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「実務者講師だから、具体的な実例で分り難い論点も一気に理解」K・Sさん

K.S さん(39歳)

合格科目:消費税法
受講コース:【2017・2018年合格目標】1年3科目セーフティコース WEB通信

  • 受験回数 2回
  • 性別 男
  • 職業 会社員(経理部)
  • 1日の平均学習時間 2時間
  • 試験までの総学習時間 1,000時間位

 

1. 受験の動機

動機は、転職して現在勤務している会社の私の前任の経理担当者が、既に税理士試験4科目に合格しており、その2年後官報合格を果たしたことです。

転職は今から5年ほど前になります。
当時は転職したばかりで日々の業務に追われ勉強どころじゃなかったのですが、3年ほど経過してから、ふと自分に誇れるようなものって何も無いなと思い、また身近で税理士試験に合格している人もいることから、自分もチャレンジしてみようと思い立ちました。

 

2. クレアールを選んだ理由

1回目の受験は他校で勉強しました。2回目の受験からクレアールでお世話になろうと思いました。理由は以前、クレアールの公認会計士講座で簿記を教えていた河野上先生が簿記・財表・消費税の担当講師であったことで即決しました。(当時、会計士の勉強をしていましたが、その時は根性がなく途中挫折してしまいました。)

 

3. 私の学習方法

私が選択した講座は、1年3科目セーフティコース(簿財アドバンス+消費税法の3科目)で、12月までは3科目を並行する学習を続けていましたが、1回目の消費税法不合格の結果を受けて、なんとしても消費税法に合格したいと思い、年明けからの学習は消費税法1本に絞り込み勉強することにしました。

具体的な勉強方法は、会社から帰宅後、すぐに2時間ほど計算問題(個別・総合)を毎日、解いていました。特に計算は、納税義務の判定を如何に素早く性格にできるかということを念頭に、納税義務の個別問題・総合問題を毎日最低2題は解くと決めて続けました。
理論の学習については、理論問題集を自分で録音したものを通勤の車の中で繰り返し聞いて、消費税法の理論の独特の言い回しに慣れることに徹していました。因みに通勤は片道約1時間ありますので、毎日約2時間は理論に充てることができますが、耳で聞いているだけでは中々覚えられませんので、休日のまとまった時間がある時に理論を書たり、音読を繰り返し、ひたすら暗記しました。そして理論は、5月頃からは通勤で録音したものを聞く前に自分で暗唱した後に答え合わせで録音したものを聞くようにしました。これを続けることで理論の精度が格段に上がりました。

 

4. 講師・講義について

河野上先生の消費税法の講義は、他校の先生の講義とは、かなり違っていてまず衝撃を受けたことです。具体的に何が違うのかというと、実務の話しを盛り込みながら、各論点のお話を分かりやすく解説されるので、理解が進み頭の中のモヤモヤが一気に解消されたことです。

例えば、納税義務の判定で吸収合併があった場合の特例です。他校で勉強している時は、ひたすら解き方を覚えましたが、河野上先生の講義では、「大企業が基準期間の課税売上高が1000万円未満の会社に吸収合併されたら2年間は消費税が免除されるというのは、おかしいですよね。」という感じで講義では実際にある会社の名称も挙げられていましたが、常に法律とのイタチごっこが続いているという事をお話されており、それまでは与えられる勉強しかしてきませんでしたが、河野上先生の講義でそもそもの法律の趣旨などを考えるようになり、勉強って面白いなぁと改めて思えるようになりました。

また具体的な計算問題の解き方を答練後の講義の中で解説していただける点も非常に良かったです。1年目に他校で勉強しているときは、計算表を作らずに直接転記していましたので、漏れがあったり、集計に時間を要したりしていましたが、計算表を作成するようになったことで消費税法の全体感が分かり、漏れがなく、格段に計算問題のスピードが向上しました。

 

5. 仕事との両立

まず仕事をしながらの勉強は当たり前ですが、大変です。でも個人的な感覚ですが、勉強と思うと大変に思えしまうので、勉強と思わないで専門家としての道を切り拓くための修行だと思い、また問題を解くときはゲーム感覚でやっていました。100点を取ればゲームクリアみたいな感じです。

発想の転換をすることで休みの日などは、1日8時間位勉強をしました。まぁ子供もいるので例えば2日休みがあったら一日は勉強をし、次の日は早起きして6時から8時位までの2時間を勉強に充て、後は自由時間で子供と出掛けたりしてリフレッシュしました。
私にとって仕事との両立は、兎に角、続ける習慣を付けることが一番のポイントでした。勿論疲れて今日は勉強やめようかなと思う日もありましたが、そんな時は取り敢えず個別計算問題を1問だけ解いて終わりにしようと決めてやったりして、続ける習慣を絶たないようにしていました。

自分が休んでいる時に他の受験生は猛勉強していると思うと、やらなきゃ合格が遠のくと自分を奮い立たせる感じです。

 

6. 受験勉強での注意点

注意点は、まず敵を知ることだと思います。ここでいう敵とは本試験問題です。1回目の本試験では計算問題で納税義務の判定でボロクソにやられて、その後の課税売上割合が95%を超えてしまう等、本当に翻弄されてしまったので、敵(本試験問題)に右往左往されないように、基本という土台をシッカリと築くことだと思います。そのためにクレアールで与えられた答練や計算問題集を最低5回以上は解き直しました。

他の合格者の体験記にも書かれていると思いますが、消費税法も同じで、基本論点を確実に得点することが合格への近道だと思います。

 

7. 通信講座だからできたこと

私の場合、実家の田舎に住んでいるため通学講座は一度も受けたことがありませんが、クレアールの通信講座は、1時間半の講義のため平日でも視聴可能でした。以前の他校の講義は三時間位の講義が1コマだったためキリが悪く、平日に視聴すると講義だけで終わってしまうこともありました。1時間半の講義を1.5倍速で視聴しましたので、1時間の講義時間でその後の1時間で個別問題を解けましたので、すごく有難かったです。

通信講座では他の受験生が見えない分、自分との戦いですが、その分、人間関係も無くひたすら勉強に集中することができます。賛否はあると思いますが・・・

 

8. その他、合格までのエピソード

試験の前日に有休を取り、土・日・月で最後の総仕上げをする予定でしたが、風邪を引いてダウンしてしまい最後の追込みがかけられず、しかも天気予報で試験当日は台風の予報が出ていたため、前日の月曜日に試験会場近辺のホテルを急遽予約して泊まることにしました。月曜の夜はビジネスホテルで中々、寝付けなくてまだ若干熱がありましたが、コンビニでお酒を買って寝酒にしました。これが良かったのかグッスリ眠れて翌日は熱も下がってスッキリでした。しかし自分で決めた最後の総仕上げの問題や理論が殆ど出来ずに、焦りはありました。ただ今迄やったことは蓄積されている筈と自分を信じて本試験に臨みました。

本試験問題は、前年に続き同じ試験委員の先生が作問されました。河野上先生が講義の中で最後は、納税義務の判定が大きいと仰ってましたので、それを信じてひたすら納税義務の問題をやり抜いたことが本試験でも活かせました。計算は2問体制で2問目の簡易課税不適用の理由を新設法人の調整対象固定資産と解答することができたからです。後でネットの書き込みを見ると結構多くの方が高額特定資産で判定していたため不安になりましたが、解答速報では新設・調固となっていたため安心できました。

 

9. 最後に

今迄、簿記1級を5回位受験するも最後は2点足らずで不合格であったり、会計士試験に至っては途中で挫折してしまった自分でも、何とか消費税法を合格することができたのは、飽きさせない分かりやすい授業で消費税法を教えて頂いた河野上先生のお陰です。

最初は他校のテキストや問題集に比べてボリュームが圧倒的に少なくて大丈夫かな・・・と不安にもなりましたが、少ない量を確実に何度も復習することで、基本論点を確かなものに出来たという実感はありました。

次は、簿記論・財務諸表論の同時合格に向けて頑張りたいと思います。クレアールの皆様、今後も宜しくお願い申し上げます。

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