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実務で活躍する税理士インタビュー(中村 樹さん)

中村 樹

中村 樹(なかむら いつき)

税理士法人平成会計社 第3事業部 副部長 税理士 2004年10月入社

税理士を目指された動機について教えてください。

実家が自営業を営んでおり、幼少期から税理士が身近な存在でした。経営者のパートナーのように、両親が税理士に全幅な信頼を寄せていたことから、税理士という職業に漠然とした憧れを抱いていました。そのような家庭環境下、自身の将来について考えたとき、「人を喜ばせ、世の中に役立つ仕事がしたい」という想いが強くなり、大学2年生のころから「税理士」を目指すことにしました。手始めに日商簿記3級、2級を独学で勉強し、その後税理士試験の勉強(簿記論)を本格的にスタートしました。

現在のお仕事について教えてください。

現在は職責上、事業部の全ての業務を統括しています。上場会社、大会社またその子会社の会計・税務顧問業務、J-REIT等の証券化業務、およびヘルスケア事業として、小さなクリニックから各都道府県にある総合病院まで、あらゆる規模の医療機関の会計・税務サポート等を行っています。 上場会社の場合は、税務申告・税務アドバイザリーは当然のこととして、決算開示、決算短信、有価証券報告書の作成及びその周辺の決算業務のサポートや、組織再編に関する、デュー・デリジェンス(※)、株価算定等の業務を行っています。 ※ 対象企業の資産の価値、収益力等を経営、財務、税務の観点から調査・分析すること

税理士のやりがいについて教えてください。

提供したサービスがお客様の成長に繋がったことを実感できた時や、お客様に満足いただけた時に大きなやりがいを感じます。税理士の仕事は、一般企業の経理業務とは異なり、お客様のために自身の力で何かを創り出すことです。お客様が抱える難題を解決し、成功に導くことは非常に大変なことですが、成果物に対して、お客様から高い評価をいただいた時には、何にも代え難い喜びを味わうことができます。 その他として大きな話になってしまいますが、日経新聞の一面を掲載されるような大型案件に関与できることや、ビジネスの最前線に身を置いて仕事ができる点もまた税理士の醍醐味だと思います。

税理士を取得するメリットとその魅力について。

税理士の資格を取得するメリットは、自分自身の強みとしてアピールできることです。就職や転職の際に有利になることはもちろんのこと、社会に出た後の仕事の場面においても必ず自分の助けになると思います。税理士という資格名が入った名刺をお客様にお渡しすることにより、お客様からの信頼感が増し、より良い関係性を築くことができます。 税務業務は経済活動がある限り、どのような業界においても必ず発生するので、税理士の勉強をしたことが社会に出て役に立たなかったということはありません。

高い年齢の方が目指される価値はありますか。

税理士の資格取得に年齢は関係ないのではないかと思います。 社会人としてのスタートが税理士で、その後、別の分野で付加価値を付けていくのか、それともある分野で社会人としてのキャリアを積み、税理士の資格を取得するのかというキャリアの順番が前後するだけの違いです。大事なのは「税理士の資格を取得して、何がしたいのか」ということではないでしょうか。 税理士はサービス業でもあります。年を取っても、お客様に対して丁重に真摯に対応できるかどうかがとても重要で、それができる方であれば、何歳になっても税理士として活躍できるのではないかと思います。

税理士の将来性についてお聞かせください。

経済活動が続く限り、将来性のある職業だと思います。そして、これからの時代会計・税務の知識や経験に加えて、他にも何か付加価値を付けることにより、更に将来性が見込めるのではないでしょうか。 たとえば、近年、大企業が税理士等のアドバイザーに求める領域も拡大していますし、高齢化に伴うヘルスケア関連の業務範囲の拡大等、常に会計・税務業界のマーケットは変化しています。 そのような時代の流れに応じて、企業のニーズをしっかり捉え、企業経営者をサポートすることできるのであれば、その将来性は無限大に拡がると考えています。

どのような方が税理士にむいているか教えてください。

企業の成長や、お客様の成功を自分の喜びに変えられるような価値観を持っている方、そしてお客様と真摯に向き合うことができるコミュニケーション能力を持つ方に向いている職業だと思います。 また、経済的な取引を会計・税務の面からサポートし、経済を動かすことに寄与したいと考えている方にも向いていると思います。

最後に受験生の皆さんにメッセージをお願い致します。

税理士試験は長期間に及ぶ難しい試験ではあるものの、取得することで今後の人生を良い意味で、大きく変化させることになると思います。勉強している時はどうしても辛い思いが先行し、近視眼的な行動を取ってしまいがちですが、忍耐力を強化し、受験はできるだけ短期集中でクリアし、早く社会で活躍することを目指してください。 これから就職される方は、どの企業に就職するのかによって活躍するフィールドが大きく変わりますので、就職先の選定が非常に重要なポイントになります。是非先輩方に相談をしてみてください。我々のような世界に興味がある方は、ぜひ、当社の門を叩いてください。

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