U.Fさん(35歳、男性)
【合格科目】簿記論(1)
【受講コース】1年3科目合格セーフティコース(簿財+消費税法)
【職業】専門職
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
はじめに
普段の業務を行う中で税に関する知識もあった方がさらにステップアップできると感じたため、働きながら税理士試験にチャレンジすることを決めました。
クレアールを選んだ理由
いつくかの専門学校を比較しましたが、ほとんどのものが、カリキュラムが膨大でした。
働きながらの受験では、あまりに量が多いと結局消化不良のまま本試験を迎えることになりそうだったため、要点を絞ったカリキュラムとなっているクレアールに注目しました。
そこで、河野上先生のガイダンスCDを取り寄せて聞いてみたところ、この先生であれば、信じて最後までついていけそうだと思ったため、クレアールに決めました。
すべての講義を聞き終わってからも、やはりその直感は間違いではなかったと思っています。
講師について
河野上先生は、実務の話も織り交ぜながら講義をしてくださるため、興味を持ちながら視聴を進めていくことができます。
とはいえ、無駄な話は一切ありません。合格のための最短ルートを進むことができるよう、講義はしっかりと無駄を省いた構成になっています。
また、比較的、他の専門学校に比べて受講料が安いこともメリットのひとつでした。
税理士試験は科目数が多いため、複数科目を受講すると、当然その分費用がかさむためです。クレアールは、他社に比べて良心的な価格設定ではないかと思います。
私の勉強方法
基礎期
前年に簿記2級を取得していたこともあり、最初の方は知っている内容も多かったです。カリキュラムに遅れないことを意識して、毎日1コマ~2コマの講義を視聴していました。
視聴後には、その日の学習範囲の問題を個別問題集で解いていました。
最初の方の答練では、学習した内容であるはずなのに、時間も知識も足りずというかんじで、不安になったことを覚えています。
解法マスター講義
クレアールの目玉のひとつがこの講義でしょう。本試験までもっていける下書きをいくつも学ぶことができます。実際に私はここで学んだ下書きを複数本試験でも活用して合格しました。この講義を受けるまでは、頭の中の知識が整理できていませんでしたが、下書きをしっかりと見につけることで解ける問題が増えていきました。
この講義のおかげで、基礎期で感じていた、総合問題を解けない不安が徐々に解消されていきました。
応用期
このころから答練の回数も増えてきたため、カリキュラムについていくのがかなり大変になってきました。
それでも何とか遅れまいと食らいついて受講していました。
直前期
答練がメインの時期です。解法マスターと答練は、すべて5回ずつくらいは解いたのではないかと思います。4回目、5回目は、それまでに解けなかった問題を集中的に回していました。
全体を通して、勉強時間は1日2時間ほどでしたので、試験までの総学習時間は700~800時間ほどかと思います。
受験勉強での注意点
簿記論では、いわゆる捨て問というものがあります。受験生の誰もが解けないような問題や、正確な回答を出すまでに配点の割にはかなりの時間を要する問題で、そこに時間を使いすぎてしまうと合格は遠のいてしまいます。簿記論の本試験の問題数は膨大であり、すべての問題をじっくり吟味して解いている時間はありません。
そのため、本試験では、このような捨て問見極め、切り捨てが非常に大事になってきます。河野上先生の講義では、このような問題の見分け方も教えて頂けます。本試験当日も、その見極めにより、時間をかけてはいけない問題をすぐに判断し切り捨てました。
この判断により、しっかりと時間をかけるべき問題に集中することができました。
通信講座だからできたこと
通信講座の良い点は、
- 好きな時間に講義を受講できること
- 自分の好きな倍速の速度で視聴できること
だと思います。
働きながらの受験では、まとまった時間を確保するのは困難です。そのため、クレアールの30分ごとの講義は非常にそのような状態では適していますし、早朝の時間帯など、自分の好きな時間に視聴することができます。
また、時間がないときは、倍速にして視聴できることも魅力です。私は基本的に1.5倍速で視聴していました。はじめは早く感じますが、慣れてしまうと、少し早口くらいに思えてきますので、おすすめです。
ただし、通信講座を続けていくには忍耐力が必要になってくるとは思います。
合格したいという強い気持ちがなければ、今日はやらなくてもいいと思ってしまい、どんどんカリキュラムから遅れていくことになってしまいます。自分を律して受講を続けていくことが必要になります。
最後に
簿記論では非常に難解な問題が出題されることも予想されます。
しかし、河野上先生の講義を受講していれば、そのような問題であっても、解く必要はない、もしくは、その問題の中でも確実に解いておくべき部分を判断することができます。
河野上先生を信じてしっかりカリキュラムをこなしていけば、合格が見えてくると思います。