「他の教材に手を出さずクレアールの教材のみを使い倒す!」M.Kさん

M.Kさん(25歳、男性)

【合格科目】財務諸表論(1)
【受講コース】簿財アドバンス レギュラーコース
【職業】公務員
【1日の平均学習時間】平日1時間、休日5時間
【試験までの総学習時間】800時間
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

目次

クレアールを選んだ理由

独学で簿記2級を取得したものの、税理士試験のような国家試験を受験するにあたって、過去問を見たところ、全く分からず、これは独学で合格するのは難しいと感じ、予備校を利用しようと考えました。そこで、様々な予備校を検討していく中で、クレアールの先輩方の合格体験記を読んでいると、「講義が分かりやすい」という声や「講師の先生が明確にやるべき範囲を絞ってくれる」「他校に比べテキストが薄く、働きながらでも消化不良になりにくい」という声が多くありました。さらに、簿記論と財務諸表論がセットになっているにもかかわらず、受講料が安いことにも惹かれました(実際、他校の簿記論一科目だけの受講料よりも、クレアールの簿財二科目の方が安かったです。笑)。
また、疲れている仕事終わりに予備校に行って授業を受けることも、休みの日に予備校に行って授業を受けることも嫌だったわがままな私には、WEBで授業を受けられるクレアールがぴったりでした。

私の学習方法

基礎期

クレアールのカリキュラムから遅れないことだけは徹底して、平日朝少しだけ早起きして1コマ授業を見ていました。そして、休日は平日に見終わった範囲の問題集を解く。基本的にはこのリズムを崩さずに継続していました。とにかく未視聴の動画を貯めないことを意識していました。
また、答練は河野上先生の教え通り、必ず時間を測って解くこととオンタイムで提出することを意識していました。正直、時間が足りずに半分位しか解けなくて、「本当に来年受かるのかな」と不安になることもありましたが、先生の言葉を信じて提出していました。返ってきた答案は散々なものでしたが、へこたれることなく、粛々と進めていました。
勉強時間としては、平日1時間、休日2時間程度でした。

解法マスター講義

解法マスター講義が本当に良かったです。私は、基礎期を終えて個別問題に関してはある程度戦えるなという自信をつけることができたのですが、総合問題の解き方が全く分からず、答練では思うように点数を伸ばせませんでした。解法マスター講義では、クレアール独自の個別→総合問題を解く際の下書きを伝授していただき、本試験においても総合問題を解く際の武器になりました。河野上先生は、自分に合う下書きを取り入れてくださいとおっしゃっていましたが、私のように初学者の方で総合問題に苦手意識のある方は是非全ての下書きを取り入れてみてください。

応用期

年明け以降の応用期では、基礎期同様カリキュラム通りに講義を視聴し、答練を解いて提出していました。3月頃からは、通勤中などの時間を活用し、理論問題集をひたすら読み込んでいました。また、直前期以降は答練を解くことに集中したかったため、テキストと問題集の過去に間違った問題を、この時期にもう一度やり直しました。

直前期

主に直前答練や応用答練のやり直しが中心でした。常に時間を意識し、各答練を時間内に目標にしている点数を取れるようになるまで、何度も解き直しました。本試験までに各答練5回くらいは解き直しました。勉強時間としては、平日2時間、休日5時間程度だったかと思います。
また、この時期から本格的に財務諸表論の理論暗記を進めました。具体的な勉強法としては、理論問題集を高速(2、3日で1周するペース)で読むというものでした。最初は全く覚えられませんでしたが、何度も繰り返し読むうちに自然と暗記できたので、高速で問題集を周回させる勉強法はおすすめです。

講師について

河野上先生は、明確に解けなければいけない所と手を付けなくても良い所を伝えてくれる点がとても良かったです。働きながらの勉強であるため、膨大な範囲から、必ず解けなければ合格できない問題を絞ることは独学では不可能だったと思うので、河野上先生の講義を受講して良かったです。

仕事との両立

これが本当に大変でした。勉強時間を確保するためには、当然遊びの時間や家族との時間を犠牲にしなければいけません。飲み会の誘惑、仕事後の眠気等の誘惑を断ち切って、強い意思を持って自分の立てた勉強スケジュールを進めていくことは想像以上に大変でしたが、今となっては自分もやればできるんだなという自信に繋がりました。

受験上の注意点

後でやろうと思わないことが大事だと思います。勉強している中で、気分が乗らない日もあるかと思います。そんな日は、つい明日まとめてやろうと考えてしまいがちですが、一度それをしてしまうと、クセになって結局勉強しなくなってしまいがちです。私は、気分が乗らない日でもとりあえず机に座って問題を解くようにしました。一度問題を解き始めると、自然と気分が乗ってきてノルマにしていた勉強量をすることができました。最初のうちは、しんどいと思いますが、勉強習慣がつくまで頑張ってみてください。
なお、勉強は「時間」ではなく、「量」を意識すべきかと思います。私の場合、自分が定めた今日すべきノルマ(勉強量)が1時間で終了したら、あとは自由時間としていました。
また、クレアールの教材のみを信じて繰り返すことが大事だと思います。他の予備校の教材等を見てしまうと、クレアールでは扱っていない範囲の問題が載っていて、不安になってしまいます。しかし、実際には、クレアールで扱っていない問題は合否に影響しない問題かと思いますし、範囲を広げてしまうと、消化不良になります。絶対にクレアール以外の教材に手を出さず、クレアールの教材のみを繰り返すことをおすすめします。

最後に

ここまで色々述べてきましたが、私は財務諸表論しか合格できませんでした。本試験では、初めての受験ということもあり、見たことのない問題に対して緊張してしまい、午前の簿記論の試験中頭が真っ白になってしまいました。今思うと、普段の答練同様、見たことある問題や確実に点を取れる問題をミスなく解けていれば合格できたのにという後悔もあります。しかし、河野上先生のおっしゃっていた「午前の簿記論の後、いかに気持ちを切り替えて午後の財務諸表論に取り組めるかが簿財同時受験において大切」という言葉を思い出し、切り替えて財務諸表論を受けることができました。次に簿記論を受験する際は、今回の反省を生かし、基本問題は落とさない点を意識して受験したいです。
クレアールの税理士講座を受講して良かったです。

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