「基礎をしっかり固めたら闘える!アウトプット8割で財務諸表論に合格」S.Mさん

S.Mさん(男性)

【合格科目】財務諸表論(2)
【受講コース】科目別合格・2年セーフティコース 簿財アドバンス
【職業】公務員
【1日の平均学習時間】2.5時間
【試験までの総学習時間】簿財で1,100時間(暗記含む)
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

財務諸表論合格

令和3年2月から受講を開始し、基礎1期の学習を終えたころ、令和3年試験で簿記論・財務諸表論を受験、ともに30点未満でしたが、基礎をしっかり固めたら闘えると自信がつき、令和4年試験において、簿記論・財務諸表論を受験し、財務諸表論に合格しました。
簿記論についても、結果は残念ながら不合格でしたが、58点と合格まであと一歩までの実力を発揮できました。

習慣と挑戦(動機)

社会人5年が過ぎたころ、結婚して家庭を持ち、保険や年金、住宅、日頃の生活にかかるお金のことについて、あまりにも自分が無知すぎると感じるようになりました。
そこで自己啓発のつもりで3級FP技能検定に挑戦したところ、勢いで2級FP技能検定まで合格をし、その頃には、毎日勉強をする習慣が身に付いており、何か大きな目標に挑戦したいと思ったことが、税理士試験チャレンジのきっかけです。
商業高校、商科大学を卒業していたこともあり、日商簿記2級は取得していましたが、既に取得から10年も経っており、当時は自信もありませんでしたが、会計科目を登竜門として、自分がどこまでやれるか自分への挑戦でした。

時間と効率(学校選択のポイント)

社会人として働きながらの受験と考えると時間をいかに確保するかと、限られた時間の中でいかに効率の良い学習を進めることができるかが、他の受験生と互角に闘うためのポイントだと考えました。
おのずと通信制の講座に選択肢が絞られました。

その中で、クレアールを選択した決め手は、簿財アドバンスの勉強スタイルと圧倒的に安価な受講料でした。
簿財アドバンスの講義では両論点を同時に効率よく学習を進めることはもちろんですが、互いの論点を補完するように復習ができるため、単独の論点で学習を行うより大幅に時間の短縮ができたと考えています。
また、厳選された教材と1コマ30分の講義は、余裕をもって受講を進めることがきるので、スキマ時間をうまく活用できました。
年末にかけての看板カリキュラムである解法マスターは、理解を時間内に答案用紙にアウトプットするためのカギとなりました。応用期、直前期には、定期的に答練が送付されてきましたので、講義の進行に併せて、腕試しに活用できました。

この充実した内容で、受講料を業界最安水準かつ受験料はクレアール負担、合格の場合、祝い金制度があり、私の学校選択は、クレアール一択の結果となりました。

基礎を大事にアウトプット8割(学習方法)

初回講義で、受講ガイダンスを受講しますが、その中で説明されたスタイルを基本的には最後まで実施しました。

基礎期は、平日は、1日1コマ(30分)、土日にそれぞれ6コマ(3時間ずつ)を受講し、論点ごとに個別問題集を解きました。
個別問題集でミスや分からなかった場合は、テキストで復習を行いました。個別問題集は、論点終了後に一周、各答練の出題範囲に該当した場合にもう一周、さらに答練で躓いた内容についてもう一周の最大3周だけ回しました。
その後、解法マスターを受講し、解法マスターの問題は、応用期終了までに5回転ほど反復しました。

応用期は、基本的には基礎期と学習スタイルは同じですが、応用答練を反復して実施しました。
理論は、スキマ時間を中心になるべく毎日理論問題集の音読をしました。理論においては、答練の出題範囲とそれ以外の強弱をつけて取り組みました。
応用答練の反復と理論問題集の音読は、直前期まで実施し、応用答練が8周、理論は基本理論問題集のみで答練でアウトプットにより理解と暗記を行いました。直前答練は、最終2週間程度で2周行いました。

合格までの道のり

応用答練までは、順調に学習が進んでいましたが、5月頃初めて直前答練に挑戦したとき、壁にぶつかりました。
出題範囲が多く、問題の難易度は各段に上がり、時間も足りない、点数は取れない。本試験までの期間がない中、突然自信がなくなりました。

しかし、ここであきらめては、これまで努力を続けてきたことが無駄になってしまう。そう思い、一旦直前答練は保留にして、応用答練を徹底的に反復することにしました。
そして、本試験2週間前に直前答練に戻ってきました。その際は、自分が分からない、時間がかかりそうと判断した問題については、「迷わず後に回す」、ここだけを意識したら合格点に届くようになりました。
財務諸表論については、私の場合、80~90分時間を使わないと計算を全体に手を付けることができなかったため、理論を最初の30分と意識して答練に取り組み、本番でも実践しました。

本試験を終えて

当日は、持てる力を十分に発揮できました。それは、日頃からアウトプットを意識して学習に取り組んだからこそと考えています。
重要な論点をしっかり抑え60点を目指すスタイルは、努力すればだれでも力をつけることが可能だと思っていますし、届かなかったら努力が不十分であった結果なのかなと思います。
簿記論は、あとひと踏ん張りという結果でありましたので、気持ちを切り替えて来年また挑戦したいと思います。
財務諸表論については、理論をおろそかにせず暗記を行いながらも、タイムリミットは30分と決め、残りは計算に力を注いだ結果、合格を勝ち取ることができました。

1科目合格できたことはとても大きな自信になりましたし、官報合格に向けた大きな一歩となりました。

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