「粘り強く、諦めず、財務諸表論合格」 K.Mさん

K.Mさん(男性)

【合格科目】財務諸表論
【受講コース】簿財アドバンス レギュラーコース

目次

受験の動機

税理士になって、会計の知識を武器に仕事をしたいと思っているからです。私は入社後、経理部に配属されました。税理士、会計士の先生方と業務上で関わる中で、知識の多さに驚くとともに、私は強く憧れていました。製造業の会社に勤めていることもあり、モノづくりの中小企業を会計の知識でサポートする業務が多い税理士に挑戦したいと思いました。

クレアールを選んだ理由

受験は社会人になってから本格的に始めましたが、私の受験生活はかれこれ7年ほど経とうとしています。まずは日商簿記一級に挑戦しましたが、合格までに3年ほどかかりました。簿記一級に合格後、その勢いで簿記論に挑戦しました。一回目の受験は不合格で、二回目で合格しましたが、二回目の受験も合格した手ごたえが無かったため、12月の合格発表まで、いったん勉強から離れていました。
ここでクレアールを選んだ理由になります。12月の簿記論合格を受けて、また私のやる気に火がつきました。しかしすでに12月で、8月の試験まで時間がありません。そんな中、クレアールの非常識合格法を知り、ここしかないと思い、受講を申し込みました。また、簿財セットで受講するスタイルが多い中、財務諸表論だけで受講できたことも決め手の一つです。

講師・講義について

講師の河野上先生の講義はとても分かりやすかったです。また、ご自身の実務経験上のお話や、世間一般的なお話などの雑談も織り交ぜていただき、メリハリのある講義でした。直前答練で必ず解けないといけない問題を解けていない場合は、ビシッと叱咤激励をしていただき、緊張感をもって直前期を過ごせました。クレアールのテキストは、非常識合格法と言うだけあって、他校よりも内容が薄いのではないかと思っていましたが、内容は充実しており、それでいて重要な部分に集中した効率の良いものでした。また、模擬試験で出題された問題に類似した問題が本試験で出題され、試験会場で驚きました。

私の学習方法

問題集の活用方法

計算問題は、基本的な問題を何回も解いて、頭で覚えるだけでなく、書いている手でも覚えるまでやり込みました。理論問題は、その背景も理解するように努め、あとはひたすら書いて覚えました。白いメモ用紙が真っ黒になるまで、理論の文章を書きました。また、計算問題、理論問題ともに、解いた日にちと、その時の理解度(①とりあえず解いた ②答えを見ずに解けた ③背景まで理解して解けた)を書き込みました。自分の理解度を後から振り返られますし、こんなに問題を解いたんだという自信にもなりました。

テキストに書き込む

勉強の道具を少なくしたかったため、講義の板書等は別にノートに書くのではなく、すべてテキストの空きスペースに書き込みました。後から見に行く場所が少なくなり、勉強の効率が上がったと思います。

勉強時間を記録する

スマートフォンのカレンダーに、何時から何時まで合計何時間勉強したかを記録しました。勉強は量より質と聞くこともありますが、私は量が大事だと思います。社会人の私にとって勉強時間を捻出することはとても苦労しています。目標勉強時間は平日が1時間、休日が8時間でした。もちろん目標に達しない日も多くありましたし、目標よりも多く勉強できた日もありましたが、勉強時間を記録することで、勉強が習慣化されますし、あとから見返して、その勉強時間が自信になりました。財務諸表論の2年間の勉強時間を集計してみましたが、53,280分(888時間)でした。財務諸表論に合格するまでには、土台となった日商簿記一級、簿記論の勉強があるため、総勉強時間はもっと多くなります。

財務諸表論の合格まで

1月からクレアールの財務諸表論講座の受講を開始しました。日商簿記一級、簿記論と重複する論点もありましたが、講義は全て受講しました。講義を一周受講し、個別計算問題集を一回転した時にはゴールデンウィークが終わっていました。この時の勉強時間は、平日1~2時間ほど、休日6~8時間ほどでした。
そこからは理論問題集、答練を中心に勉強しました。この年はオリンピックの関係で試験日がお盆明けだったので、連休は追い込みました。勉強時間は1日10時間ほどで、直前答練の回答と直しを1日で2回分行うというハードメニューでした。そのおかげで仕上がりも良いと感じていましたし、本試験を受け、手応えがありました。その手ごたえを信じ、合格発表を待たずにクレアールの税法の講座を申し込み、次の科目の勉強を始めました。しかし、結果は56点で不合格でした。自分の力が足りなかったことが原因だと気持ちを切り替え、税法の勉強を中断し、財務諸表論一本で勉強することを決めました。
1月頃から勉強を再開しましたが、仕事が忙しくなり、私生活でも変化があったため、平日も休日も勉強時間が確保できなくなりました。平日は勉強できても30分ほど、休日も3~4時間ほどしかできない日々が続きました。それでも7月頃から勉強時間を作れるようになり、この年も試験はお盆の後だったので、連休中は1日8~10時間ほどの勉強で追い込みました。1回目の試験の時より仕上がりは良くありませんでしたが、本試験も最後まで諦めずに、試験問題にかじりつくように問題を解きました。その結果、財務諸表論に合格することができました。

最後に

勉強を続けていれば、結果は出ると思います。年にたった一回の試験のために、勉強、体調管理といった準備を十分にした上で試験に臨み、合格を掴んだ時の喜びはとても大きいです。私はこれからも税理士試験に挑戦します。皆さんに負けないように勉強を重ね、また合格を掴み取る喜びを味わいたいです。

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