「仕事・育児・家事をしながら、4科目目の相続税法合格!」N.Sさん

N.Sさん(32歳、女性)

【合格科目】相続税法(1)
【受講コース】4年5科目セーフティコース
【職業】公務員
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

令和4年受験は、3月までは育児休業のため主に息子が寝ている間、4月~6月は保育所に預けている間、7月以降は仕事に復帰したので仕事・育児・家事をしながらの勉強でした。
息子の夜泣きに慣らし保育、体調不良等で思うように時間がとれずに常に焦っていたからこそ、時間が確保出来たときは集中して勉強出来たと思います。
そんな中でも簿記論、財務諸表論、法人税法に続き相続税法も1発合格出来たのはクレアールのカリキュラムのおかげです。
私の体験記が少しでもこれから受験される方の参考になれば幸いです。

私の学習方法

理論対策

税法科目の最大のネックは理論ではないでしょうか。
特に相続税法の理論は私にとって馴染みがなく、そのうえ画数の多い難しい漢字が多いので当初から書いてインプット・アウトプットすることが多かったです。法人税法や財務諸表論の受験の時は、ワードを使っての理論暗記がメインでしたが、相続税法はこのやり方で進めたからこそスラスラと解答出来たと思います。

そして理論学習の進め方は、クレアールのカリキュラムに沿って忠実に取り組みました。直前期以外は答練前に出題範囲が絞られているので、その範囲をまずはしっかり暗記するようにしていました。これだけで、偏ることなくひととおりの理論を回せるのでまずはカリキュラムに忠実に学習することが重要だと思います。

また、今年の受験にあたってとても有効だったのが理論対策講義です。相続税法の理論は相互に関連のあるものが多いので、横断的な解答が必要になってくるものがあるのですが、今年がまさにそうでした。
この理論対策講義がなければ合格水準に達するほどの解答は出来なかったと確信しております。

計算対策

相続税法のメインとなる財産評価ですが、様々なパターンに素早く対応しなければなりません。こちらは反復あるのみです。機械的に迷わず解けるようになるまで個別問題を何度も解きました。
そして答練や総合問題については自分で決めた基準に達するまで、周期的に反復しました。クレアールの答練や総合問題は問題も解答用紙もバリエーションが豊富なので総合問題の文章を読み解く力、解答の仕方も自然と身に付いたと思います。

そして注意すべき点としては、財産評価に関してはいくらでも端っこ論点が存在します。あまり深追いせず、誰もが解答出来る問題をミスしないことがポイントだと感じました。

学習記録

理論についても計算についても、取り組んだ日付、かかった時間、点数、間違えた点等をエクセルで簡易的にまとめて記録していました。
どのタイミングで反復するか、前回はどこを間違えたのか、次は何を取り組まなければならないのかが明確になり自己管理に役立つのでオススメです。

   

学習時間

1日の勉強時間としては、9~3月までは2時間出来ればいい方、4月は3時間程、5~6月は6時間程、7月以降は仕事がある日は2時間程、有給や夏季休暇取得時は7時間程でした。
土日は子どもたちと出掛けることも多かったため週末は勉強を全くしない日もありましたが、隙間時間があれば数分、数十分でも理論を見たり聴いたりしていました。

子育てや仕事で勉強時間にかなりムラがありましたが、クレアールだからこそ自分のペースでいつでもどこでも勉強ができましたし、隙間時間をフル活用できたのだと思います。

学習場所

昨年までは自宅かカフェ等かの2択でしたが、今年は息子が保育所に入った4月から7月の復帰までの期間が勝負の年だったので、近くのコワーキングスペースを契約し、そこに出勤するような感覚で通っていました。
長時間の勉強ともなると自宅ですと集中力がもたないですし、カフェ等ですと今日はどこに行くか考えたり、席の良し悪しや混雑状況等を気にしなくてはならないのでこの選択は大正解でした。

また、周りの方もリモートワークや勉強で集中して作業しているのも、自分自身へのけん制になってよかったです。

受験勉強での注意点

通信講座ならではかと思いますが、講義に関しては“ながら”になりがちです。時間の節約のため私も“ながら”受講は多かったですが、 ただ聞いているだけにならないよう頭に入らない“ながら”はしないように意識して受講していました。
また、答練の添削を受けることは、配点箇所の確認や見直しをする機会に繋がるので毎回の提出(応用期からは特に必須)が重要だと思います。

そして、モチベーションの維持も課題となる通信講座。私はカウントダウンアプリを活用し、試験までの日数を毎日意識するようにしたり、SNSで学習記録をつけるなどして自分を奮い立たせていました。

最後に

日々の生活に追われながら時間を確保し学習を続けることは大変ですが、その分合格してその科目から解放されたときの清々しさは癖になるものがあります。
残りあと1科目、来年の官報合格を目指して気を抜くことなく、人生最大の清々しさを味わいたいと思います。

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