「答案練習をすべて提出することが、最大の効果!」 K.Sさん

K.Sさん(40歳、男性)

【合格科目】 消費税法(1)、 簿記論(1)、 財務諸表論(1)
【受講コース】 1年3科目セーフティコース(簿財アドバンス+消費税法)
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。

 

目次

私の学習方法

私が選択した講座は、簿財アドバンス+消費税の1年3科目セーフティコースです。1年目に消費税法を合格することができましたので、簿財の2科目に全力を注ぐ決意をもって取り組みました。

具体的な勉強方法は講義を聞いて個別問題集で計算問題を解き、基礎答練や解法マスターの総合問題を年末から年始にかけて繰り返し解きました。ただ財表の理論に関しては、中々手を付けられずに放置した状態が続いてしまいました。税法の理論と違って完全暗記ではなくキーワードを覚えて、作文という感じだったので、何となく書けば点数もらえるかな~という甘い考えで5月頃まで理論の勉強は殆どやりませんでした。当然ではありますが、理論が足を引っ張り、応用答練が始まってからも財表はいつも下位の成績でした。焦りしかなかったですが、税理士試験の願書を簿財2科目提出したこともあり、財表の理論に関しても他の受験生が書けそうな箇所は自分も書けるようにしなくてはと思い、クレアールの合格体験記を参考に試験までの2ヶ月半くらいは理論問題集を毎日10ページ音読しました。毎日理論を音読したことにより暗記まではいかないまでも、キーワードを抑えつつ作文できるくらいのレベルには到達したかなと思いました。

それでも財表の成績は最後まで中間より上に行くことはなかったです。計算に関しては兎に角、河野上先生の教えに従い最低7回は繰り返しました。直前答練の問題は解き捨てでと言われましたが、こちらも最低7回くらいは解き直しました。でも最初に直前答練を受けたときに今までの応用答練と段違いのレベルに驚きました。2回目の簿記論の直前答練では、クレアールの中で最下位の成績となってしまい、途方にくれましたが止まる訳にはいきません。間違えた箇所の解答を見ながら解き直し理解することに努めました。何度も繰り返し問題を解くと解ける問題、捨てる問題の取捨選択の感覚がついてきます。

試験1ヶ月前の日々の勉強は、簿記論(第1・2問セットと第3問に分け)、財務諸表論の計算問題をそれぞれ応用答練と直前答練に分けて日毎に交互に繰り返し解き、計算が終わったら、理論問題集の20ページ音読です(直前なのでペースをあげました)。ただ、直前期でも日曜日は子供と出かけて、リフレッシュする時間を大切にし、なるべく自分にも家族にもストレスにならないように勉強を続けました。

クレアールの講師・講義について

河野上先生には、消費税法の時から2年間お世話になりました。簿財の講義もとても分かりやすく講義を見るのが楽しかったです。難しい論点などは、河野上先生の体験談や実際の企業の事例を交えながら説明していただけるので、インパクトがあり、なるほど~と頷けます。

また試験対策にしても講義の中でハッキリと伝えてくださるので、迷うことがなかったです。というのも実は、応用期中盤くらいから今回の財務諸表論の受験を諦めかけていました。矛盾することを言っていますが、「私の学習方法」でも述べましたが、財表の理論を疎かにしていたこともあり、どうせ受験しても無理かなと思っていたのです。しかし、河野上先生が講義の中で「簿財アドバンスを受講しているのにどちらか1科目だけの受験はありえません。」、「財表は計算勝負。」、「財表を理論で戦おうと間違っても思わないでください。」等、ここまで明確に伝える講師がいるのかと、衝撃的でもあり、諦めかけていた自分も理論は最低限やって、計算で勝負しようと再び2科目同時合格を目指し、やる気になりました。

河野上先生の叱咤激励の言葉がなかったら、私はきっと簿記論のみの受験だったと思います。画面の向こう側から知識だけでなくモチベーションも上げて頂いた河野上先生には本当に感謝しかありません。

受験勉強をするうえでの注意点

クレアールのカリキュラムと河野上先生の教えを守ることが大切だと思います。具体的には、答練は全て提出し、間違った箇所を見返して苦手を作らないようにすることだと思います。言うのは簡単ですよね・・・。専念できる環境にあれば良いですが、社会人で仕事も家族も勉強も、って本当シンドイです。私の場合は、クレアールのカリキュラムについていく事を目標にし、カリキュラムに追いついてきたら、多少遅れても答練を提出することを目標にしました。最初から完璧にやっていくのは中々難しいですが、小さな目標を達成していくとチョットずつですが、自分のペースが掴めてきます。そうすると、いつの間にか勉強する習慣がついていて、気付くと答練の間違い箇所を見返し、解き直しをしている自分がいました。

カリキュラムから遅れて、全く勉強しない時もあって焦ることもありましたが、1日10分でも良いので続ける習慣を付けることが大切だと思います。

その他、合格までのエピソード

クレアールは非常識合格法ということもあり、全てを網羅的にやることはしません。実際、簿記論の本試験問題ではクレアールでやらなかった小売棚卸法が出ましたが、やっていないので速攻で捨て、講義や答練で何度も出た減損や本支店の問題に時間を投じることができました。

財表の理論では聞いたこともない論点の出題もされましたが、逆にやったと思いました。聞いたこともない論点なら他の受験生も殆ど書けない筈と思い白紙にしないように、問題文から言葉を引用できるものを拾いながら書きました(問題文から言葉を引用するのは、河野上先生から直前答練の解説講義で教えて頂いたテクニックだったと思います)。そして計算問題に多くの時間を投じることができました。
河野上先生の「計算勝負」という言葉に従って、繰り返し答練を解き直したことが結果的に2科目合格できた要因だと思います。財表を諦めなくて本当に良かったです。

最後に

河野上先生2年間ありがとうございました。ゼロからスタートした私が3科目合格することができました。これからも多くの受験生を合格へ導いてください。先生のご活躍を祈念しております。

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