「コンディションに合わせて勉強内容を変えて、簿財同時一発合格!」T.Sさん

T.Sさん(男性)

【合格科目】簿記論(1)財務諸表論(1)
【受講コース】トライアル簿財アドバンスコース
【職業】会社員
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

はじめに

このたびは、運良く簿記論・財務諸表論に合格することができましたので、僭越ながら合格体験記を記させていただきます。

クレアールを選んだ理由

学生時代、他の資格に関してではありますが、通学式の予備校に通っていました。その際、

  1. 講師毎に人柄、教え方の上手さにムラがあること
  2. 決まった時間に授業があるため、自分の都合で学習スケジュールを早めたり遅めたりできないこと

が不満でした。
その点、クレアールの簿記論・財務諸表論では河野上先生が全ての授業をしており、人柄も良さそうだったこと、学習開始時期が中途半端(一月下旬)であり、フレキシブルに学習を進めていきたいという思いがありクレアールを選びました。

講師について

河野上先生は私がクレアールを選んだ大きな理由の一つですが、実際に講義を受けてみると想像以上に満足度が高かったです。
良かった点を具体的に挙げます。

会計に対する愛が伝わってくること

知識があることは職業柄当たり前かもしれませんが、授業を聞いていて本当に会計が好きで深くまで勉強しているんだなと感じました。適切な言い方かわかりませんが、「会計オタク」だなと個人的には思っていました笑

そのため、授業で税理士や会計士としての仕事のエピソードを話す時も、授業の内容とガッチリとリンクさせて話してくれるので、理解が深まるとともに興味が増しました。
本番試験中、ド忘れしていた箇所を先生のエピソードから思い出せたのはいい思い出です。

優しいこと

先述した他予備校では、「ここは暗記できていないとまずい」「この問題で〇〇点以上取れていないと合格できない」等、徒に不安を煽るような形で勉強させようとする発言が多く、少し辟易した記憶があります。
その点、河野上先生は口調も非常に穏やかで、仕事と両立して時間がない受講生の立場に立って励ましてくれる発言が多く、落ち着いて学習を進められたと思います。

学習スケジュール

学習時間は、1月下旬〜2月は平日2時間程度、休日4時間程度。3月〜4月中旬は仕事が繁忙期で平日1時間程度、休日3時間程度。4月下旬〜試験日は平日4時間程度、休日1日6時間程度で、合計600時間程度であったと思います。
進捗状況としては、4月末で基礎期が完了、6月末で応用期が完了というかなり遅れたスケジュールでした。

また、応用答練についても6月下旬くらいから順次解き始めましたが、簿記論が20~30点代、財務諸表論が30~40点代と散々な結果でした。
正直、合格できないのではないかと思い、かなり落ち込みましたが、せっかく半年間余暇時間を削り、時間を見つけて勉強をし続けてきたので、何とか試験日まで継続して勉強しようと気持ちを保ち続けました。

結果として、試験直前には、応用答練3週目くらいで概ね80〜90点は取れるようになり、答練の周辺知識まで抑えられるようにはなりました。とはいえ、時間との兼ね合いで完全に捨てていた論点もあり、合格できない可能性の方が高いと思いながらも、本番で少しでも点を拾おうと意気込んで試験当日を迎えた記憶があります。

これは主観にはなりますが、本番の試験問題は応用答練に比べて素直で、きちんと個別問題の知識は抑えつつ、応用答練でのひねりのある問題を何度か解いて慣れていけば、十分戦える実力が身につくと思います。

受験勉強での注意点

やはり勉強中壁にぶつかってリズムを崩してしまうことは何度かあると思います。
そこで、自分なりに工夫したことを記させていただきます。それは、コンディションに合わせて勉強内容を切り分けすることです。
簡単に言えば、やる気や時間もある時は、できるだけ難しいことをして、反対にやる気や時間がない時は、簡単なことでいいから何かしら手を付けるということです。

難しいことの代表例としては、苦手な論点を理解することや、答練を解くことかと思います。
これらは仕事終わり等疲れた時に取り組んでも、辛い上に大して効果が上がらず、自己満足的な勉強になってしまうことが多いです。答練の解答が理解できなくて焦る→次の土日でしっかり当該論点の勉強をするというサイクルで取り組むことができれば、焦りから間違いなくやる気をもって勉強でき、土日までの隙間時間にどういう教材があるか改めて確認し、どのように勉強しようか創意工夫できます。
また、少し時間を空けることで余計な思い込みを排除できるので、非常におすすめです。

簡単なことの代表例としては、理論暗記、ある程度理解している論点の復習などかと思います。
理論暗記も最終的に暗記の精度をあげていく工程は非常に難しいと思いますが、それまではあまり頑張って覚えようとせず、赤字を隠してクイズのようにして何度も読んでいればそれなりには覚えられると思います。(当該論点をある程度理解しているという前提は必要ですが)
私自身、理論については必死に暗記したという記憶があまりなく、何度も読んでいるうちに、いつの間にかそこそこ暗記できていたという感覚でした。

このように、時間はかかるがあまり頭を使わない勉強を、勉強で疲れた後や飲み会の後、深夜早朝等、あまりコンディションの良くない時に詰め込むことで効率的に勉強を進めていけると思います。
論点の復習についても、複雑な論点についてはA41枚くらいの紙にまとめておき、隙間時間に何度か見直しておくと理解が深まりました。

最後に

クレアールの税理士講座は最短で合格を目指す人にとって最適な環境だと思います。現に私自身、あまり意志が強くない(8月に新たに消費税法の講座を申し込んでいたのに、12月の合格発表までほぼ手つかずにしてしまっていました)のにも関わらず、仕事と両立しながら半年程度で簿記論、財務諸表論に合格できました。

これはクレアールのカリキュラムが学習範囲を絞り込んで、その部分を深く教えてくれたことによるものだと思います。「非常識合格法」という名称はついていますが、個人的には基本を重んじた王道なカリキュラムだと感じました。

長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
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