T.Uさん（32歳、男性）
【合格科目】簿記論（2）
【受講コース】2年5科目セーフティコース
【職業】会社員
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
はじめに
昨年、クレアールで簿財アドバンスを受講し、財務諸表論に合格することができました。同時に受験した簿記論はもう一歩という結果だったため次こそはという意気込みで今年リベンジしました。
結果は無事に合格をすることができました。正直、試験が終わった直後に妻に「今年は絶対受かったよ」とLINEをしたくらい実力を出し切ることができました。
なぜ私がそこまでの結果に辿り着けることができたかを思いつく限り書かせていただきます。
また、河野上先生をはじめ、スタッフの皆様には大変お世話になりましたので、この場をお借りしてお礼申し上げます。
クレアールでのリベンジ
初年度の受験では分野ごとに優先度をつけて勉強しました。そのため、出題頻度が高くないと思われる論点はバッサリ切り捨て、網羅性という点で不安を抱えての受験となりました。
その結果、見事に不安箇所が出題されてしまいました。それでもあと一歩というところまで点数を取ることができたので、クレアールでの勉強自体は決して間違っていなかったということを確信しました。
そして、2回目となる今回は不安箇所を網羅できれば絶対に合格できるという自信を持って勉強に集中することができました。
勉強のポリシー
仕事をしながらの勉強となるため勉強時間は限られていました。
そのため、限られた時間の中で効率よく勉強するために2つのルールを自分に課していました。
1つ目は「毎日やる」です。1日勉強から離れてしまうと、モチベーションが下がってしまい、また、勉強をしないことに慣れてしまいます。そのため、どんなに短い時間でも必ず毎日勉強時間を確保するようにしていました。
2つ目は「集中する」です。当たり前のことかもしれませんが、意外に意識しないとできないです。ちょっとスマホを触ったり、別のことを考えたりなど集中を妨げる要因はいくらでもあります。ダラダラと勉強する時間はないので、とにかく勉強するときは勉強だけに集中することを心がけ、集中が続かないと思ったときには勉強を一時ストップしていました。
こうして、密度の高い勉強を続けることが結果として合格につながったのではないかと思っています。
クレアールでの勉強
使用した教材はクレアールの教材のみでした。クレアールの教材をこなせば、絶対に合格できる自信があったので、他の教材には見向きもしませんでした。
実はこれも合格のためには必要なことでした。本屋で教材を探すとたくさん見つかります。どれも重要なものばかりに思えてしまい、自分が本当にやらなければいけないことが見えなくなります。2回目の受験であっても、重要な論点に注力するスタイルは維持したいと思っていました。
そのうえで、1回目のときに手が回らなかった不安論点をカバーする。このニーズを満たすにはクレアールの教材がピッタリでした。「非常識合格法」とはありますが、決して博打のような勉強法ではありません。必ず合格点まで辿り着ける効率的な勉強法であるため、そこは安心して勉強に集中することができました。
勉強のスタイル
私の勉強は非常にシンプルでした。平日は個別論点の問題演習をし、休日に総合問題を解く。勉強のやり方も教材も決まっていたのであとはそれを回すだけです。試験日から逆算してどの論点にどのくらいの時間を割けばよいかということも考えてはいましたが、最終的には答連をひたすらこなす生活にたどり着きます。
1回目の受験の結果にもつながりますが、結局、どの論点もバランス良く勉強することが必要です。各論点の中でもちろん重要な部分とそうでない部分にわかれますが、それは講義とテキスト、答連をやっていれば明確になります。
そのため、苦手論点を作らずに満遍なく勉強することが実はとても重要だったと改めて感じました。
もう１つ重要だったと思うのは、朝型の勉強ルーティンを確立したことです。
試験本番も簿記論は朝一の科目です。そのため、朝時点で100%の力を出しきれるコンディション作りは非常に大切でした。実際試験前日は緊張もあり、あまり眠れませんでした。また、朝もとても早く目が覚めたのを良く覚えています。朝型の練習をしていなければこの時点で精神的に落ち込んでいたかもしれませんが、事前準備のおかげで、何も不安を感じることなく試験開始の時間を迎えることができました。
最後に
受験勉強は決して一人の力では進めることができません。サポートしてくれる家族や職場、教材など周囲の環境が大きく影響してきます。
そのため、自分で選択することができる「何を勉強するか」の部分については、もちろん答えは１つではありませんが、クレアールは正解の１つだと思っております。まだまだ会計科目が終わった段階であり、これから税法科目にも挑戦する段階です。これからもサポートしてくれる環境に感謝しながら勉強を続けていきたいと思います。