K.Sさん
受験回数:1回
行政書士を志した動機
前年に法律系国家資格に合格し、業界において行政書士資格を持っている方が多いようでしたので、私も行政書士の資格取得を目指すことにしました。
クレアールを選んだ理由
数年前に家族が行政書士試験を受験し、法律初心者ながら一発合格を果たしました。そのときに受講していたのがクレアールでした。家族からはクレアールの教材の充実さや分かり易さが合格するために必要十分のものだと聞いていました。あとは自分が努力さえすれば1年で合格できると信じることができたので、クレアールを選びました。また、他の通信講座よりも価格がリーズナブルであったのも大きな魅力でした。私は1年で合格するつもりで勉強しようと考えていましたが、不合格の場合のときのために「カレッジ2年セーフティコース」を選択しました。1年目で合格した場合、2年目の受講料は返金される制度であり、とても良心的だと思ったからです。
クレアールでよかった点
教材はPDFでダウンロードできるので、スマートフォンやタブレットで学習できることが良かったです。また、音声をダウンロードして3倍速で聞くこともできたので学習の効率化が図れました。
杉田先生の講義は、例を図と共に説明してくれたので分かり易く頭に残り、過去問を解くときに思い出すことができました。また、講義にメリハリがあり聞き流すことなく学習できました。記述問題の講義は、知識を整理することができ、本試験の記述では5割以上の点数を取ることができました。
具体的な学習方法
民法はある程度勉強したことがあったので、はじめは行政法と憲法を中心に勉強しました。
具体的には、講義を聞いて過去問を解く、の繰り返しです。間違えた過去問には日付と印を書いて、付箋を貼って何回も見るようにしました。
また、ちょっとした空き時間や本を開けない時の隙間時間のために、教材のPDFをスマートフォンのアプリに入れて、ダウンロードした講義音声を聞きながらの勉強も行いました。
1月から5月までは時間に余裕があったので、一日6~8時間程度を勉強に費やしました。6月からは専門学校が始まったので、日中に上記の勉強時間を確保することはできなくなりました。私は学校では行政書士の勉強はしないと決めて、学校に行く前にファミレス等で2時間程度、夕食後に1,2時間の勉強時間を確保するようにしました。そうすることで、メリハリができ、この場所に来たら勉強する、という条件付けが行われ勉強することへの敷居が低くなり、継続することができました。
モチベーションが落ちそうなときは、行政書士試験を受験することを宣言したことを思い出し、「合格しました!」と報告している未来を思い描き奮起しました。
また、家族が一発合格したのに自分ができないはずがないと思って、家族が行政書士試験を受けたときの勉強時間と自分の勉強時間を比較し自分を鼓舞しました。
失敗したこと
直前期には学校での実習やテスト勉強が重なり、行政書士試験勉強をすることができない日が多くなり、模試でも点数が取れませんでした。そのため、模試など新しい教材に取り掛かることをやめて、マルチパステキストを見ながら基本講義をひたすら聞くことに専念しました。それまでの勉強時間を確保することが難しいまま、本試験2週間前には「受かるはずがない」と考え絶望的な気分でした。しかし、本試験当日には、前日によく眠れたこともあって試験会場へは「模試だと思って今の力を出し切ろう。」と気軽に行くことにし、結果、合格することができました。
私の場合は模試の結果を気にしすぎて、モチベーションを保つことが難しくなってしまいました。クレアールの模試は難しい問題も入っていますので、模試が全くできなくても気にせずに基礎問題を確実に取れるように勉強をしたほうが良かったなと思いました。