「基本的論点をしっかり解答できる人が受かる試験」北島 慎也 さん

北島 慎也 さん

目次

クレアールを選んだ理由

クレアールを選んだ理由は受講料が他の専門学校に比べて安いからです。
私は、29歳までシステムエンジニアをしていました。大学は工学部です。簿記とは無縁の生活を送ってきましたが、税理士を目指すことを決意した後、一般企業の経理に転職をし、簿記1級までを独学で取得しました。今後も独学で行くか悩みましたが、税理士試験は独学用の書籍の数が少ない、また試験が年1回しかなく、確実に合格したいという思いもあったため、専門学校への入学を決意しました。
独学時代から「勉強は教わるものではなく、自分で学ぶものだ」という持論があり、最終的には自分のやる気次第と感じていたため、受講料が安く一番安く、学びやすいクレアールを選びました。

私の学習方法

クレアール活用法

私は社会人であるため、DVDを観ながら学習を進めました。DVDは時間に縛られることがなく、かつ倍速での再生が可能なため、時間が限られている私にとっては最適な学習方法だったと思います。
DVDは基本的に視聴が可能になったらすぐに観るようにしていました。答練も基本的にはスケジュール通りにこなすようにしました。仕事等で学校に行けないときは、土日に複数のDVDや答練を受ける時もありましたが、こなすべきカリキュラムを貯めてしまって学習が追いつかなくなるのは避けたかったので、とにかく貯めないことを心がけていました。

理論

理論は、論点をまとめたサブノートを作成し、移動時間にそれをひたすら音読しました。移動時間というと電車をイメージする方が多いかもしれませんが、私の場合は帰宅の際に最寄りの駅から1~2前の駅で降りて、歩きながら理論を暗記しました。周りの視線が若干気になるのが難点ですが、電車のように眠くならないし、健康にも良いし、私にとっては非常に有用な方法でした。

計算

主に自宅で勉強しました。個別問題から直前答練まで、解いた問題、得点、間違った内容、時間をエクセルで管理をして、できるようになるまで解きなおしをしました。特に間違った内容の記録はミスの傾向を分析できるので、ミス再発という観点では有用だったと思います。
社会人の場合、残業等で帰宅が遅くなることが多々あります。私の場合、どんなに帰宅が遅くなっても、最低1問は解くようにしていました。どうしても眠いときは、無理をせず寝て、その代わり朝早く起きて問題を解くようにしました。毎日問題を解くという行為を習慣化したかったので徹底しました。

モチベーションの維持

税理士試験は非常に長期間に渡る試験です。勉強をするうえで、モチベーションの維持は非常に重要です。私はモチベーションを維持するために、以下のようなことに気を付けていました。

1.鉄の掟を作る

「これだけは何があっても遵守する!!」というルールを自分の中で決めていました。私の場合は『こなすべきカリキュラムを貯めない』、『最低1日1問は問題を解く』でした。毎日、無理なく実行できるものを設定するようにしていました。

2.土日のどちらかは予定を入れる

勉強ばかりでは疲れてしまうので、土日のどちらかは趣味、飲み会などのイベントを入れるようにしていました。勉強の中心は土日だったということもあり、1日潰してしまうような予定はなかなか入れられなかったのですが、「今週はXXXがあるから頑張ろう。」という励みには十分なったと思います。

3.税理士となった自分を想像する

最後は精神論的なものになってしまうのですが、税理士となって活躍する自分を想像することです。今がつらくても、その分得られるものも多いと思うと、「絶対に受かってやる!!」という気持ちになり、疲れたときは将来の成功している姿を想像していました

講師・講義について

私が受講していた簿財アドバンスの講師は河野上先生です。感想は「凄い!!」の一言に尽きます。講義は一つの論点に対して、実務の取り扱いなど例え話を交えて講義してくれるので、非常にわかりやすいです。
また、情報を得る場としても有用だったともいえます。「今年はXXXの改定があるからXXXが危ない」とか「国際会計基準の絡みからXXXが危ない」とか。こういった+αの部分は独学では得ることのできない部分だと思います。

最後に

税理士試験は難しい問題が解けないと受からない?一流大学に入れるくらい頭の良い人じゃないと受からない?そんなことはありません。ではどんな人が受かるのか?私は、基本的論点をしっかり解答できる人が受かる試験だと思っています。
税理士試験は時間との勝負になります。限りある時間の中でどれだけ正答を導き出すことができるか、難しい論点を解くというより、基本的な問題をケアレスミスをせずにどれだけ正答できるかが鍵だと思っています。
そのためには、理論も計算も繰り返し問題を解き解答のスピードを上げる、そして得意分野、苦手分野、ミスの傾向など自己分析することが重要だと感じています。
これまで「自分なんかが本当に合格できるのだろうか?」と不安な部分もありましたが、財務諸表論合格という事実は、今年残念な結果になった簿記論、そして今後の税法科目を攻略する上で、大きな足掛かりになったと思います。
今後も、講師の方々やスタッフの方々のお世話になると思いますが、私が合格することで恩返しをしていきたいと思っています。

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