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2020年合格体験記「長い道のり果てに得た宝物」 小柏 順さん

小柏 順さん

受験回数:5回

 

私が初めて行政書士試験を受けたのはもう15年以上前のことです。その数年前に社会保険労務士の資格を得ており、ほかに何か法律系の資格を取りたいと思っていたところで行政書士試験の合格率が20%近くであったと友人から聞き、市販テキストを購入し受験しました。その年の合格率は2%台であったこともあり、自己採点で4割くらいの散々たる結果でした。その翌年はフォーサイトの通信教材で休みの日は図書館で終日勉強しましたがその年も合格率は4%であり得点も合格には程遠いもので、この試験は受ける年により不公平であると自分を納得させその年以降の受験を断念しました。

しかしながら折角、学んだ民法の知識を無にしたくないと思い、その後宅地建物取引主任者、ビジネス実務法務検定2級を独学で取得、3年かかりましたがマンション管理士も取得することができました。SNSで行政書士試験の合格率が最近は10%前後で推移していることを知り、家族にはボケ防止のために再度挑戦すると言い訳をしながら自分では人生で法学部法律学科出身にもかかわらず依然、箸にも棒にも掛からぬ結果となったこの試験に受からなければ、一度はこの試験から逃げた自分に悔いが残ると思い受かるまではあきらめない決心をしました。

3回目、4回目はTACの合格道場とLECの答練を使いました。勉強時間は平日1時間ほど、休みの日は3時間ほどでした。3回目(前々回)試験の時は170点で不合格、4回目は164点で不合格でした。

やはりサラリーマンの趣味としては、大手予備校のフルパック費用は捻出できず試験場でもらった、早期割のクレアール様のセーフティー講座を選ぶのに躊躇はありませんでした。正直、価格のみで選択しましたのでこれほどまでに教材が充実しているとは当初、思ってませんでした。改正民法講座から公開模試に至るまで充実した教材が送られてきて、とにかくこなすだけで精いっぱいで復習をしたのは公開模試と答練だけでした。

ただ正直、勉強時間は平日1時間、休日3時間、直前期5時間ほどでした。好きな韓国ドラマの話題作「愛の不時着」等が目白押しで息抜きと言い訳しながら息抜きの時間のほうが長くなりました。公開模試の先生の解説を見て、条文の読み込みがいかに当日、力を発揮するかを知ったのも試験3週間前でした。当然、読み込みは足りませんでした。講師の先生方はもっと条文の読み込みの努力に必要性を力説すべきではないかと、まさに後の祭りの状態になりました。

さて今回の本試験では、案の定択一で条文の読み込みが足りず、行政法での失点が多く、憲法も点が伸びなかったのですが、民法では択一を1問しか落とさず、一般常識も44点とれたため、記述以外で170点とこれまでにない好成績でしたが、記述において「無効等確認訴訟」を勘違いして「執行停止」と答え、「詐欺」を「虚偽表示」と答えるなど0点とあきらめていましたが12点もらえ、ギリギリの182点で合格していました。

行政書士六法を新たに購入し、今回の敗因が基礎が出来ていないためと自己分析し行政法と民法の講座を再視聴していましたのでうれしい誤算でした。基準点がもしや180点未満になるのではと見た合格発表で自分の番号があるとは驚きでした。他の方も言うと思いますが、これから受験する皆さんは、クレアールの教材をしっかり復習すること、条文の確認を怠らないことを徹底してください。そして本番ではとにかくあきらめずに解答してください。きっと合格の女神があなたに微笑み、一生ものの宝を授けてくれます。

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