「最初に与えられたカリキュラムを”確実”にこなしていけば合格に達することができる」中間 奈美代 さん

中間 奈美代 さん

簿記論合格   財務諸表論合格
目次

はじめに。

女性でも永く続けられる、自立できる仕事って何かを考えた時、簿記をやってみようと考えました。どうせやるなら国家資格までとってみようと思ったのが税理士を目指したきっかけです。以前は理系の分析の仕事をしていました。そのため受験資格すらなかったのです。そんな私ですが…
・平成21年4月末 簿記の勉強開始
・平成21年6月  日商簿記3級・2級合格
・平成21年11月 日商簿記1級不合格
・平成22年2月  全経上級合格(受験資格取得)
・平成22年8月  税理士試験 簿記論・財務諸表論 合格
こんな感じで今年ダブル合格することができました。自分でもびっくりしました。正社員で仕事しながらの受験ではなかったので、他の人に比べたら時間はたくさんあったのは事実です。が、どんな人にも共通する勝因は何だったか振り返ってみました。

学習のポイント

1. 勉強する

大前提ですが、勉強を毎日の習慣にすることです。1年間モチベーションをキープすることは難しいことです。私も受験できるかどうかも分からずやる気が出ない時もありました。どうしてもという時は無理せず、理論集を読むなど軽めにして全く簿記に触れない日というのを極力避けました。時間がない人などもたくさんいると思いますが、理論だったら電車の中、お風呂の中でもできます。

2. 現況を把握する

勉強時間、方法、内容、理解度などなど振り返ることはたくさんあります。私は全経上級までは勉強日誌をつけて苦手分野などをチェックし、理解し解けるまで繰り返すなどしていました。
あとは8月の本試験に向けてどうやってレベルを上げていくか、河野上先生はよく講義中に話してくれるので、試験までの過程をイメージすることができると思います。その上で今自分がやるべきことは何か考えて勉強を進めることが重要だと思います。

3. 合格者のマネをする

講義中に河野上講師が勉強の進め方、アドバイスをしてくれます。他にも合格者の話しを聞いてみて、それを実行することです。例えば「答練(応用答練)を7回復習する」など実行しました。応用答練だけでも簿記論、財務諸表論あわせて20回分あります。7回復習すると140回…、最後は紙もボロボロになりましたが試験を受ける前の自身につながりました。

4. 受かる答案を意識する

理論でも計算でも聞かれたことについて答えることです。とにかく問題が多いですからKeyになるところを確実に抑えることです。私は本試験中もこれを意識して問題を解きました。簿記論は特にえっ…、と焦ることが多かったのですが、全部解かなくてもここまでは確実にしよう、この問題は落とせない、この問題は解かない、など強弱をつけました。ある程度レベルが上がったら戦略を考えることも大切だと思います。

5. 強い意志、高い意識をもつ

これらのことを強い意志、高い意識をもって取り組むことが必要だと思います。あきらめることはいつでも誰でもできます。本番の試験中にあきらめる人もたくさんいます。私は勉強中合格することばかり考えていました。どうしたら受かるだろう、何をすればいいか、何が足りないか、そんなことを考えていました。最後まで努力した者だけが合格することができ、税理士として仕事ができる人材になることができるのだと思います。

クレアールでの勉強

クレアールでの受験は初学の人にとって、とてもシンプルで分かりやすいと思います。教材も多くはないですし追加の配布資料や問題などもあまりなく、とにかく最初に与えられたカリキュラムを”確実”にこなしていけば合格に達することができます。私の場合はクレアールの教材をこなすのが精一杯でしたが、確実に自分のものにできれば道は開けるのだなと実感しました。

最後に

基本的に受験は自分との戦いです。勉強するのも受験するのも合格するのも、その先仕事をするのも自分です。ずっとずっと先を考えれば今やることが見えてくると思います。
私も税法の勉強をスタートし、早く税理士として働くことが出来るよう日々精進していきたいと思います。受験生活もまだまだ続きますが、今回の結果を踏まえてさらに勢いをつけ取り組んでいきたいと思います。

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