M.Nさん
受験回数:2回
行政書士を志した動機
大学の頃に一度お試し受験をしました(この時は知識ゼロに等しいレベルでの受験なので上の受験回数にはカウントしていません)。翌年には社会人となり再チャレンジすることもなく10年以上が過ぎていました。ずっと自分の中で気になっていた資格だったので、今回出産で育休に入ったのを機会に勉強してみようと決意しました。
クレアールを選んだ理由
1年目は違う通信講座で勉強しましたが、不合格でした。2回目の挑戦を決めた後に、ネット等で通信講座についていろいろと調べたところ中級・上級向けの講座も充実しているのがクレアールさんだったので決めました。コストパフォーマンスも魅力でした。
具体的な学習方法
1年目
別の講座で基礎のDVDを一周。あとは演習問題、過去問を中心に勉強。
2年目
子供の昼寝時間の2時間を勉強にあてました。
直前期はそれに加えて朝早く起きて1~2時間勉強しました。
2年目の科目別
基本はクレアールのスケジュールに沿って勉強を進めました。
→8月からは毎日行政法と民法には手をつけました。
→基礎法学、商法、会社法は、前回時間をかけた割には得点をとれなかったので、クレアールのDVDと演習教材を一周したのみでした。しかし行政書士試験は1問で泣くことも少なくないので、捨てるという感覚はありませんでした。
→一般知識は足切りがあり、私はなかなか点数が伸びなかったので不安材料でした。繰り返して覚える時間がもったいなかったので、直前の10月にまとめてクレアールの教材をこなしたのみです。これについては最後まで不安でした。
クレアールのよかった点
竹原先生の講義は分かりやすいだけでなく、効率的に要点を伝えて下さり1回の講義も長くないので続けられました。例えがおもしろかったりするので、大袈裟かもしれませんが、むしろ次の講義を聞くのが楽しみに勉強していました。
私は中級コースからの講座だったので杉田先生の講義は少なかったのですが、杉田先生が「条文読みが大事」と何度も言って下さったことにより、今年の試験でとれた問題がありました。改正民法の講義も分かりやすかったです。
勉強はクレアールの教材のみで充分だったので、他に購入したのは六法と市販の模試のみです。
最後に
1度目の受験では、模試で合格点に達していたので、不合格のショックが大きく、すぐに2度目の挑戦に踏み切れませんでした。
挑戦しようと決めた後も、すでに模試で合格点の基礎があるから…と独学にするか、また通信講座を受けるか悩みました。独学でも大丈夫な方もいらっしゃると思いますが、私の場合は2年目の講座を受けなければ落ちていたと思います。
勉強の中身はもちろんですが、モチベーションも私は独学だと続かなかったと思います。
1年目で惜しくも不合格になってしまった私の過信は、クレアールの講座で目が覚めました。どんなに基礎があると思っていても、不合格ということは基礎が足りていなかったと分かりました。
クレアールさんは、そんな中級・上級者向けの講座も、基礎を見直しながら展開してくれていたので、本当に有り難かったです。
そして私は六法を1年目は購入していなかったのですが、クレアールの講師の先生は条文を見ることが当たり前とのことだったので、購入しました。これもまた六法を買っていなかったら合格はなかったと思います。
竹原先生の講義では、勉強方法についても役立つ情報がたくさんありました。例えば
- 行政法、民法は少しでも毎日継続が大事
- 深追いしなくていいところをきちんと言ってくれる
- 民法改正はまだ判例も少ないし奇問は出せないのではと予想
などなど、効率的に勉強ができるアドバイスをたくさん頂きました。
自分の努力はもちろんですが、竹原先生、杉田先生、スタッフの皆様のおかげで勝ち取れた合格だと心から思っています。本当にありがとうございました。