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2020年合格体験記「知識を正確に記憶するために私が行ったこと」 山口 俊和さん

山口 俊和さん

受験回数:5回(クレアール1回)

目次

はじめに

私はこの試験勉強のなかで知識を正確に記憶することに一番苦労しました。合格して感じたのは、何となく覚えている程度の曖昧な記憶では合格できない試験であるということです。本体験記では、正確に記憶するために私がどのような学習を行ったか、その一部を記載いたします。

行政書士を志した動機

法律家として書類を作成するうえで、携わる業界の知識や会計といった法律以外の知識が必要であること、また、経営者や外国人の方など様々な人と関わる機会があり、業務の幅の広さに魅力を感じ、行政書士を志しました。

クレアールを選んだ理由

問題演習が多いことです。なかでも、私が受講した「中上級W受講コース」の「重要過去問攻略講義」では、全科目のアウトプット演習を12月から3月にかけて行うカリキュラムになっており、早期に全科目の問題演習を行える点が決め手となりました。また、Webコンテンツの「過去問Webテスト10年分」で、いつでもどこでも隙間時間を有効活用できる点も理由のひとつです。

「科目別パーフェクト答練」や「解きまくり総合答練」でもオリジナルの問題を多く解くことができました。

具体的な学習方法

(1)思い出す訓練をする

講義を聞く、テキストを読むなどは理解するうえで必要なことでしたが、受験勉強を始めた最初の数年間、受動的にそれだけを行っても、正確に記憶できるようにはなりませんでした。合格した年は、そのようなインプットの作業よりも、知識を思い出すことによるアウトプットに注力しました。アウトプットするうえでは、記憶する対象を明確にするようにしました。各論点において試験で問われることは何か、何を覚えておかないといけないかを強く意識して、それを思い出す訓練をしました。インプットした知識を自分の脳から引っ張り出して思い出すという行為が正確な記憶に繋がったと思います。

(2)テキストの使い方

テキストの各テーマに大見出し、中見出し、小見出しと構成されている場合、その見出しだけを見て、まずどんなことが書かれていたか、記憶しておかなければいけないことは何であったかを思い出す訓練をしました。また、直前期では記述対策のため、思い出した中で記述のキーワードになりそうな用語を紙に書きました。

(3)何かに関連付けてセットで覚える

行政代執行法3条に代執行の手続きがあります。その3条1項でまず「戒告」し、3条2項で「通知」します。私は戒告が先なのか通知が先なのか思い出せないことがありました。そこで、「トンネルが開通する」という言葉と関連づけてセットで覚えました。「開通(かい・つう)する」だから「戒告(かい)、通知(つう)」の順番という具合です。

(4)簡単な言葉に言い換えて覚える

民法283条に「地役権は、継続的に行使され、かつ、外形上認識することができるものに限り、時効によって取得することができる」とあります。この覚え方は、「継続的に行使=ずっと使って」、「外形上認識することができる=誰でもわかる」というように法律の独特な言い回しを簡単な言葉にそれぞれ言い換えて、「地役権の時効取得はずっと使っていて、誰でもわかる」というフレーズをまず覚えました。そのフレーズが思い出せれば、その連想から「継続的に行使」、「外形上認識」のキーワードを思い出すことができました。

おわりに

クレアールのカリキュラムは合格に必要な範囲の論点や知識に絞っているため、迷うことなくやるべきことに集中することができます。問題演習やWebコンテンツなども充実しています。あとは自分自身との戦いです。諦めずに継続して努力を続けることで合格できると思います。末筆ですが、皆様の合格を心より祈念しております。

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