「一年で簿財の合格ができたのは河野上先生の言うことに忠実に従ったから」黄海 由希子 さん

黄海 由希子 さん

目次

はじめに

初学者、工学部出身、保持資格は簿記2級(と運転免許)のみの私が、一年で簿財の合格ができたのは、河野上先生の言ったことに忠実に従った事に尽きますが、この冊子を手にされた方のお役に少しでも立てればと思い、受験勉強について書かせていただきます。

学習方法

①勉強時間

勉強時間は基礎期から応用期は一日平均3時間、直前期は5時間ほどでした。簿記は一日やらないと鈍ると先生が言っていたので、ほぼ毎日電卓はたたきました。

②計算について

私は学習時間の大半を計算の時間に使いました。計算は成果が見えるし、両方合格したかったからです。でも、計算については、特に簿記と財表をわけて勉強したということはありません。
基礎期から応用期は、学習したことをその場で理解することに努めました。先生の授業はわかり易く、DVDを見直すことはしませんでしたが、理解しがたい論点は、理論とリンクさせたり何度も問題を解くことで、個別の論点については苦手を作らないことを心掛けました。
答練がはじまってからは、ひたすら答練をときました。回数は意識しておりませんが、間違った箇所、解けなかった所にはふせん、マーカーをし、重点的に復習しました。

③理論について

先生が授業中、絶対に覚えなさい、と言った事についてはその時に暗記をするよう心掛けました、これは答練についても同じです。
暗記方法はサブノートを持ち歩き、暗記に使ったメモ書きを家中のあちこちに置いて、いつでも目を通せるようにしておきました。
又、計算問題をときながら、関連する理論をつぶやき、詰まったら後で復習する、これを繰り返しました。
上にも書きましたが、時間の大半を計算に費やしましたので、理論は常に不安材料でしたが、答練で先生の言う、「白紙にしない」技術を訓練した結果、本試験では的外れなことを書いた部分もありますが、ほぼ真っ青に埋めることができました。

④試験について

先生が言うように、税理士という職業はできない、わからない、と言えません。人が気がつかないことに気がつかなければいけません。でも簿記の試験は実務と違って、解答を導き出すためのヒントがどこかに隠れています。それを探してあげてください。
諦めたら拾えなくなります。諦めない限りきっと見つけ出せるとおもいます。

講義・講師について

冒頭にも書きましたが、私が一年間勉強を続けられたのは、先生のお陰と言って過言ではありません。先生は勉強や実務の雑談(とは思えない大変貴重なお話)以外にも、勉強や試験に向けての心構えのような、とても大切なことを授業でちゃんと伝えてくださいました。情報が多い中、何の迷いもなく、クレアールの教材のみを使用して勉強ができたのは、とても信頼できる先生がいたからだと、私は思っています。

初学の方へ

これは初学の私が感じたことです。
①受験資格の確認は早めにしましょう。
②先生の解いた答練を機会があれば見せて頂きましょう、とてもきれいです。参考にしてください。(ちなみに私は、先生の答練を見て、青ペン使用に変えました)
③先生は過去問は解き捨てで構わないと仰っていましたが、簿記の第3問だけは何回か解いた方がいいと思います。数字の桁が普段の答練よりも大きく、それだけで動揺するし、カンマの位置も打ち間違えたりするので、慣れておくとよいと思います。

通信の方へ

一人で勉強されて寂しくなる時もあると思います。でも、全国にはそんな方がきっと沢山いて、皆さん頑張っています。そして今も私もその一人です。
不安になったら仕訳をきりましょう、電卓を叩きましょう。体を動かすことで、頭はひっぱられてついてきます。

さいごに

先生をはじめ、通信生で戸惑っていた私を答練時に親切に迎えてくださった事務局の方にも、大変感謝しております。これからもお世話になります、どうぞ宜しくお願いいたします。
そして睡眠時間を削っていた為、午後に睡魔と闘う私の頭を優しくはたいてくれた職場の方、大変申し訳ありませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。
私は優れた能力や、強靭な心や体をもっているわけではありませんし、受験に専念できる環境ではありません。それでも会計科目を一年で卒業できたのは、河野上先生の授業を選択したという幸運があったからだと思います。先生には本当に感謝しております。これからもご指導どうぞ宜しくお願いいたします。

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