受験回数:2回
受講コース:中上級W受講コース
行政書士を志した理由
現在は会社員として働いていますが、独立開業して、今後は自分の裁量で仕事をしたかったから。
クレアールを選んだ理由
各社の通信教育講座をWEB上の情報で比較検討して、最も効率よく学習できそうだったから。受講料が比較的安かったのも魅力的でした。
具体的な学習方法
~1回目の受験で不合格、そしてクレアールを選ぶまで~
そのため、不合格が判明した直後に、各社の行政書士講座を調べ、学習経験者用のコースがあり効率良く知識を習得できそうなクレアールの行政書士講座に決めました。
講義動画のサンプルを視聴し、杉田先生の熱い話し方にも背中を押された気がします。
学習時間の捻出方法
会社員として働きながら、合格に向けて行政書士試験の勉強をするには、毎日の学習時間をいかに確保するかが重要でした。平日に机に向かう時間を長く確保することは難しいので、朝晩の通勤電車に乗っている間を学習時間にあてることにしました。私は比較的通勤時間が長いので、座れる時間、電車を選び、テキストを読み込んだり、正解できなかった過去問の復習をしたりする時間にあてました。最初の頃は電車の走行音などの雑音が気になりましたが、慣れてくるとかえって集中でき、危うく降りる駅に気づかず乗り過ごしそうになったこともありました。
早めに出勤して始業前の30分、昼休み昼食後の30分など、細切れの時間も学習にあて、平日でも机に向かう時間以外で、2時間20分程度は学習時間が確保できていたと思います。
休日は机に向かって学習できるので、午前2時間、午後4時間程度を目標に学習時間を作るようにしました。家では落ち着いた環境でできるので、講義動画の視聴と復習、問題演習などに取り組みました。
科目別学習法
行政書士試験は基本的に法律科目の試験です。どれだけ法律の条文を正確に理解、暗記しているかが鍵となると思います。特に「行政法」は、(極論ですが)法律の条文をすべて丸暗記してしまえば、合格点に達するのではないかと思います。「小六法」で良いので、常に傍らに置き、テキストの記述が、各法律の中のどの条文のことを言っているのか、問題集で問われているは、どの条文知識なのかを常に確認すると良いと思います。
それに加え「民法」は事例へのあてはめや判例知識、「憲法」は判例知識が必要だと思いますが、それらはすべてテキストや講義動画、答練資料などで理解、知識を得ることができました。民法は条文数が膨大で丸暗記は到底できませんが、試験で問われるのはどの条文なのか、しっかり覚えておく必要があるものと、そうでないものとの判別が講義の中で詳しく説明されているので、効率的に学習ができると思いました。
〇写真1:マルチパステキストの余白には、講義で先生から説明のあった内容や自分でまとめた項目を記入して、理解の補助にしました。
〇写真2:マルチパステキストはchapter(=単元)ごとに「ポイント整理」の表が掲載されているので、そこだけをカラーコピーしてノートにまとめ、スキマ時間などに見ることで、知識の整理、定着に役立てました。
時期別学習法
私は2月初旬に講座申し込み、学習を開始しました。そこから夏頃までの時期は、各科目のマルチパステキスト、重要論点マスター講義、論点別過去問題集を繰り返し学習しました。8月の基本確認択一模試で満足できる点が取れたのですが、それで気が緩んでしまったのか、9月の公開模擬試験では散々な結果になってしまいました。そこから一念発起、今までのテキストをもう一度読み込み直すと同時に、科目別パーフェクト答練、解きまくり総合答練に必死に取り組みました。本試験に近い形式の問題演習に取り組むことで、自分が弱い論点が見えてきたので、その弱点を集中的に補強しました。さらに直前期の「民法ヤマ当て講座」、「記述式試験(民法・行政法)ヤマ当て講座」(=オプション講座)は、受講して良かったとつくづく思っています。単に本試験のヤマを当てるという講義内容ではなく、今まで学習してきた科目全体の知識の再整理をしてくださり、その中で最重要論点の解説を行うという、直前期に最適のメリハリの効いた講義でした。当初申し込んだコースにはない、オプションの講義でしたが、この2科目を受講することで直前期の重要論点の再チェックに非常に役立ちました。
竹原先生、杉田先生、ありがとうございました。クレアールの講座のおかげで合格することができました。
資格の今後の使い道
独立開業を目指したいと考えています。そのために何が必要か、実務経験を積むために一定期間事務所での勤務経験を経ることも考えています。
一方、行政書士受験へ向けて学習の習慣ができたので、次は社会保険労務士試験にもチャレンジしたいと思います。