「勉強時間にこだわらず、解答時間にこだわって在学中に簿財同時一発合格」K.Fさん

K.Fさん(21歳、男性)

【合格科目】簿記論(1)財務諸表論(1)
【受講コース】科目別合格・2年セーフティコース 簿財アドバンス
【職業】大学生
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

受験の動機

大学で簿記の勉強をし、簿記検定3級と2級と取得した後、さらに上の資格を取得したいと思った。公認会計士と税理士の2つの選択肢があったが私は2つの理由で税理士を志した。
1つ目は税理士なら生まれ育った地元の企業の支援ができるからである。
2つ目は受験制度が税理士の方が挑戦しやすいと思ったからだ。公認会計士試験が1度に複数の科目を合格する必要があるのに対し、税理士試験は科目合格が永遠に有効である。

クレアールを選んだ理由

税理士試験を受験するにあたって、独学では厳しいという意見をネット上でよく見かけたので、税理士講座を受講することにした。定期的に校舎に通うのは時間も労力もかかるため、通信講座を希望していた。
税理士試験が相対評価であることから人数の多い母集団に属するため、最初は受講者数が多く知名度もある大手予備校の資料を請求した。しかしそういった大手予備校は、通学も通信も受講料があまり変わらず、通学に比べると通信のコスパが悪く感じた。
そのため通信講座のみに特化しているため受講料もリーズナブルで、質問することもできるクレアールを選択した。範囲を絞る非常識合格法に疑念があったが、事務局の方とメールする中で疑念がある程度払拭されたため、申し込みを決めた。
結果的に、非常識合格法で十分合格が可能であった。

私の学習方法

平日も祝日も必ず毎日学習を行うことを徹底した。講義動画の視聴でも、個別計算問題集でも理論問題集でも、毎日机に向かって学習する習慣をつけた。
毎日勉強する一方でゲームやアニメなどを完全に断つことはしなかった。むしろ「このページまで終わったらゲームしよう」などと決めることで学習のモチベーションの増加につながる。

ネット上では毎日勉強時間を集計し、その合計を記録している人をよく見かけるが私は勉強時間を計ることはしなかった。
勉強時間を集計することにこだわると、解答目安時間60分の問題を40分で解けた時より、80分もかかってしまった時の方が2倍勉強したという考えに陥ってしまうかもしれない。

特に答練は早く解けた方が良いため、タイムアタック気分で時間を計測し、時間内に解ききれるようになるまで反復した。また、答練の点数は解くたびに毎回記録して学習計画の参考にした。
答練は何度か解き直すよう言われたので間隔をあけて解き直した。私の場合、応用答練は4~5回、直前答練は3回、過去問と模試は2回解いた。直前期に基礎答練を解いてみると非常に簡単に解くことができ、成長を実感できた。

Wordに答練でやらかしたミスを単元ごとにまとめた。いわゆる間違いノートである。
ただ、実際のノートに書くよりも、Wordなどのツールを使うことを推奨する。単元ごとに簡単にまとめられ、複数の単元にまたがる内容のコピペのなども可能だ。試験前にそのファイルを印刷して、試験開始直前に見ることでミスをある程度防ぐことができる。

受験勉強での注意点

定義は基礎期のうちから

日商簿記1級を受けずに2級からの流れで進んできた私にとって最大の壁となったのは財務諸表論の理論の暗記である。
財務諸表論の理論問題集は年明け以降に送られるが、その内容は基準の穴埋めや定義の記述より、会計学の考え方や基準の目的などが中心である。
理論の暗記は理論問題集が届いてから本格的に行うこととなるが、基礎期(8月~12月)のうちに基準、特に単元の中心的な定義の記述はできるようにしておくことが望ましい。財務諸表論・基礎答練の理論の穴埋め問題を何度も解くとよい。

他校は模試だけお邪魔する

周りにライバルがいて、前に試験監督がいる中での受験経験を得るために1度は外部の模試を受講するとよい。
家で行う答練や模試よりも残り時間をシビアに考えて解くことができる。ただ、それ以外で他校の教材を取り入れる必要はない。例えば、今まで扱ってないけど模試で出た箇所などを中途半端に覚えようとせず、”捨て問”と割り切るべきである。
得点や合格可能性を見て不安になっても、他校の直前講座などを申し込むべきではない。

計画を立てて、貯め込まない

各期の最初に講義配信スケジュール表が配布されるためそれを印刷して、簡単なスケジュールメモとした。
講義はほぼ毎週決まった曜日に1週分が配信開始となる。配信開始となった日には1コマの時間や前後の講義との関連性を考えスケジュールに取り組む予定日を記入し、それを遂行した。何らかの事情で翌日に回しても、1日ごとなら簡単に追いつくことが可能である。

寝落ちしそうになったら辞める

疲れている時など、講義を聞いてるうちにカクッと意識が飛んでしまうことも何度かあった。
カクッ→少し戻す→カクッ→少し戻す…を繰り返しても講義に集中できておらず、学習効果が見込めないため、そんな時はPCを閉じて少し寝て、起きてからまた取り掛かる。

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