吉本 昇司さん
受験回数:1回
はじめに
クレアールの皆様、一発合格に導いて頂き、ありがとうございました。講義内容はとても分かり易いものだったので、つまずくこともなく、どちらかというと楽しみながら受験勉強が出来ました。クレアールを選んだことは本当に正解だったと満足しています。
行政書士を志した動機
司法書士試験を受験した際の知識を活かして行政書士の資格も取得し、ダブルライセンスで働きたかったからです。私は年齢が50代で、現在サラリーマンとして働いていますが、定年後は士業での開業を考えています。ここ数年間は司法書士試験のための勉強をしていましたが、前年度(平成31年度)に運よく司法書士の資格を取得できたので、次の目標である行政書士の資格取得を目指すことにしました。
クレアールを選んだ理由
司法書士試験講座を受講していた経験からクレアールの講義内容や教材に対して、信頼があったこと。そして、リーズナブルな受講費用とともに、わずかな追加費用で、1年目に試験が合格できなかったときに次年度も変わらないサービスを受けることができる安心保証プラン(セーフティコース)が用意されていたことの2つが大きな理由です。
司法書士試験講座のときも安心保証プランを利用し、追加費用なしで合格を勝ち取ることができたので、このプランのメリットは実感しています。また、安心保証プラン(セーフティコース)は、1年目で合格できれば、未受講分が返金されるという点も価格の面でかなり魅力的でした。
また私の場合、働きながらの受験勉強だったので、自分の都合に合わせてWEBで受講できる通信講座だったという点も大きかったです。
学習方法
法令科目択一対策
行政書士試験の主な法律科目は、憲法、民法、会社法、行政法です。行政法以外の科目については、司法書士試験で勉強した内容と重複していて、ある程度自信があったので、初学となる行政法に重点を置いて学習しました。また、民法については、本年度の試験から改正後の知識が出題される可能性が高かったため、改正部分について、これまでの知識と混同しないように気を付けながら条文を見直しました。
学習の仕方としては、特別な対策をしたわけでもなく、講義を聴いた後にその内容に即した過去問を解くことを繰り返すのみでした。こういった資格試験では、”過去問を制する者が受験を制する。”とのことわざがあるほど、過去問の理解が重要となってくると思います。講義を聴いた直後は理解出来ていた内容でも、日が経てば忘れてしまいます。このため時間を置いてから、何度も繰り返し過去問を解くことで、自分がきちんと理解している部分とあいまいな部分とを正しく自覚するようにしました。そして、理解が足りない部分については、解説文を読み込むだけでなく、必ず六法で条文を引いて確認するように心掛けました。過去問題集は、すべての問題を10周はやったと思います。
また、過去問を解くには、Webテストがとても役立ちました。仕事中の空き時間(昼休みなど)や外出先などでもスマホで手軽に取り組むことができ、効率的な学習に役立ちました。
記述対策
記述は、この試験に合格するかどうかの重要な鍵を握っている部分だと感じたので、特に力を入れました。択一問題は、うろ覚えの知識でもある程度は正解できますが、記述は、あいまいな知識ではなかなか難しい部分もあります。問題集を解いていても、はじめから完璧な答案を作成することは難しかったので、最初は、解答を見ながらノートに書き写し、得点の鍵となるキーワードを暗記することにしました。そして、ある程度記述が書けるようになってからは、条文の接続詞などの間違えやすい部分に特に気を付けて見直すようにしました。
択一試験も、記述試験も人それぞれの対策があると思いますが、やはり法律系の資格試験、特に細かな知識ではなく、基本的な法律知識を問う行政書士試験に合格するためには、きちんと六法で条文を引いて逐一確認する癖をつけることが重要だと思います。
クレアールで良かった点
クレアールの準備したプログラムに沿って学習を進めるだけで、合格までの道標が示されているので安心して勉強することができました。また、リーズナブルな価格ですが、テキスト等の教材は2色刷りで見やすく、内容も重点項目に絞ってしっかりとまとめられていて良かったです。講義では、特に杉田先生の講義が聞き取りやすくて、わかりやすかったです。
最後に
私の場合は司法書士試験の受験者ということで、ある程度法律知識があったため、初学の方にとっては私の勉強法はあまり参考にならないかもしれません。
でも、私のように司法書士試験の勉強をし、行政書士試験の受験も考えられている方にとっては、クレアールの講座は、お金をかけずに効率的な学習でダブルライセンスを目指すことができる、とてもおすすめの講座だと思います。せっかく頑張って取得した知識を、さらに活かして、行政書士試験にも挑戦してほしいと思います。