司法書士試験<過去問題肢別チェック ■刑法「刑法総論 構成要件」>

問題1 近所の子供が喧嘩をしているのをみつけ、このままではその一方が殴られてけがをするだろうと思ったが、かかわりあいになるのを嫌い、制止しないでその場を立ち去ったため、その子供が負傷した場合、不作為による傷害罪が成立する。○か×か?

問題2 為替手形を偽造・行使して割引名下に現金を詐取しようとした場合、相手方に嘘を言って偽造手形の割引の承諾をさせたとしても、まだ偽造手形を相手方に示すなどして行使していなければ、詐欺罪の実行の着手は認められない。○か×か?

問題3 保険金詐欺の目的で、家屋に放火したり、船舶を転覆・沈没させた場合には、まだ保険会社に保険金支払の請求をしていなくとも、詐欺罪の実行の着手が認められる。○か×か?

問題4 Aは、乗用車のトランク内にBを入れて監禁し、信号待ちのため路上で停車していたところ、後方から脇見をしながら運転してきたトラックに追突され、Bが死亡した。この場合において、Aの監禁行為とBの死亡の結果との間には、因果関係がある。○か×か?
問題5 Aは、多数の仲間らと共に長時間にわたり、激しく、かつ、執ようにBに暴行を加え、隙を見て逃げ出したBを追い掛けて捕まえようとしたところ、極度に畏怖していたBは、交通量の多い幹線道路を横切って逃げようとして、走ってきた自動車に衝突して死亡した。この場合において、Aの暴行とBの死亡の結果との間には、因果関係がある。○か×か?
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