K.Sさん(40歳、女性)
【合格科目】財務諸表論(1)
【受講コース】簿財アドバンス レギュラーコース
【職業】会計事務所職員
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
はじめに
今回の試験において、簿記論(2回目)と財務諸表論(初受験)を受験し、財務諸表論に合格しました。忙しい中でも、2科目に挑戦することができ、また、初受験ながら財務諸表論に合格することができたのは、非常識合格法を掲げるクレアールで効率よく勉強を続けることができたからです。
クレアールを選んだ理由
初めての税理士試験受験後、試験の出来が悪く落ち込んでいた際、試験会場にてクレアールのパンフレットをもらったのがきっかけです。パンフレットを読み「非常識合格」に興味を持ちました。
簿記論を初めて受験した際は、他校のWeb講座にて勉強しました。その際、教材の多さに圧倒され、仕事、家事、育児と多忙を極めていた私には到底こなせる量ではありませんでした。
再び簿記論を受験しようと考えた際、クレアールが頭に浮かびました。実際に無料体験授業を受講し、河野上先生の話術に魅了された私は、クレアールで二科目に挑戦しようと決めました。
決め手としては、まず問題集の内容が厳選されており、ボリュームが少なめになっていることです。教師が責任もって出題される範囲を厳選し、教えてくれると力強くおっしゃっていた先生の言葉を信じ、ぜひこの先生に教えてもらいたいと思いました。
次に、解法マスターがあることです。過去に簿記論を勉強していた際、問題を見てもどのように解くべきかがわかりませんでした。解き方が自分の中で確立されていないと、何度同じ問題をやっても解けるようにならないと思い、答練が始まる前に解法マスターで解き方を教えてくれるということに魅力を感じました。
また、受講料が安いということも決めての一つです。受験勉強が長引くにつれ、予備校受講料が負担になってきます。
私の学習方法
9月~12月までは朝5時から1時間半の勉強、1月以降は朝4時に起き平日は朝2時間、夜1時間勉強するようにしました。仕事が休みの日は、10時間を目標に勉強しました。合計で1000時間位でしょうか。内容としては、講義の受講、答練提出、答練や解法マスターの解き直しがメインです。
河野上先生がおっしゃる通り、解法マスターや答練は試験までに5~6回は解き直しをしました。何度も解き直しをすることで、新しい問題を見ても解き方が頭に浮かんでくるようになりました。解けなかった問題の解答を見て解き方を学び、その後自分で実際に解き直しを繰り返すことで、初めて自分の力になるものだと思います。
講義について
年内に1巡、1~4月で2巡目、5月以降は答練と、クレアールがペース配分してくれます。忙しい時期でもクレアールの講義スケジュールに遅れないように勉強していくようにすれば、大丈夫です。また、ポイントが絞られているため、こなせない量ではありません。また、Web授業なので、倍速で見ることができ時間短縮にもなります。
講義やクレアールのテキスト以外では、他校の模擬試験を一度受けただけですので、クレアールで厳選された問題を身に付けることが全てといっても過言ではありません。
仕事、家事との両立
基本的に残業のない事務所なので、比較的時間は取りやすい方だと思います。とはいっても、確定申告時期は繁忙期で勉強時間を確保することは難しいものです。確定申告時期での勉強時間不足から合格できなかったという教訓をもとに、なんとか勉強時間を確保しました。
仕事以外にも、家事があり毎朝5個の弁当を作っていましたし、そのほかほぼすべての家事育児は一人で行っていました。子供たちとの時間を取りつつ勉強時間も確保するため、朝早起きをして集中して勉強する時間とし、夜は子供たちとの時間を優先しつつ、隙間時間を見つけて勉強するというスタンスで臨みました。
合格までのエピソード
最初の税理士試験では簿記論に挑戦、2,3回目は消費税法、4回目(今回)は簿記論と財務諸表論に挑戦しました。結果として、消費税法と財務諸表論に合格しました。
財務諸表論の計算は答練や解法マスターを繰り返し解くことで解き方を覚えました。理論は、税法ほど完璧に法律を覚える必要がないので理解することに努めました。同じような言い回しでまとめる、角度を変えてとらえるなどし、何も見ずに大きな紙に図を描いていきました。図を描いていくことで、新たな疑問点や理解できていない箇所が見つかるので、そのような自分の弱い点を見つけ出し、テキストに戻って復習をしました。
最後に
家事育児、フルタイムでの仕事、と多忙の中二科目に挑戦することができたのは、非常識合格法のおかげだと思っています。余裕を持った勉強スケジュールをたて隙間時間を見つけて勉強を続ける、1つの問題を無駄にせず、間違ったところは何度も繰り返し次に出たときは絶対に間違えない、ということが重要だと思います。