「クレアール一筋で達成した簿財同時合格」H.Hさん

H.Hさん(24歳、男性)

【合格科目】簿記論(1)財務諸表論(1)
【受講コース】2023・2024年合格目標講座 科目別合格・2年セーフティコース 簿財アドバンス Web通信
【職業】会社員
【1日の平均学習時間】平日:3~4時間,休日:7~8時間
【試験までの総学習時間】約600~700時間
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

私は2023年第73回税理士試験において簿記論,財務諸表論を受験し一発合格を達成することが出来ました。新入社員になって数ヶ月のなかでの受験であり,会社や社会人としての生活に少しでも慣れようと悪戦苦闘しながらの勉強生活ではありましたが,クレアールの非常識合格法や講師の方に助けられ無事最後までやりぬき,最高の結果を手にすることが出来ました。この合格体験記で,クレアールの講座を受講しようか迷っている方,非常識合格法などクレアールの勉強法に不安を持っている方に少しでも助けになれば幸いです。

受験の動機

私は理系の大学を卒業しており,大学ではほとんど簿記などの講義は受けたことがありませんでした.しかし大学生から親元を離れ一人暮らしを始めたことをきっかけに,生活に不可欠なお金のやりくりに興味を持つようになり簿記2級を独学で取得しました。それがきっかけでさらに簿記の勉強を進めようとクレアールで簿記1級の講座を受講したのがクレアールとの出会いです。惜しくも1級に果てが届きませんでしたがさらに挑戦を重ねたいという思いから税理士試験を目指したことがきっかけです。

クレアールを選んだ理由

先述の通り税理士試験の受験を決める前に,簿記1級の勉強でクレアールにはお世話になっていましたが,きっとそうでなくてもクレアールを選んでいたと思います。クレアールは重要で出題確率の高いような論点に的を絞り学習をするいわゆる非常識合格法を用いていますが,それはまずは合格を勝ち取り,そこから余裕を持って知識や経験を高めていこうと考える私の考えと非常にマッチしていたからです。せっかく試験にほとんど出ないような論点を学んだとしても試験に受からなければどうしても試験勉強に集中せざるを得なくなります。それならば試験は試験であると割り切り,確実に合格ができるような試験対策をして合格した後で,自分の興味や関心に応じて勉強を進めた方が自分にとって有意義なのではないかと考えました。さらに受験は8月ですが,その直前の4月から社会人としての生活がスタートすることもあり,慣れない生活に苦労することが十分に考えられたため限られた時間で効率よく合格をめざすクレアールのスタイルは自分にとってベストだと考えました。

私の学習方法

簿記論と財務諸表論の割合

簿記論と財務諸表論は重なる部分が多いためどちらをやっていてももう片方の科目に役に立ちます。そのため割合は完全に半々でした。

勉強時間

朝は6時に起きて出勤までに1時間,夜は8時から11時半頃まで3時間ほど,その他通勤時間や昼休みなどを有効活用しました.机に向かう時間はほとんどの時間を計算に費やしていましたが,通勤時間や昼休み,勉強に疲れた夜遅くなどは財務諸表論の理論を勉強していました。

簿記論の勉強方法

簿記論の大問1.2は個別論点が多く,大問3は総合問題という形式ですが,大問1.2は目新しい問題が多く,柔軟な発想を要求されます。そのため過去問など初めて見る問題をどのように解くか,少しでも部分点を稼ぐかを常に意識し問題に当たりました。気づけば簡単だがそうでないと全く解けないといった問題をいかに得点するかが大問1.2では鍵を握っていると考えます。大問3は過去問などから時間内に全ての問題を取り組み得点するようなものではないとわかっていたため以下に簡単な問題を見極め,それを絶対に落とさないかを意識しました。常に時間を計り緊張感を持ち問題に取り組み,やってしまったケアレスミスはノートに書き二度と同じミスをしないように見直しました。

財務諸表論の勉強方法

財務諸表論はまず理論に関してはとにかく何度も繰り返しました。一度に何時間もやるのではなく1日に細かい時間を何度も作ることで触れる回数を増やしました。理論は最近は考えさせるような問題も増えていますが,暗記した文章をそのまま書けば得点できる問題も多くあり,そこが合否を分けると考え,漢字のミスなどもふまえ一字一句同じような文章が書けるまで暗記を繰り返しました。計算の分野は簿記論と異なりほとんどの問題に手をつけることが出来ます。そのため取捨選択というよりも時間内にどのように一通りの問題に取り組むかの時間配分を強く意識しました。クレアールの講師の方もそのためにどの順番で問題に取り組むべきかを答練などを通じて教えていただいたため,それをまねする形で試験にも挑みました。

合格までのエピソード

簿記論はまず1問目でなじみのない問題が出てしまい,試験中にパニックになってしまいました。心臓の音が聞こえたことをよく覚えています。しかし一度その問題を諦め,解ける大問から取り組みまた戻ってきたときには落ち着いていたことも覚えています。また大問3ではなじみのない単語が多く出たり,横領など初めてみた設定が出題されたりしました。そういった問題はよく読んだら解けるのかもしれませんが,試験の緊張感の中思い切って捨てる勇気を持てたことがよかったと思っています。財務諸表論は簿記論がうまくいかず苦しい中でしたが理論で直前に答練で出た問題や講師の方がヤマを張っていた論点が出題されており落ち着きを取り戻すことができました。自己採点をしてもどちらも合格しているか不安でしたが,クレアールの非常識合格法が掲げるように正答率の高い問題を確実に正解できた事が合格に結びついていると思います。

最後に

合格発表を見たときは涙があふれました。このような経験が出来たのはクレアールのおかげです。仕事と両立させることも十分に可能な講義や答練の量であり,非常識合格法は部活を頑張る学生や仕事を頑張る社会人の見方になってくれるものだと感じました。この合格体験記で,受験生や受験しようと考えている方に少しでも助けになれば幸いです。

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