「財務諸表論の理論が苦手で、理論問題集をフル活用」守本 優也 さん

守本 優也さん

合格科目:
受講コース:【2017・2018年合格目標】1年3科目セーフティコース(オプション:講義DVD付き)

  • 受験回数:2017年が2回目(クレアール受講後 1回目)
  • 性別:男
  • 職業:会社員
  • 1 日の平均学習時間:2~3時間(時期によるが、基礎期の間は1時間程度。直前期に休暇を取りつつ、その間平均すれば6時間程度でしょうか。)
  • 試験までの総学習時間:1,000時間時間程度(簿財だけだと850時間程度でしょうか)
目次

1.受験の動機

父が勤めていた税務署を定年退職し、税理士事務所を開業。昔、「やることなかったら父さんと一緒に税理士するわー。」って言っていたのを思い出し、それまでパチンコ店の社員として気づけば当時27歳。税理士を目指しました。ちなみに今年34歳になります。そんな父は2年前に他界し、既に事務所も畳み、願い叶わずですが…。親不孝者です。そんなこんなでまずは簿記3級から…。受験資格を得るところからスタートしました。

2.クレアールを選んだ理由

2016年に全経簿記上級に合格し、その足でそのままその年初めて税理士受験をしましたが、見事に散り、今回初めて、予備校で税理士講座を受講することになったのですが、その際にクレアールを選んだ理由は2つ。通信講座(のみ)である事と、安いという事です。近くに税理士講座のある予備校がなかったため、通信講座で受講できることは絶対条件だったのですが、通常の予備校はライブ講義ありきの通信講座の中、クレアールには通信講座しかないということを知り、やはり通信講座一本でやっているのであればそれなりのノウハウがあるだろうというほとんど直感で決めました

3.私の学習方法

受講開始時に私は第一子が産まれたばかりでした。また、仕事も早番・遅番の二交替制。決まった時間に、そして計画的に勉強を進める事は初めから諦めていました。ただ最初に決めていたことは、基礎期の間、つまり年内は分からない箇所が出てきてもとにかく講義を受け進めていく。簿財と消費の2年3科目合格目標の講座を受講していたので、年内それで進めていって、今年は最低限1科目合格を最低限のノルマとして設定しました。その1科目を何にするかは年内受講してみて決めるといった具合でした。そして年内の講義を一通り終えて、年明けに簿財の2科目に照準を絞り、消費税法については翌年の合格と割り切り、DVDを受講するのみ行っていました。簿財については基本的に同時に学習を進めていったのですが、私は最初から最後まで財務諸表論の理論への苦手意識が拭えませんでした。河野上先生の指示に従ってテキストにアンダーラインを引き、それを覚えていこうとしても全く内容が頭の中で整理されず、ただひたすら答練の時期に合わせて指定範囲の理論を覚え、次の答練になるとその範囲の理論を覚えるけど前回の範囲の理論は忘れてしまうということの繰り返しでした。応用答練の時期はずっとそんな感じでした。

直前答練が始まるころにようやく「テキストにアンダーラインを引いた箇所が解答となるには、どの様な出題がされるだろう。」といったことを考えるようになり、理論問題集にないアンダーラインの箇所を全て付箋に書き出し、それが答えになるような問題を自分で勝手に作って添え、理論問題集に全て貼り付けていきました。そうすると不思議と頭の中で整理が出来、問題を解くのが苦ではなくなりました。あとはそれを隙間時間にとにかく声に出して覚える。理論についてはそんな感じです。それでも答練では作文でそれなりの点数がもらえるようになったので自信を持って学習が継続できました。

あとは財務諸表論の総合問題を根気よく、それこそ答練や模試に出題されたものを全て暗記するぐらいの勢いで解きまくりました。自分なりの解法をパターンとして体に覚えさせるつもりで。総合問題に関しては、私はなかなか点数が上がっていきませんでしたが、応用答練中盤ぐらいから「これ」と決めた方法を継続しました。解く順番や金銭債権の処理等、河野上先生の解法マスター講義で得たものを中心に、付け加えて試算表のB/S科目とP/L科目との切れ目に目印としてマーカーで線を入れたり、金銭債権と貸倒引当金、有形固定資産と減価償却累計額をそれぞれ共通の色のマーカーで目印を入れたり、とにかく転記ミスや見間違いが多かったのでミスを減らす工夫を多く取り入れました。決まった方法を継続することでミスも減っていったと思っています。

最終的には、公開模試と答練の総合問題だけで60~65分ぐらいでほぼ全て満点がとれるぐらいまでやり込みました。そこまでに達したのが本番1週間以内だったと思いますが。

4.講師・講義について

河野上先生の講義は、とにかく内容が頭に入ってくる。実務経験をまじえた講義中の雑談と、それをテキストの内容に落とし込んで受験に必要な内容をずばり言って下さる、そのメリハリで楽しみながら受講出来ました。また講義中に、はっきりと「これは出来ないと問題あり」ということをはっきりおっしゃって下さいますので、適度に緊張感を保ちつつ受講する事が出来ました。

5.仕事との両立

先にも述べましたが、仕事と両立出来たのかどうかはわかりません。最終的に簿財2科目合格に絞ってやっていたにもかかわらず財表の1科目しか合格出来なかったわけですから。しかし、自分の置かれている環境を変えることは出来ません。その環境の中で最低限残さないといけない結果だけは絶対残す。この気持ちだけは持ち続けたつもりです。

6.受験勉強での注意点

偉そうに言える立場ではないですが、自分の甘さを認識する事。自分の甘さは変えられない事を認識する事。自分の甘さを出せないような環境を無理やり作り上げる事。私が勉強中は、妻に私の携帯電話とテレビのリモコンを持って寝てもらってました。(笑)

7.通信講座だからできたこと

やはり自分の生活スタイルに合わせて受講出来たことではないでしょうか。

8.その他、合格までのエピソード

公開模試で上位3割にも入っていなかったので泣きそうになっていました。笑

9.最後に

財表の総合問題については出題がワンパターンなので、公開模試で合格圏外だった私でも、クレアールの公開模試や答練を解き続けることで、本番では自己採点が各予備校の予想合格点を上回るまでになりました。公開模試の後でも大いに可能性はあると思います。最後まで諦めずに走り切った人が合格出来るだと思います。

 

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