞って暗記をし直しました。私の暗記方法は暗唱を中心に行いましたが、これについては皆様の覚え方があると思います。色んな方法を試して合っていると思ったものを沢山繰り返すしかないと思います。
前段でも述べたように、仕事との両立という観点からは、特に通勤時間を無駄にせずスマートフォンとタブレットのみで学習を進められたことが有利に働いたと思います。仕事をしながらの計算問題演習と理論暗記の時間捻出・組み立ては大変かと思いますが、継続できる範囲で時間確保をお願いします。

合格までのエピソード

上記では順調に学習が進んだように見えたかもしれませんが、決して自信をもって順調と言えるものではなかったです。6月頃から直前答練に着手し始めましたが、簿記論・財務諸表論共に得点が40点台のことがほとんどでこれが7月中旬まで続いたと記憶しています。合格点は基本的に60点と言われていましたので自信はなかったです。しかし毎回の答え合わせの後にどこを追加で得点できれば60点を超えるか、自分はどこでどのようにミスをするかを確認した上で直前答練をもう1周しました。最後に解かずに残しておいた直前答練2回分(本試2年分)を演習し、得点が60-70点台でした。最後の最後に合格への少しの自信が芽生えた上で受験しました。

恐らく他の受験生の中にも7月まで合格点に届いていなかった方は少なくないと思います。どうしても最終的には点取りゲームの要素がついてきます。間違った部分の単元復習も大事ですが、自分がどのようなミスをしやすいのか、どの部分を捨ててどの部分に時間をかけるのか、という作戦を立てるということも直前期には大事にすべきと思います。

最後に

最後になりますが、本講座の河野上先生を始めクレアールの先生方・スタッフ様方に支えて頂き、簿記論、財務諸表論を合格できたこと、大変ありがたく思っております。また本文をお読み頂いた皆様の税理士講座選択・学習の一助となれば幸いです。

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