熊谷 一寿さん
受験回数2回
行政書士を目指したきっかけ
福祉施設職員として勤務しておりますが、行政職員との折衝する場面も多く、法律の知識の無さをいつも感じていました。そもそも条文の意味が分からない、書いてあることが独特の言い回しでとっつきにくいと感じていました。これではいけないという思いで法律を勉強しようと思い、では何から始めるか?と考えていたところへ「行政書士」の文字が飛び込んできました。法律の勉強もできる、そして資格も取れるということが「行政書士」を目指した理由です。
クレアールを選んだ理由
市販のテキストの独学は全く考えていませんでした。初学者が市販テキストの独学で合格するほど「行政書士」は甘くないということを書店のテキストを見ただけで分かっていたからです。ではどうするのか?と考えたときに「人に教えてもらう」のがいいのであろうと考えました。WEBで模擬講義を数社体験し、さらに試験までの計画、コストを検討しクレアールを選択しました。
具体的な学習方法
基本的にはテキストと問題集を、WEB講義を見ながら5回6回とラウンドさせるという方法を取りました。とはいえ、どうしても勉強することは辛いと思いました。そこで、どうしたかというと
① スマホの使用→勤務中の休憩時間、寝る前の30分等 ② パソコンの使用→自宅から帰るとまずパソコンに向かって、テキストを開くという習慣をつける。 ③ 図書館の使用→休日は図書館に行き、環境を変える。
実はこれだけで私は「これから勉強をする」モードに変わり、集中できたように思います。
クレアールの教材について
クレアールの教材の使用方法ですが、教材が届いたらまずは開封するということ。これは「勉強をしなければならない」という状況を自分に言い聞かせるためです。 教科別で考えると・・・
憲法=条文の暗記を主としました。そして重要な判例をしっかり確認しました。
民法=私の苦手な科目でした。テキストと肢別の問題集の反復勉強を重点的に行いました。記述式問題については、竹原講師が条文を追いながら説明をしてくれていたので大変理解しやすかったです。
行政法=苦手意識はなかったのですが、答練や模擬試験では取りこぼしが何問かありました。解答を読むと理解しているのに、「なぜ、間違った解答をしているのか?」とがっかりしていました。答えは簡単で、条文や判例がうろ覚えだったからです。竹原講師が「条文はしっかり覚えてください」と何回も話されています。
一般知識=新聞やニュースでフォローできる範囲だと思います。個人情報保護関係の法律も、教材でしっかりと触れているので、あまり心配はしていませんでした。
クレアールの教材は、WEB教材で講義が受講できるので、スマホとテキスト1冊または問題集1冊で、どこでも勉強ができます。また竹原講師のポイントを絞った講義も理解しやすかったです。
モチベーションを維持する方法
2020年度試験に合格したのですが、時間がかかっての合格でした。しかし、今の生活環境を考えると私としては満足しています。人それぞれ勉強に割ける時間は違います。私自身、仕事以外はずっと勉強していたわけではありません。しかし法律の知識を増やしていくこと、それが「行政書士試験に合格する」ことだということは忘れませんでした。3年前に勉強を始めた頃と比較すると全く違う自分が存在しています。「千里の道も一歩から」と考え、そして振り返ると「かなり歩いてきたな」と思うだけでモチベーションは保てました。
最後に
「行政書士」試験はやはり難関資格であることには違いありません。この難関資格に挑んでいる人はそれぞれの目的目標があるからだと思います。皆さん、その目的目標を達成するために頑張って欲しいと思います。