「クレアールの教材は勉強時間の確保に苦労する社会人にうまくマッチしていると思います」S.Oさん

S.Oさん(55歳、男性)

【合格科目】財務諸表論(1)
【受講コース】簿財アドバンス レギュラーコース(学習経験者対象)
【職業】会社員(専門商社勤務)
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

前年に、クレアール流の戦い方を実践することで、仕事と両立させながら財務諸表論に合格することができました。
この時に簿記論も同時に受験する予定でしたが、直前に頑張りすぎて試験当日の体調がすぐれなかったため、簿記論は見送ることにしました。50歳台以降の受験では、ラストスパートをかけるのではなく、いかに日常を維持して試験日を迎えるかが大事だと実感しています。

また、ここまでの学習で、クレアールの講座内容は自分にマッチしていると感じていたので、引き続きクレアールの簿財アドバンスのお世話になることにしました。

仕事との両立

55歳を迎える年となって定年へのカウントダウンも始まり、もう転勤はないと思っていましたが、直前期である6月に単身赴任することが決まり、その準備や引継ぎで、4月からは勉強に使える時間が大きく削られてしまいました。
直前期は、空いた時間が出来た時に気持ちに余裕があれば勉強するという感じになり、精神的にもアップアップでした。通信講座でなければ、どこかで断念していたかもしれません。

一方で、赴任先の仕事の半分以上が経理関係で、取引毎にきちんと会計伝票を起票している会社だったので、日々の仕訳や決算修正・整理をリアルに体験することができました。
中にはテキストに出てこないような仕訳もあり、何故このような仕訳を切るのだろうかと考えこんでしまう事もありましたが、そのおかげで、本試験でイレギュラな問題が出てきた時にも、同じような話として落ち着いて解答することができたことは幸いでした。

仕事をしながらの受験の場合、当初に計画した通りに勉強時間が確保できること自体が恵まれた環境になると思いますが、そうでない場合でも、悪い面に腐らず、良い面をうまく見つけ出して活用していくことが大事だと思います。

合格に向けての取組み

直前期での勉強時間が十分に確保できないことから、今回の受験は相当厳しい戦いになると考えました。
しかし、その上で合格できるのがクレアールの非常識合格法であるとして、本試験では切るべき問題を早く正確に見つけ出し、ある程度勉強した受験生なら解答できるレベルの問題を確実に取ることができるような勉強を徹底していくことに決めました。

まず、第1問・第2問は、河野上先生のご指導通り、穴埋め問題→仕訳問題→推定問題という着手の順番を遵守するとともに、穴埋め問題と仕訳問題の基礎的なレベルのものは確実に回答できるよう、テキストの例題と個別問題集の復習を徹底しました。

第3問は、財務諸表論で培った計算の力を信じて、その力で対応できるものと決めました。
そして、それで対応できない問題は捨て問題であると(勝手に)位置付け、財務諸表論で作った解法(「下書き」)を簿記論用にアレンジし、これで解ける問題は確実に取れるよう、型を崩さないよう、何度か練習しました。
そして直前答練では、河野上先生の指示通り、初見の問題に対して切るべき箇所を早く正しく見極める練習に力を入れました。また、準備不足の論点がいくつもありましたが、それらを勉強し直す時間はなかったので、クレアールの直前の出題予想に絞って復習しました。

試験当日

本番では、第1問・第2問は計画通りの順番で着手できました。なお、推定問題は準備不足の論点だったので切りましたが、それで第3問に75分程度の時間を充てることができるようになって、ここまではうまく流れを作れたと思います。
ところがそこで欲が出てしまい、1点でも多く取ろうと、設定していた着手の順番を変えてしまいました。その結果、解答に手間取り、焦ってきて解法の型も崩れ出して凡ミスを連発してしまいました。自己採点結果も芳しくありませんでした。

合格点を意識し出すと1点でも余分に欲しくなって、手を付けてはいけない問題に手を付けてしまうリスクが高まるので、自分との戦いだと思って、自分の決めた手順をひたすらに守るスタンスが大事だと思います。
このようなことから再挑戦の準備をしていましたが、結果として合格通知を手にすることができました。

最後に

クレアールの講義と教材だけで、財務諸表論・簿記論と、続けて合格することができました。
合格のためには、本試験レベルの問題を何度もやり込むことが大事だと思いますが、クレアールの教材は重要な箇所がしっかりと、かつ、コンパクトにまとまっていて、早くから本試験レベルの問題に取り組むことができるので、勉強時間の確保に苦労する社会人にうまくマッチしていると思います。
また、クレアール流の本試験への取組み方をしっかり理解することも重要だと思います。講義・教材・本試験対策が一体となっての非常識合格法だと思いますので、各期の講義初回のガイダンスで示される受講方針を常に頭において、日々の学習に取り組み、合格への道を歩んでください。

講座パンフレットや特別セミナーDVDなどを無料でお届けします。
講座のお申し込み案内ページです。講座をお申し込みの方もこちらからどうぞ。
講座のお申し込み案内ページです。講座をお申し込みの方はこちらからどうぞ。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次